★★★
Precious Road ドライブ旅行記 > ドライブ旅行コース >
こういうWebサイトを書いていると、ときどき読んだ方からメールを頂くことがあって、中には、私のサイトにはない、おすすめの道を紹介してくださるものもあります。そういう中で、ぜひ一度行ってみたかったのが、四国カルストでした。最初に四国ドライブをしたときは、ぐるっとほぼ一周したのですが、内陸の四国カルストへは行かなかったのです。
3年前に四国西端へのドライブをしたときは、しまなみ海道と佐田岬をまわり、鳴門スカイラインに寄っただけで、あとは高速道路で通り抜けただけになってしまい、四国旅行記の内容が薄いのも、気になっていたところです。
そこで今回は、四国カルストを走ることを第一目的とし、あとは、あまり県や地域にこだわらずに、四国の中でおもしろそうなところを回ってみることにしました。
期間
2004年4月29日〜5月3日
コース
1日目は、渋滞を避けるため、東京を昼過ぎに出発。東名高速は渋滞解消済みで、計画通り。豊田インターで降りて、伊勢湾岸道へスイッチ。接続の道路は信号が多く、待ち時間が長いのがいまいち。まあ、いずれ直結するのだから、あまり整備しても仕方ないのか。夕日を正面に眺めながらの名港トリトンは、なかなか雰囲気がよかった。湾岸長島パーキングエリアで蛤ラーメンの夕食。
亀山インターで降りて国道1号へ。鈴鹿峠越えはスイスイ走れたが、甲西町の直線部分では沿道に店が並び、流れが悪かった。通過車と買物車が混在してしまっている感じ。竜王インターへ向かった方がよかったか? 栗東インターから名神高速に乗り神戸へ。阪神高速のETC特別割引を今回初めて使用した。阪神高速を走りながらの神戸は夜景はきれいだということを、今さらながら認識。神戸ポートアイランド泊。
2日目は、明石海峡大橋で淡路島へ。淡路サービスエリアのミスタードーナツで朝食。鳴門大橋を渡って、四国上陸。高松自動車道の板野インターで降りて、藍住インターから徳島自動車道へ。ここまで高速道ができていて、ここが接続していないのが不思議だ。井川池田インターで降りて、祖谷街道へ。かずら橋の近くの店で、山菜丼と祖谷そばの昼食にしたが、いまいち。
国道319号で西の金砂湖へ。翠波高原で菜の花畑を見て、法皇スカイラインを走る。川之江へ下って、国道11号を西進するも、流れがいまいち。イオンショッピングセンター新居浜の案内看板に従って、県道13号壬生川新居浜野田線へ入ったら、こちらの流れはよかった。夕食の店を探しながら走るも、結局はイオン内の店「かかし」で、うどん等のセットの春日御膳の夕食。これはよかった。新居浜泊。
3日目は、県道13号壬生川新居浜野田線でさらに西へ進み、国道194号で寒風山へ。朝のテレビニュースで、東京近郊の高速道路は大渋滞と報じられていたのに、この国道はガラガラで、前の車に一度もつかえることがなかった。四国の人は、ゴールデンウィークなのがわかっているのか心配になる。旧道経由で村道瓶ヶ森線へ。危惧したほど、そんなに混雑はしていなかった。石鎚スカイラインで降りた後、南下して県道328号
柳谷美川線へ寄り道したが、ここは予想以上の収穫だった。
狭い国道440号で登り、いよいよ四国カルスト縦断線へ。しばしの草原ドライブは、やはり気持ちいい。レストランのメニューはいまいちだったので、天狗高原の売店で牛乳パンを買って昼食。
東津野城川林道の東線で南へ降りて、道の駅ゆすはらで休憩。燃料切れランプが点灯してしまい、JAの梼原給油所で給油したが104円/Lと高くはなかった。狭い国道440号で南側から再び四国カルストへ登り、今度は東津野城川林道の西線で降りるという、四国カルスト三昧ドライブ。
国道197号・国道320号と走り繋いで宇和島へ。夕食の店を探して市街を走りまわるも、見つからずにホテルにチェックイン。ホテルのレストランで「なんとか汁定食」という夕食にしたが、郷土感もあり、なかなかよかった。宇和島泊。
4日目は、まず国道56号で南下。西海道路で高茂岬を巡る。宿毛から国道321号で南下し、王堂海岸・柏島へ寄り道。国道321号へ戻り、道の駅土佐清水で、野菜うどんの昼食。
足摺スカイラインで足摺岬へ向かうも、県道27号足摺岬公園線と合流した先で渋滞行列。ぜんぜん進まず、駐車場の空き待ちのような感じだったので、Uターンして県道27号足摺岬公園線で西へまわる。こちらのマイナーな展望台はガラガラ。
国道321号で北上して中村市へ。ホテルを探すも見つからず、宿毛や宇和島もダメ。観光ホテルは混んでいても、ビジネスホテルならこれまで見つからなかったことはないのだが…。明日の天気がよくなさそうなこともあり、帰ってしまうことにする。
4日目〜5日目。国道56号で北上。車が多くて行列走行。須崎市の手前からついに渋滞開始。バイパスへ右折してからは快走できたので、接続の仕方が悪いのが原因だと思う。ふつう、バイパス側が道なりメインで、旧道側を分岐にしないか?
高知自動車道に乗るも、南国〜大豊間で渋滞10キロの表示。高知インターでいったん降りて、近くの中華屋で野菜ラーメンとシュウマイの夕食にした。食事後も渋滞10キロは変わっていなかったので、国道32号で北上。峠越えのワインディング道だが、流れはよくてスイスイ。
大豊インターから高知・高松自動車道→瀬戸大橋→山陽・中国自動車道→名神高速と走って、京都通過が午前2時頃。大津サービスエリアは満車で駐車できなかったので、それからはSAでなくPAで休憩していくことにする。小雨が降り出したが、ACCが使えないほどではなかったので助かった。名古屋の手前でさすがに疲れてきて、1時間ほど仮眠。東名高速に移り、名古屋通過が午前5時頃。夜が明けてくるが、霧でどんよりした天気で、ライトは点けたまま。静岡あたりで流れが詰まってくることがあったが、追越車線をダラダラ走っている車が原因のようだった。沼津からすいてきたので、伊豆半島への車が多かったのか? 海老名サービスエリアは、入口の道に行列ができてしまっているのを横目で見ながら通過。東京に9時着。反対方向の東名下り線は、渋滞25キロとラジオで言っていた。
ゴールデンウィークながら、渋滞らしい渋滞にハマッたのは国道56号だけだったのは、まあよかった。
総走行距離:2481km、平均燃費:14.1km/l、平均速度:54.3km/h
使ったガイドブック
ワンダードライブ関西 中国・四国 2000-01年版 まっぷるマガジンD5 役立ち度 :★★★☆☆
京阪神からのドライブベストコース '98 マップルマガジンD5A 役立ち度 :★★☆☆☆
らくらくドライブ京阪神 2004-05年版 まっぷるマガジンD5 役立ち度 :★☆☆☆☆
ツーリングマップル中国・四国 2003年4月 3版1刷 役立ち度 :★★★★★
徳島県の目次へ 愛媛県の目次へ 高知県の目次へ