★★★
Precious
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安芸灘とびしま海道
本州から7つの島をつなぐ、7本の橋。
正式名は、安芸灘諸島連絡架橋。最初の橋だけ有料だが、あとは無料。
吊り橋、トラス橋、斜張橋、アーチ橋と、いろいろな形の橋を渡っていけるのが楽しい。どうせなら、全部ちがう形にすればおもしろかったのに。
個々の橋への案内標識はあったが、「安芸灘とびしま海道」や「安芸灘諸島連絡架橋」という案内標識は見かけず、1本の道としての連続性や一体感は、現地では薄かった。
橋は全部2車線道。島内の道路も、橋と橋をつなぐメインルートは、ほぼ2車線道なので、全体として走りやすい道といえる。最後の岡村島は愛媛県になり、そこに入ると道が狭かったが。
橋の数が多いので、それぞれ橋についてはページを分けた。このページ内には、各橋のページへのリンクと、島内の道路について記す。
安芸灘大橋 (1号橋) 本州〜下蒲刈島(しもかまがりじま)
広島県道74号下蒲刈川尻線の一部だが、有料の吊り橋。
安芸灘大橋を渡ると、坂道を降りていく途中に白崎園がある。(右写真)
平地に出て、道なりに県道74号下蒲刈川尻線を走っていくと、港の内陸をぐるっと回っていく。ふつうに走れる2車線道。
道路上に、天神鼻公園への案内標識があるのだが、そこへの道はすごく狭いので要注意。
蒲刈大橋へ向けて十字路を右折した後は、山の中腹を走っていく。ここは蒲刈広域農道になるようだ。眺めはいいが、無料で車を止めて景色を眺められるようなところは、見あたらなかった。ここも2車線道だが、カーブがつづく。
T字路(←)を直進で、蒲刈大橋へ。左折すると、海沿いの県道74号へ降りる。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 11・16時頃
帰りは、上記の県道74号と蒲刈広域農道との十字路を直進してみた。
天神鼻トンネルで海沿いをショートカットしていき、こちらの方が近道だった。まあたいした距離の違いではないが。
ここはセンターラインがない1.5車線道だが、普通の乗用車であれば通行に問題ない。(右写真)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 16時頃
蒲刈大橋 (2号橋) 下蒲刈島〜上蒲刈島
蒲刈広域農道の一部で、トラス橋。
蒲刈大橋を渡った直後に、であいの館があり、この安芸灘びしま海道の沿道で一番利用しやすい、みやげ物店。
坂を降りていくと、道なりで県道287号上蒲刈島循環線へ入り、島の南岸を走っていく。
走りやすい2車線道で、海に沿って走っていくが、工場だか採石場だかがあるのが、景色的にちょっと難か。
恋ヶ浜から内陸へ入り、道なりで県道356号豊浜蒲刈線へ移る。
大浦トンネルを抜けると、その直後が豊島大橋。ここまでずっと2車線道。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 12・15時頃
下蒲刈島の中央を南北に横断する道。
南北両端とも、下蒲刈島を周回する県道287号上蒲刈島循環線に接続する。
2車線道で、坂を登って、蒲刈トンネルを抜けると、坂を降りていき、田戸の集落へ。
それほど距離もなく、なんということもなく、通り抜けてしまった。広域農道という快走感を感じる間もなかった。(左下写真)
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 12時頃

下蒲刈島の北側の中腹を走る道。
県道287号上蒲刈島循環線の田戸トンネルの東から、桂の滝への案内矢印に従って進むと、この道に入った。
1.5車線幅の坂道を登っていくと、しだいに眺めがよくなっていく。道は狭いが、瀬戸内海を望む景色はいい。(右上写真)
桂の滝へ向かったので、走ったのは途中までだが、滝を見ることはできなかったので、この道を走っていった方がよかったかも。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 12時頃
豊島大橋 (3号橋) 上蒲刈島〜豊島(とよしま)
県道356号豊浜蒲刈線の一部で、吊り橋。
豊島の道 豊島大橋〜豊浜大橋
豊島大橋から坂を降りると、島を周回する県道354号豊島線へ入り、島の北岸を回っていく。白いセンターラインの2車線道。(右写真)
