★★★
Precious
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利根沼田望郷ライン 
赤城山麓から川場・月夜野の山麓を走る、快走新道。
広域農道のようなものらしく、2004年4月に完成したようだが、ちゃんと載っていない地図も多い。道なりのルートではないが、原則として曲がるところには、白地に青文字の縦書き標識があるので、わりとたどりやすい。
大半は、白いセンターラインの2車線道で、走りやすい道。視界が開けて、景色のよい場所も多い。
中間点には関東地方で一番人気の道の駅があるうえ、ビューポイントが設定されたり、観光道路としても整備されている。
関東一のドライブロードだ。
(断続的に走ったので、以下順不同でわかりにくいかもしれませんが、すみません。)
赤城山麓の北から西の区間。
赤城西麓広域農道の北側の終点から引き返して、多那のT字路(←)を直進してみたら、新しい2車線道ができていた。
それがこの道。
赤城西麓広域農道がわりと近くにあるのに、さらにこんなにいい道を作ってしまうとは、なかなかリッチな農村だ。
谷間を新しそうな橋でまたぎ、まっすぐに越えていく。
いったん県道251号
沼田赤城線・赤城道路にT字路(↑)で出て、右へ半キロほど行くと、さらにT字路(←)を左へ入る。案内標識は整備されている。2つ目の角には2006年に早おき村ができた。
1キロほど先で、T字路(→)を右折するが、ここも広い道はそちらへの流れ。すぐ手前に別の脇道があるので、ちょっとまぎらわしいが、狭い道へ入ってはいけない。2車線道へ右折すると、ふもとの方向へ視界が広がる。(右上写真)
1キロ弱で道なりに左へ曲がると、あとはほとんどまっすぐのルート。赤城西麓広域農道の2キロほど下を、並行して進んでいく。
途中、「止まれ」の十字路が複数あり、こちらの方が弱いのは、新参者の道のせいか。
昭和インターへ向かう道との角には、駐車場付きトイレあり。
赤城原のあたりでT字路(↑)にぶつかり、この道は終わりのようだ。広い畑の中で、交差している道も2車線道。(右下写真)
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2004年10月17日(日) 13時頃、 2004年11月23日(祝)
10時頃
(おまけ)
T字路(↑)を右折して2車線道を下っていくと、関越道の手前から1.5車線道へ。赤城高原サービスエリアのすぐ隣を通過した後は、くねくねと下っていく。
県道255号 下久屋渋川線に出ると、センターラインはないが、狭めの2車線幅くらいある道だった。
(本編に戻る)
奥利根からの帰り道に、再びこの道を走った。
国道120号の沼田インターへの渋滞を避けるため、県道267号
日向南郷大原線で薗原湖畔を通って、南の県道62号
沼田大間々線へ出た。1キロ半ほどでT字路(←)を左折すると、この道へ。
入口は2車線道だが、半キロほどで1.5〜1車線の、くねくねとした坂道になってしまうのは、残った未改良区間か?
そのわりに対向車がままあったのは、使われているルートなのだろう。
2車線道へ出たら右へ。赤城西麓広域農道との共用区間とでも言う道。反対方向だと、左へ入るところは狭い脇道なので、ここだけは快走2車線道という考えを離れた方がいい。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2004年10月17日(日) 19時頃
県道62号 沼田大間々線から北の区間。
南の多那から降りてくると、県道62号
沼田大間々線へ出て左へ1キロ半ほど進む。左へ望郷ラインの案内あり。
尾合で北へ入るT字路(→)は、手書き風の案内看板だった。
坂道で北の高台へ登っていくと、その縁を走る道となる。片品川とそれに沿った県道と集落を見下ろせるので、ここは止まって景色を見下ろすのもいい。特に駐車場所はないが、交通量はきわめて少なかった。
広い畑の中を走っていく道で、道なりに右へ90度曲がった後、T字路(↑)にぶつかり右折。前方に椎坂峠の赤い屋根が見える。
1キロ弱で再びT字路(←)を左折した後、国道120号と十字路で交差する。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2005年4月17日(日) 13時頃、 2007年10月21日(日)
13時頃
国道120号から北の区間。
おおまかなコースは、1キロ半くらい北北東へ向かった後、西北西へ向かっていく。
他の区間と同様、十分な2車線幅が確保されている走りやすい道。山の中腹を走っていく眺めのよい道で、スカイラインと言っていい。適度なカーブやアップダウンもあり、日曜日でも交通量が少なく、気持ちよく走れる道だった。
たとえ有料でも走っていいと思える道。
沿道に特に展望所などがないのが、まあ無料の道ということか。南東に椎坂峠の赤い屋根、北方には谷川連峰の山並みが望める場所もあった。
