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韮崎増富線
茅ヶ岳のふもとを走り、増富ラジウム温泉へ至る、山梨県道23号韮崎増富線。
全体的には集落をつないだ県道という印象なのだが、田園丘陵、渓谷、湖と、景色に見どころはある。
2車線道が主体だが、狭い区間や、急カーブ・急坂もあり、道の変化に応じた運転を要する。
北の方は、増富ラジウムラインであり、南の方は穂坂路(ほさかじ)でもある。
穂坂路は、甲府から信州の川上への旧街道。甲府から韮崎までは、県道6号甲府韮崎線と県道616号島上条宮久保絵見堂線になる。韮崎からは、この県道23号韮崎増富線と、茅ヶ岳広域農道の2ルートがある。(正確に一致するものではないと思うが)
関東地方整備局のサイトより、穂坂路のページ (別ウィンドウに開く)
国道141号・清里ラインの駒井交差点から東へ入る。
最初はセンターラインがないが、2車線幅弱ある。
塩川を渡り、北杜市に入ると、田園地帯へ。中央道をくぐり、北へ向きを変えていくと、斜め右への分岐道との角に、旧明野村の観光案内図がある、広めの交差点で、車を止める余地あり。(右写真付近)
入口以外は2車線道だが、まっすぐなところがあると思えば、小さなカーブがつづいたり、ヘアピンカーブがあったりと、線形は多様。ヘアピンカーブの内側には、プチガルテンという表示があった。花壇にでもなるのかな?
茅ヶ岳のふもとの丘陵地帯を走っていき、多少のアップダウンがある。
明野支所の先を右へ入ると、明野歴史民俗資料館と北杜市埋蔵文化財センターがある。
集落を抜けたり、田園を走ったりと、沿道の景色はどっちつかず。広域農道ほどの快走間はない。
浅尾新田では、周囲に視界が広がり、左前方に八ヶ岳を望む。雲の中だったが。(右写真)
この区間の後半は、山麓斜面の中で、視界がわりとよかった。
信号のないT字路(↑)で茅ヶ岳広域農道と合流する。
森の中を下っていき、赤い孫女橋で塩川の渓谷を渡る。橋の上には猿の群れがいた。
橋の先で、T字路(↑)にぶつかる。左は県道601号増富若神子線で、八ヶ岳レインボーラインにつながる。県道23号韮崎増富線は右へ。
この区間は、東を走る茅ヶ岳広域農道の方が、ドライブには向いているだろう。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年10月1日(木) 14〜15時頃
増富ラジウムラインは、須玉インターの東から、県道621号須玉中田線、県道604号小倉百観音線、県道601号増富若神子線で北上してきて、孫女橋の西端でこの県道23号になり、増富ラジウム温泉へ向かう。
白いセンターラインの2車線道で、最初は塩川の渓谷沿い。この先全線落石多し走行注意の表示があった。
その後、川から離れ、江草の集落を通過していく。センターラインがなくなるところがあるが、広めの1.5車線幅。
集落をすぎると、センターラインが戻り、広めの2車線道へ。大きな右カーブがあり、その先も渓谷。駐車スペースいろいろあり。(右写真)
崖っぷちで狭くなる区間があるが、それほど長くはない。
鳥井峠はトンネルで抜け、旧道は閉鎖されていた。その分岐部に、あずまやと駐車場あり。
塩川ダムへ登っていくところは、センターラインが黄色になる。事故多発という表示。急カーブがあり、反対方向に下ってくるときは、スピードの出しすぎに要注意だろう。
坂の上で塩川の集落へ入ると、T字路(↑)で、県道23号は道なりに右へ。左の県道610号原浅尾韮崎線へ行くと、塩川ダムや鹿鳴峡大橋がある。
穂坂路は、ここから県道610号で信州峠を越え、川上村へ向かう。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年10月1日(木) 15時頃
みずがき湖畔にビジターセンターがある。広い無料駐車場に、売店や食事の表示があったが、時間がおしていたので通過。県道自体は、湖畔を走らないので、湖を眺めるのなら、ビジターセンター、塩川ダム、みずがき湖展望台などに寄り道が必要。
みずがき湖東岸の道とのT字路(←)をすぎると、塩川トンネルへ。トンネルを抜けた直後のT字路(→)の直進方向は通行止で、右が迂回路。
迂回路といっても、十分な幅の2車線道。地図によっては、こちらがすでに県道になっている。(右写真)
坂を登っていき、日向の集落を通過していくと、左急カーブ。さらに登った後、反対へ下っていく。
日影の集落へ入り、橋を渡って、T字路(↑)で元の県道と合流する。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年10月1日(木) 16時頃
そこから先は、本谷川沿いの1.5車線道。沿道には増富ラジウム温泉の旅館がぽつぽつ。
道なりに右へ橋を渡った先で、左側に無料駐車場がある。飲料自販機、トイレあり。
さらに進むと、やはり温泉旅館が数軒。
温泉街を抜けると、小渓谷へ。日受渕という表示。
クリスタルラインの案内図があり、県道は終わりという様子。駐車スペースあり。(右写真)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2009年10月1日(木) 16時頃