豊浜大橋へは、途中から山の中腹を走る道へ入る。海の眺めがよかったが、車を止めて景色を眺めるようなところは、見当たらなかった。この道は、海沿いの市街地を走る県道の、バイパスのような役目もあるようだ。ここも2車線道。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 13時頃
帰りは、島の南岸を回ってみた。やはり県道354号豊島線。
最初の市街地内は狭いが、それを抜けると快適な2車線シーサイドロードで半周できた。南回りもおすすめ。(右写真)
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 15時頃
豊浜大橋 (4号橋) 豊島〜大崎下島(おおさきしもじま)
大崎下島広域農道の一部で、トラス橋。
豊浜大橋を渡って坂道を降りていくと、島を周回する県道355号大崎下島循環線に出る。島の北岸を東へ進む。
海沿いを走っていくシーサイド・ロードで、沿道には駐車スペースがぱらぱらとあった。
ほとんど2車線道なのだが、なぜか1か所だけ狭まっているところがあった。崖が海に迫っているというわけでも、家があるというわけではなく、誰か土地を売り渋っている人がいるのか?(右写真)
中央付近に久比の集落があるが、海寄りを橋でショートカットできる。ここだけ、T字路(→)を左折。
T字路(←)で平羅橋へ接続する。
なお、その先の御手洗(みたらい)の町並みは、国選定の重要伝統的建造物群保存地区になっているらしい。足をのばせばよかったかも。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 13・15時頃
平羅橋 (5号橋) 大崎下島〜平羅島
大崎下島広域農道の一部で、斜張橋。ここから3本の橋が、安芸灘オレンジラインになる。
平羅島の道 平羅橋〜中の瀬戸大橋
小さな島で、無人島らしい。斜面の中腹を走る2車線道で、通過していく。沿道には、柑橘類の畑があるくらい。
島の名前の読み方をインターネットで調べると、「へいらじま」よりも「へらしま」と書いてあるところが多い。橋の名前はひらがなで「へいらばし」と書いてあるので、それはまちがいないが、島の名前と橋の名前で、読み方がちがうというのも、おかしな話だと思うけど。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 13・15時頃
中の瀬戸大橋 (6号橋) 平羅島〜中ノ島
大崎下島広域農道の一部で、アーチ橋。安芸灘オレンジラインを構成する。
中ノ島の道 中の瀬戸大橋〜岡村大橋
小さな島で、無人島らしい。斜面の中腹を走る2車線道で、通過していく。沿道には、柑橘類の畑があるくらい。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 13・15時頃
岡村大橋 (7号橋) 中ノ島〜岡村島
大崎下島広域農道の一部で、アーチ橋。ここまでが、安芸灘オレンジラインのようだ。
岡村大橋を渡り、坂を降りていくと、海沿いの道へ出る。
ここまでの安芸灘とびしま海道は、ほとんど2車線道だったのだが、ここからは1.5車線道へグレードダウン。県格差か?(右写真)
県道177号大下白潟線へ入り、島の南岸を走っていく。観音崎を回ると、ナガタニ展望台の入口がある。
岡村港をすぎると、1車線区間も登場する。
東端近くまで来ると、その先の小大下島(こおげしま)はすぐ目の前だが、もう橋はかかっていない。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 14時頃
県道の終点から先は、大型車は通り抜けできないという表示。1車線の狭い道だが、普通車なら海沿いを一周できた。
のんびりとした感じの、ローカルなシーサイド・ロードで、なかなか味わいがあった。
北端の正月鼻に、正月鼻古墳公園がある。目立ったものはそれくらいだが、適当なところで車を止めて、海を眺めてくつろげる。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2009年5月5日(祝) 14時頃
安芸灘とびしま海道の全体構想としては、大崎上島への8号橋まであるが、そこは具体化していない。
広島県のサイトより、大崎下島広域農道のページ (別ウィンドウに開く)
ドライブのつづきは…
→この安芸灘諸島を上から見渡すなら、さざなみスカイラインへ。 (国道185号・芸南街道を東へ2キロ)
→さらに本州から橋で島へ渡るなら、大芝大橋へ。 (国道185号・芸南街道を東へ15キロ)
→本州側の海沿いローカル道を走るなら、県道279号広仁方停車場線へ。 (国道185号・芸南街道を西へ3キロ)