国道120号から約6キロのところにメロディポイントができた。そこを走ると、尾瀬を歌った「夏の思い出」の冒頭の4小節のメロディを聴くことができる。路面に細かな溝があり、その間隔で音階を作り出しているらしい。
ゆるやかな下り坂で、手前に予告看板が4つあり、「いち」「にい」「さんっ」「はいっ」の4番目のところから、メロディが聞こえ出す。(右写真)
約50キロの一定速度で、窓を閉めて走るように注意書きがあった。延長175メートル、溝の本数は2559本とのこと。西方向への車線のみ。
(追記:メロディポイントはなくなってしまったらしい。やめるなよぉ。)
最後に直線道を下っていくと、川場村に入り、県道64号
平川横塚線と交差。その角に、道の駅川場田園プラザがある。沿道で随一の休憩所であり、ここはおすすめできる道の駅。こちらの望郷ライン沿いと県道沿いの両方に駐車場がある。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2005年4月17日(日) 13時頃、 2007年10月21日(日)
13時頃
農村を西へ進んでいくと、県道263号富士山横塚線との十字路は、こちらが止まれ。その県道を右へ入ったところに、地酒を売っている古新館がある。
森へ入っていくと、滝之沢大橋は、橋の上から赤城山の西麓を望む。渡った先右側に駐車スペースあり。
再び沼田市に入り、北へ向きを変えていくと、観光フルーツ園を抜けていく。(右写真)
止まれの十字路があり、左に月夜野と書かれていたが、ここだけは望郷ラインが左という表示がなかったと思う。反対方向からも、望郷ラインが右という表示はなく、川場とある方へ向かう。
なお、その十字路を直進したところも、望郷ラインの支線のような感じの道。視界の広いきれいな2車線道なので、時間に余裕があるなら、ここを終点まで走ってもいいだろう。(左下写真)
1キロ半ほどで、県道266号上発知材木町線にT字路(↑)で出るので、左折して戻ってくればよい。望郷ラインとの十字路には、左右が望郷ラインという表示があった。
池田トンネルを抜けた右側には、佐山ふれあい広場があり、休憩に使える。20台分くらいの無料駐車場に、あずまや、四釜川をはさんで水車小屋がある。午後4時すぎでは、建物は閉まっていたが。
県道265号道木佐山沼田線と交差した先も、山の中腹へ登っていき、眺めのよい区間になる。
所ノ沢橋は、深い渓谷にかかる橋で、ちょっとした展望場所。橋の手前右側と、先の両側の路肩が、車の幅くらいある。(右下写真)

おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★★
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2005年4月17日(日) 14〜15時頃、 2009年11月14日(土)
16時頃
長さが1.6キロある、長いトンネル。出入口付近だけ、ほんのすこしカーブしているが、ほとんど直線の2車線道。
トンネルの東側は、沼田市。手前左側に、数台分の駐車スペースがある。東の山なみを望めて、ビューポイントになっている。
坑口には、リンゴ、サクランボ、ブドウ、ナシ?といったフルーツに、ミズバショウ、ラベンダーといった花の絵が描かれていて、にぎやか。(左下写真)
トンネルの西側は、みなかみ町で、旧月夜野町。坑口には、ホタルの絵が描かれている。反対側の絵がナチュラルな画風なのに対して、こちらはやや図形的なデザインだった。(右下写真)

おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2005年4月17日(日) 15時頃、 2009年11月14日(土)
16時頃
左右にカーブしながら下っていき、直線区間へ出ると、そこもビューポイントになっている。ここは駐車スペースがないので、直線の途中に止めるしかない。(右写真付近)
関越自動車道の下をくぐっていくと、信号のないT字路(↑)で、2車線道は左折。反対方向からは、利根沼田望郷ラインの案内標識と右折レーンがある。
さらに信号のないT字路(↑)にぶつかり、右へ国道17号という表示。反対方向からは、望郷ラインの案内標識がある。
JR上越線の踏切を渡ると、県道61号沼田水上線へ出る。JR後閑駅前から400メートルほど南の信号T字路で、県道上の交差点案内標識に望郷ラインの表示がある。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★★
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2005年4月17日(日) 15時頃、 2009年11月14日(土)
16時頃
→道の景色のページ
群馬県のホームページより、利根沼田望郷ラインのページ (別ウィンドウに開く)