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● 垂水のドライブスポット (たるみ)

公園 舞子公園県立舞子公園から望む明石海峡大橋

 明石海峡大橋のたもとにある県立公園。

 国道2号から、明石海峡大橋の下の十字路で、南へ入る。県道487号平野舞子停車場線からは直進で入る。
 一般車用駐車場は2つあり、どちらも左へ入ったところだが、手前側が屋外駐車場で、奥側が地下駐車場。利用時間は9時〜21時半で、1時間200円。

 公園内には、舞子海上プロムナード橋の博物館孫文記念館という各有料施設がある。
 橋の東側には芝生広場があり、シートを広げてくつろいでいる人たちがいくつか。夢レンズという輪型のモニュメントがあった。(右写真)

 公園は国道2号の両側にまたがっていて、2本の歩道橋で連絡している。
 国道2号より内陸側は、橋より東側は松林で、遊歩道が巡らされている。歴史のある松林らしい。(右下写真)
 橋の西側は、JR山陽本線・舞子駅。2階がペデストリアンデッキになっていて、花壇があった。そのまま国道2号をまたぐ歩道橋につながっている。

 公園の西端には、舞子砲台跡がある。

 車で真上の明石海峡大橋へ入ろうとすると、垂水インターまで北上しなくてはならず、わりと遠い。一般道を約15分。垂水インターから明石海峡大橋を渡って淡路島までは、その半分以下の時間で行けるのに。

舞子海上プロムナードから望む舞子公園  舞子公園の松林

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2008年4月29日(祝) 12時頃

Webリンク 兵庫県園芸・公園協会のサイトより、舞子公園のページ (別ウィンドウに開く)

展望地食事処 舞子海上プロムナード舞子海上プロムナード

 明石海峡大橋の中にある展望施設。

 舞子公園の有料駐車場を利用。
 入場料は、大人300円。券を売るのは自販機だが、きれいなお姉さんがもぎってくれる。

 1階には、明石海峡大橋の説明ビデオがあり、所要時間が書いてあったのは親切だが、けっこう時間が必要そうだったのでパスした。

 エレベーターで上ると、橋の車道の下にある通路へ。その途中に、海上の丸木橋がある。周囲は厚いガラス張りなので、下には落ちないのだが。丸太の上を渡るか、あえてガラスの上を歩くかは、その人しだい。

 展望ラウンジには、左右両側に、無料の双眼鏡と、ガラスに刻んだ展望案内図がある。(右写真の中央)
 明石海峡大橋の主塔の上にあるカメラを操作して、その映像を眺められるものもあった。
 売店は、まあこのあたりの地域のみやげ物を販売。
 喫茶軽食コーナーは、前金制・セルフサービスで、できると番号を呼ばれる。

 さらに奥へ通路があって、ぐるっと一周する。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2008年4月29日(祝) 12時頃

観光施設 橋の科学館橋の博物館

 明石海峡大橋をはじめとした、橋についての展示施設。

 舞子公園の有料駐車場を利用。
 入場料は大人200円だが、建物入口の売店と休憩室までは、無料で入れる。

 展示室の周囲に沿って、明石海峡大橋のできるまでを、パネル・模型・ビデオで展示。
 中央部には、明石海峡大橋だけでなく、瀬戸大橋しまなみ海道についてのビデオもあった。
 積み木で作るアーチ橋が置いてあったのは、体験系。
 天井には、明石海峡大橋を作る前の風洞試験で使ったという、大きな模型がぶらさがっている。

 立体映像シアターでは、30分毎に2本の映画を交互に上映していた。専用の眼鏡をかけて見るしくみ。まずこの上映時間をチェックして、その空き時間に展示を見て回るのが、効率がよさそうだ。

 それほど広くはないのだが、ボタンを押すとスタートするビデオがかなりあるので、全部ていねいに見て回ろうとすると、けっこう時間がかかりそう。

 売店コーナーは、橋関係の小さなものだが、明石海峡大橋に使われたものと同じケーブルを200円で売っている。

(追記:2010年3月20日に館内をリニューアル。料金は300円になったらしい。)

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年4月29日(祝) 13時頃

Webリンク JBハイウェイサービス(株)のサイトより、橋の科学館のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 舞子砲台跡舞子砲台跡

 幕末に、外国船に備えて大砲を置いた場所。

 舞子公園の西端にある。
 ただの跡だろうと思って近づいていくと、大砲の形をしたものが見えてきたので、おっ、復元したものがあるのか、と思ったら、ベンチだった。でも、なかなか凝っている。

 カラー写真付きの説明板があり、国指定史跡で、「明石藩舞子台場跡」が正式名称とのこと。西洋の要塞を参考にした稜堡式という型式で、すべて石で積まれた例は国内で他になく、貴重なものらしい。
 残っていて公開されているのは石垣のごく一部で、当時の姿は想像するしかない。この場所をどれだけ味わえるかは、その人の想像力によるところ大だろう。

 すぐ裏はマンションの一室で、そこの犬に吠えられてしまった。観光客が来るたびに吠えているのか? 舞子公園の中でも、あまり人が来ないところなのかも。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年4月29日(祝) 12時頃

観光施設展望地 五色塚古墳五色塚古墳

 明石海峡大橋を望む、前方後円墳。

 第二神明道路・高丸インターから、垂水方面へ南下していき、約2キロ。垂水駅より手前の交差点で、急角度に右折。400メートルほどの十字路を左折。案内表示はなかったと思う。T字路(↑)で古墳にぶつかる手前右側に、駐車場がある。無料で40台分くらい。

 古墳は柵で囲まれていて、出入口は西側中央の1箇所だけ。古墳を眺めながら歩いていき、入口まで約3分。
 駐車場に「利用の方は管理事務所に申し出てください」と表示されていたので、管理人らしき人に声を掛けると、記帳してくださいと言われただけだった。管理事務所に入り、代表者の氏名と住所と人数を記入。
 事務所の脇には、トイレとベンチがあるが、古墳の上にはベンチなどはなく、飲食・喫煙禁止。
 利用時間は午前9時〜午後5時で、休園日は月曜(休日の場合は翌日)と年末年始という表示。

 なかなかの大きさがあり、長さ194メートルで、兵庫県最大とのこと。国指定史跡。
 後円部の上には、円筒埴輪と朝顔型埴輪の列がレプリカで再現されている。もともとは3段の埴輪が並べられていて、全部で約2200本あったとのこと。
 古墳の上からは、明石海峡から大阪湾を見渡し、明石海峡大橋がよく見える。海を見おろす場所につくられているのは、海と深いかかわりのある人が葬られているのだろうという説明だった。
 入口と反対側へ降りたところには、四角く盛り上がったところがあり、マウンドというようだ。ところどころに説明板があるので、わかりやすい。
 その大きさと、海への眺めのよさは、なかなかのもの。ごちゃごちゃした神戸市街にあって、ここだけ異空間という雰囲気だった。

 西隣には、小壺古墳という円墳がある。ここには入れない。
 周囲は住宅地で、古墳の柵に沿って道路があるが、南側だけは山陽電鉄本線の線路なので、一周はできない。

写真有 五色塚古墳 写真集

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年4月30日(水) 16時頃

 

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