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道路 海日本の道100選 日南フェニックスロード  Precious Road

 景色のよさでは屈指の南国シーサイド・ライン日本の道100選のひとつ。
 たぶんこの道のレポートは多いと思うので、ここではあえて、有料の施設はすべてパスして、無料のところばかりで休憩している。題して、「タダで楽しむ日南フェニックスロード」。ただ、終点の都井岬は通行自体が有料なので、「なるべくタダで楽しむ日南フェニックスロード」かな…

国道220号  宮崎〜南郷

 宮崎市から南下する。正確に言うと、県道27号 宮崎北郷線で来て、県道368号を経由して、木花駅付近から、この国道へ入った。
 中央にグリーンベルトのある4車線道。小雨がぱらつく天気だったのは、この道を楽しむには残念なコンディションだった。

 加江田川を渡った後、この国道は2つに分かれるが、海寄りの古い方の道へ入った。2車線道になる。青島は有名な観光地らしいが、あたりの駐車場は有料なのでパス。
 道としては、とくにおもしろみのない市街地の中の2車線道で、黄色いセンターライン。

国道220号 堀切峠 ずっと内陸を走ってきた後、堀切峠でついに日南海岸へ出る。いきなり断崖の上だ。
 道が海に出るすこし手前に駐車スペースがあったのだが、気づいたときには通りすぎていた。
 代わりに、その先にあるドライブインの広い駐車場へ入った。なにか買わなきゃ有料、というようなことは言わない太っ腹な店だった。それとも、駐車場の部分は公設だったのかな?
 崖の上から、岩壁の海岸を見渡すことができる。もっとも、ここからずっと、そういう景色を堪能できるんだけどね。

 内海(うちうみ)、小内海(こうちうみ)とすぎ、日南市との境のいるか岬には、突端部に駐車場が作られている。

 さぼてんハーブ園の近く、瀬平崎も突端部が駐車場になっていて、日南海岸を見渡すことができる。海の彼方に青空が覗いてきて、天気が好転してきた。こういう道は、やはりこうでなくては。

 サンメッセ日南のあたりにも、道路脇の駐車場がある。ここからは、細い道で下の岩場へ降りていくことができるので、日南海岸を間近で味わうことができる。

 鵜戸崎(うどさき)では、鵜戸トンネルを通らずに、海側の脇道へ入り、鵜戸神宮鵜戸崎灯台を見物。(神宮の本殿まで行って、お賽銭をあげるかどうかは任意です)

日崎 2キロくらい先の日崎では、駐車場から下の岩場まで階段で降りていける。ここでは、洗濯板みたいに段々になった岩の上を歩ける。こういう形の岩が日南海岸の特徴らしいので、ここはおすすめしておく。(左写真)

 県道434号との交差点、風田のあたりから、道はいったん内陸へ入る。
 油津の3キロくらい先の猪崎鼻(いざきばな)は公園となっていて、沿岸の島々を眺めるのに絶好のポイント。

 ここまで、道は2車線道ですんなり走れる。センターラインは黄色が多く、前につかえたら、あきらめるか、休憩するかという感じ。交通量が多いときでなければ、快走できると思う。
 南郷から国道220号は、内陸へ入っていく。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2000年8月3日(木) 10〜13時頃

国道448号  南郷〜都井(とい)

 南郷市街で、フェニックスロードは国道448号へ移る。右折・左折するが、国道なので標識は整備されている。都井岬という方へ向かえばよい。国道448号

 観音崎の向かいの亜熱帯植物園の入口には、駐車場と新しいトイレあり。その先にも、道路脇の駐車スペースは随所に用意されていた。

 串間市に入る。石波浜は、渚百選のひとつの砂浜。
 400番台の国道に移ったせいか、すこし狭めの2車線道となってくるが、それはそれで味わいがある。海沿いの崖の上を走る区間は、あいかわらず、絶好の眺めだ。
 名谷から、内陸へ入っていく。けっこう急なカーブあり。

 都井岬の手前、小崎・立岩では、トイレとあずまやのある休憩駐車場がある。対岸の都井岬を横から一望できるので、チェックしておきたい。

(追記:2009年3月24日、恋ヶ浦トンネルが開通し、小崎・立岩への道は国道ではなくなったようだ。)

 都井から国道448号は、内陸へ入っていく。
 都井岬へ行く県道36号は、有料である。

 なお、ここでいうフェニックスはヤシ科の植物のことで、不死鳥が飛んでいる道ではないので念のため。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2000年8月3日(木) 13〜14時頃

 

(おまけ)

道路 峠 国道448号  都井〜串間国道448号 野猿橋

 都井岬入口から西は、急な坂を急カーブで下っていく。事故っている車がいたので、ご注意を。
 都井の街をすぎると、けっこう急な坂を登っていく。峠越えという感じ。都井トンネルを抜けて下っていくのは、わりと新しい2車線道だ。
 野猿橋
という名の橋には、猿の親子の石像が欄干にあるのだが、頭に本物のハチマキを巻いているのが凝っている。(右写真)
 本城の市街地を通過すると、田んぼの中へ出てくる。田園地帯を抜けて、串間中心部で国道220号にぶつかる。
 この後、北上し、県道34号都城串間線に向かった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2000年8月3日(木) 16時頃

 

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