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橋 来島海峡大橋

 世界初の3連吊り橋。来島海峡大橋 糸山公園展望台より

 西瀬戸自動車道・しまなみ海道の一部で、四国本土大島を結ぶ。
 北から順に、来島海峡第一大橋〜第三大橋。合わせて、長さ約4キロ。
 第二第三の間に、馬島インターがあるが、島民専用で、一般車は出入りできない。
 橋の上は、片側2車線道で、しまなみ海道では貴重な追い越し可能な場所。両側に小型バイク道と自転車・歩行者道がある。

 馬島の上の部分、両側の主塔とアンカーブロックの間は、上から吊っているのではなく、下に並ぶ橋脚が支えていて、高架橋になっている。これは、馬島インターが横に広がっているので、上からまっすぐに吊れないのと、下が陸地なので橋脚が建てやすいため。
 四国側の端の主塔とアンカーブロックの間も、道路がカーブし始めているので、上から吊らずに、高架橋になっている。

 橋桁は、明石海峡大橋瀬戸大橋のようなトラス構造ではなく、閉じた箱桁になっているので、スマートな印象がある。。
 主塔の高さは、全部同じではないのだが、でこぼこせずに、弧を描くように調整したとのこと。

 来島海峡は、日本三大急潮のひとつ。流れが渦を巻いていた。
 来島自体は、すこし離れたところにあり、この橋は経由していない。

 四国側に、来島海峡サービスエリアがあり、橋を望めるが、すこし離れている。糸山公園展望台の方が間近に見られる。近見山の山頂展望台からは、全景を見おろせる。
 来島海峡展望館は、来島海峡大橋についての無料展示館なので、詳しくはそこで知ることができる。

 大島側は、亀老山展望台から見おろす景色がいい。道の駅よしうみいきいき館から間近に見上げられるほか、県道49号大島環状線からも橋を眺め渡せる。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :★★★☆☆
景色のよさ  :★★★★★
走りやすさ  :★★★★★
行った日時 :2010年4月17日(土) 15時頃

来島海峡第三大橋より 馬島インターと第二大橋
第三大橋より馬島インターと第二大橋
来島海峡第三大橋より 四国側
第三大橋より四国側
来島海峡第三大橋 主塔の上
主塔の上
来島海峡第三大橋 主塔の下から
主塔の下から
来島海峡第三大橋 馬島より橋の下
馬島より橋の下
来島海峡第三大橋 主塔の基部
主塔の基部

展望地 塔頂体験ツアー

 来島海峡第三大橋の主塔に登る。

 例年、春と秋に塔頂ツアーがあるようだ。日程や応募方法は、本四高速のサイトをチェックのこと。当選の通知が届いたのが、抽選日から1週間以上たっていて、落選したものだと思っていた。果報は寝て待とう。
 集合場所は、来島海峡サービスエリア。集合時間は出発の30分前なのだが、トイレを済ませて10分前に来てくださいということだったので、時間が余ってしまった。ヘルメットと軍手は貸してくれる。カメラなどを首から下げる長いストラップも貸してくれた。参加費は500円。見学者は5人1組。

 サービスエリアから来島海峡大橋まで、ちょっと離れてるなぁと思ったら、ミニバンに乗せていってくれた。上下線の駐車場が分離されていて、高速会社の車も行き来ができないようで、いったん今治北インターを出て、国道でUターンして引き返す。
 馬島インターでは、いったん停車し、ドライバーがカードをかざすと、ゲートが開いた。ゲートをくぐった後、再び停車し、閉まるまで待っているのがルールのようだ。
 来島海峡第三大橋の主塔の下で、エレベーターに乗る。その定員のため、1組5人なのだろう。上は52階。最初と最後は狭い階段で、作業用通路を歩く。前の人が立ち止まったとき、天井に頭をぶつけてしまい、ヘルメットがあるのは助かった。

 2本の塔の間を横に渡した水平材の上が展望場所。横の塔へすこし階段があり、そこまでは登れる。多々羅大橋のように、塔の真上には上がれないが、数メートルしか違わない。柵が高めだが、背の低い人用に、踏み台があるのは親切。見学時間は20分弱だった。
 
 来島海峡サービスエリアへ戻り、アンケートを書くと、紙パックのお茶とおみやげをくれた。本四高速のマスコットキャラクター・わたる君の携帯クリーナークロスストラップが入っていた。携帯電話の液晶パネルなどを拭く布が、携帯ストラップになっているというもの。

来島海峡第三大橋 主塔の中
主塔の中
来島海峡第三大橋 主塔のエレベーター
主塔のエレベーター

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :★★★★★ (抽選の倍率は高い)
行った日時 :2010年4月17日(土) 16時頃

Webリンク 本四高速(株)のサイトより、来島海峡大橋のページ (別ウィンドウに開く)

 

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