★★★
Precious
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伊豆スカイライン
伊豆半島を縦断する、尾根づたいのスカイライン。
■ プロローグ 県道111号
遠笠山富戸線
国道135号の富戸(ふと)付近から、県道111号
遠笠山富戸線へ入る。伊豆高原ビールから1キロくらい南。伊豆スカイライン入口という大きな標識が出ている。
走りやすい2車線道で、沿道には桜もちらほら。
春なら、この区間は大室山の北側を回る道もおすすめ。公園沿いの道で、沿道の花がきれいだ。
先へ進むにつれて、だんだん登りとなり、カーブもきつくなってくる。逆方向に走った場合は、スカイラインを出たあと、県道のカーブにスカイラインのようなつもりで進入してしまうと、速すぎてしまう。
■ 本編
遠笠山へと向かう県道と分かれると、いよいよ料金所が現れる。ここからが伊豆スカイラインだ。
この天城高原の料金所では、どこまでか聞かれて前払いなので、出るインター名を頭に入れておく必要あり。(反対方向の熱海峠インターから入るときも同様)
ほどよいワインディングの道がつづく。
途中、いくつか広い駐車場があるが、あまり眺めはよくない。景色のためには止まる価値なし。
沿道には桜がけっこう並んでいてきれいだった。(右写真)
桜の最盛期は過ぎていたものの、周囲の山々は、桃色や白色の混じった明るい緑色に彩られていて、「春」を感じることのできるスカイラインだ。
巣雲山駐車場までくると、ようやく眺めが得られる駐車場になる。ここからは、巣雲山に登る道がある。
亀石峠インターには、スカイポート亀石という、この道唯一のサービスエリアがある。トイレ、みやげ物屋、レストランあり。平日だったせいか、アイスクリームなどの軽食窓口は閉まっていた。
後半の北寄りの方が、道からの眺めがよい。駐車場にも、景色のために止まる価値が出てくる。
玄岳インターの付近は、草原が広がり、視界が大きく広がる。ここはもっと緑の濃い季節がよさそう。(左写真)
滝知山は、脇道に入ると、車で頂上まで登れる。
もっと若いころだったら、もっと攻めてたんだろうなぁ、と思える道で、ペースの速い車もけっこういたが、このときは景色を見ながら、のんびり走ってしまった。
出口の熱海峠インターの料金所では、通行券を差し出す。いったん受け取ってから、ミシン目で半券を切り取り、残りを再び返してくれるのかと思ったら、私が半分手に持ったまま、残りの半分をサッと切り取った。さすがにプロだ。なお、この技を見るためには、向こうが取る方を先に差し出す必要があることは、言うまでもない。
全線2車線道。全長約40キロのロング・スカイライン。
天城高原〜熱海峠の全線で普通車960円。静岡県道路公社。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆ (平日のせいか、時間のせいか、思ったよりすいていた)
行った日時 :2001年4月11日(水) 15〜17時頃
静岡県道路公社のサイトより、伊豆スカイラインのページ (別ウィンドウに開く)
(追記)2009年11月1日から2011年3月31日まで、社会実験により、通行料金が最大200円とのこと。
(周辺道路)
熱海峠からつづいて北上する道は、県道20号熱海箱根峠線になる。
1キロ弱で、十国峠のレストハウスとケーブルカーがあり、峠の上の展望所まで登ることができる。
この道は、十国スカイラインという名もあるようで、道的にも伊豆スカイラインと同じような感じのワインディング2車線道。
センターラインはほとんど黄色で、すこしだけ白のところもあるが、たいした直線はないので、追い越しは難しい。バイクや速い車に後ろに着かれてしまっても、先に行かせるような場所がほとんどないのが難だ。休日は、一番遅い車を先頭にした行列になりがちだろう。
湯河原峠まで来ると、湯河原パークウェイとトーヨータイヤ・ターンパイク箱根伊豆連絡線との分岐がある。
その先も広めのワインディング2車線道。アップダウンはあまりない。センターラインは白と黄色が混在。
沿道の駐車スペースは最後の方に集中している。逆方向に走るときは、休憩するなら早めに止まっておいた方がいい。
箱根峠で国道1号に出る。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2001年4月11日(水)
17時頃、 2009年4月11日(土) 14時頃(箱根峠〜湯河原峠のみ)
伊豆スカイラインの冷川インターから、東の伊東市・伊豆高原を結ぶ道。
かっては有料道路だったが、2008年7月より無料となり、県道12号伊東修善寺線の一部となった。伊東〜冷川間に県道12号が2本あるうち、南側の方。
奥野ダム・松川湖の北から、冷川トンネルを抜け、県道112号中大見八幡野線との交差点までが、有料道路の扱いだった。
全線黄色いセンターラインの2車線道で、大きなカーブはあるものの急カーブはなく、道幅は十分あり、まあ走りやすい道と言える。
沿道には、家や店はまったくない。ひたすら森の中。
展望スペースはおろか、ちょっとした休憩スペースすらない。かって料金所があった場所は、車道の両側に柵が置かれて、車を止められないようになっていた。ただ走り抜けるだけの、つまらない道。
休憩には、東側の奥野ダム・松川湖畔に、無料駐車場がいくつかある。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2009年1月24日(土) 16時頃