★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 福岡 > 関門橋本州と九州の間、関門海峡をまたぐ吊り橋。 関門自動車道の一部。 上り線は、九州側にめかりパーキングエリア、下り線は、本州側に壇之浦パーキングエリアがあり、どちらも関門橋と関門海峡の景色がよいパーキングエリア。 橋の長さは1068メートルで、1973年に開通した時点では、日本最長だったらしい。 関門橋を含む下関インター〜門司港インター間は、一般の高速道路よりも割高な料金となっていて、普通車350円。 (追記:2011年8月1日より2014年3月末までの特別区間割引で、普通車250円、ETC車の平日昼間割引で200円になる。)
料金試算 関門橋の通行料金を計算してみた。 基本計算式 (150円+1kmあたりの料金×距離)×1.05 ここで、150円はターミナルチャージという基本料金で、×1.05は消費税5%。最後に、24捨25入して50円単位に丸める 式1 (150円+64.0円×4.3km)×1.05=446円≒450円 関門橋の部分だけ高いのかと思い、距離を分けて計算してみると300円となり、これも合わない。 式2 (150円+64.0円×1.1km+24.6円×3.2km)×1.05=314円≒300円 試しに、関門橋の前後にある壇之浦パーキングエリア〜めかりパーキングエリアの区間だけ高くして計算してみると、これなら計算が合った。 式3 (150円+64.0円×1.4km+24.6円×2.9km)×1.05=326円≒350円 NEXCO西日本に問い合わせてみたところ、あくまで式1の計算が正しいのだが、過去の料金300円からの激変緩和処置として350円にしているとのこと。そういう特別な割引があること、ネットでいろいろ探しても出てこないのだが… 式4 (150円+24.6円×4.3km)×1.05=269円≒250円 関門橋の存在により、本来はプラス200円のところ、シークレット緩和割引によりプラス100円ですんでいることになる。 式5 (350円÷1.05−150円)÷4.3km=42.64円/km なお、並走している関門国道トンネルの料金は、普通車150円。高速道路ならターミナルチャージ分だけだが、それを無視して距離だけで計算してみると、1kmあたり41.28円となり、ほぼ同じになる。いや、これはあまり意味ないけど。 式6 150円÷1.05÷3.461km=41.28円/km この下関インター〜門司港インターの区間は、2018年3月までのETC限定で、特別区間割引として最大3割引とされている。それにより普通車300円になっているのだが、次のように単純に計算すると250円となり、計算が合わない。 式7 350円×(1-0.3)=245円≒250円 そこで、本来の式1の計算式を持ってきて、それで割引計算すると、なんとか結果が合う。 式8 (64.0円×4.3km+150円)×1.05×(1-0.3)=313円≒300円 ところが、NEXCO東日本と中日本の特別区間割引では、1kmあたりの距離単価だけが30%OFFと書かれていて、それで計算すると350円になってしまう。 式9 (64.0円×4.3km×(1-0.3)+150円)×1.05=360円≒350円 再びNEXCO西日本に問い合わせたところ、特別区間割引は、1kmあたりの料金を3割引とするものだが、式9では緩和措置の料金350円と変わらなくなってしまうので、緩和措置の料金をベースにして、ターミナルチャージの150円を引いた距離相当分を3割引にしているということだった。 式10 (350円−150円×1.05)×(1-0.3)+150円×1.05=292.25円≒300円 お疲れさまでした。 この橋を渡った人はこんな橋も渡っています (ウソです)
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