Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 兵庫 >

道路 橋 明石海峡大橋

 世界最長の吊り橋

 本州四国連絡橋の1つで、神戸淡路鳴門道の一部。
 白い色の吊り橋で、夜はいろいろな色とパターンでライトアップされる。
 パールブリッジ
という愛称があるが、あまり使われていないようだ。

 2本の主塔間の距離が1991メートルで、これは世界最長。長さが半端なのは、阪神淡路大震災で塔の位置がずれて、予定より1メートル長くなってしまったらしい。
 全長は3911メートル、主塔の高さは約300メートルある。

 片側3車線ある広い道で、基本的に走りやすい橋。
 ただ、この橋の上や前後では、追い越して前へ入ったくせに、減速する車によく出くわすんだよなぁ。そういう車が多い場所なのか、私と相性がよくないのか?

 北の本州側は、すぐに舞子トンネルへ入ってしまい、全長3キロ以上とけっこう長い。
トンネルの先に垂水インターがあり、そこが最初の出入口。垂水ジャンクションでは、第二神明道路北線・阪神高速5号湾岸線と接続し、日本一の面積のジャンクションらしい。道路がグルグルとぐろを巻いている。

 本州側の橋のたもとには、舞子公園がある。ここの駐車場は有料で、利用時間制限あり。
 舞子公園の中に、橋の科学館があり、明石海峡大橋について詳しく知りたい場合は、ここへ入るといいだろう。
 舞子海上プロムナードは、明石海峡大橋の内部に作られた展望施設で、橋の上で食事もできる。
 近くにある五色塚古墳の上も、明石海峡大橋を望む展望場所と言える。

 南の淡路島側には、淡路サービスエリアがある。明石海峡大橋を眺めるには、おすすめのところ。淡路インター淡路ハイウェイオアシスが併設されている。
 淡路島側の橋のたもとには、道の駅あわじがある。

 ブリッジワールドというツアーで、主塔の上へ登ることができる。

明石海峡大橋

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :★★★☆☆
景色のよさ  :★★★★★
走りやすさ  :★★★★★
行った日時 :2001年8月3日(金) 20時頃、 2006年8月16日(水) 10時頃、 2008年4月29日(祝) 18時頃、 他

明石海峡大橋 舞子海上プロムナードの通路から降りる階段展望地 ブリッジワールド

 明石海峡大橋の塔の上に登るツアー。

 予約制で、大人2100円。(追記:2009年より3000円になった。)
 明石海峡大橋の本州側のたもとにある、橋の科学館が集合場所。駐車場は舞子公園のものを利用。トイレには事前に行っておいた方がいい。

 集合時間になると、橋の科学館の玄関に、仮設の受付ができる。
 受付後、2階の会議室へ入り、名前の割り当てられた席につく。1回約30人で、3つの班に分けられる。これは塔のエレベーターの定員のためだろう。
 ここで、ツアーの注意事項と、明石海峡大橋についての説明を受ける。
 全員、おそろいの青いジャンパーを着る。移動中に、一般の人から区別するためだろう。安全のため、ヘルメットをかぶる。
 イヤーレシーバーを付けて、無線で注意事項や説明を聞くことができる。
 塔の上から物を落としてしまうと、下ですごいことになるので、カメラや携帯電話は、首からぶら下げる。ストラップは貸してくれる。

明石海峡大橋 作業用通路 1階の橋の科学館の展示室へ移動し、模型や展示パネルを見ながら、明石海峡大橋についての説明を聞く。
 立体映像シアターやビデオを見たり、積み木のアーチ橋を作ったりする時間はないので、じっくりと見学したければ、ツアーとは別の時間に入った方がいいだろう。

 ついで、舞子海上プロムナードへ移動。エレベーターで上がった後、その通路の途中から、下の作業用通路へ階段で下りる。ここからは、ふつうは入れないところ。(右上写真)
 作業用通路は、わりと幅はあるが、金属のメッシュの床なので、真下の海が見えてしまう。足元を見ていると、足がすくんでしまうので、前の遠くの方を見ながら歩くのがコツとのこと。(右写真)
 本州側の塔の下まで、歩いて15分ほど。途中でいろいろと説明してくれるので、飽きることはなかった。

 1班毎に塔のエレベーターに乗り、いよいよ塔の上へ。
 エレベーターを降りたところは、さすがに作業用の空間で狭かった。
 そこから階段を登ると、塔の2本の柱をつなぐ水平の棒の上へ出る。着いたところで、班ごとに記念撮影し、あとは自由見学。まあそんなに広さはないのだが。
 高さ289メートル。東京タワーのてっぺんよりは低いが、特別展望室より高いという説明。本州側と淡路島側をそれぞれ望むことができて、展望は素晴らしい。展望案内用に、床に周囲の地図が貼ってあった。

明石海峡大橋 神戸側  明石海峡大橋 淡路島側

 帰りも1班毎にエレベーターに乗り、下に全員そろったところで、歩いていく。
 帰り道は、横の細い通路への寄り道もあった。

 舞子海上プロムナードへ戻ったところで、休憩時間がある。記念写真の現像時間でもあるという話だった。ここで展望室から景色を眺めたり、通路を一周したりできるので、このツアーに参加するのなら、舞子海上プロムナードへは別途入らなくてもいいだろう。
 橋の科学館の会議室へ戻り、記念写真と登頂認定証をもらって、アンケートを書くと解散。
 10周年記念という話で、ふつうは何百円かで売っているという明石海峡大橋のポスターもくれた。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★★★
行った日時 :2008年4月29日(祝) 14〜16時頃

Webリンク 本州四国連絡高速道路(株)のサイトより、ブリッジワールドのページ (別ウィンドウに開く)

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所