★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 静岡 > 国道150号国道150号は、静岡市から浜松市まで、駿河湾と遠州灘に沿ったルートの国道。 ■ 清水〜静岡 いちご海岸通りいちご畑が並ぶ、海に近い道。 北の清水駅付近から国道149号を南下してくると、駒越東町交差点で片側2車線のうち右車線から分岐する右折車線のみが国道150号へ入れて、左2車線は県道199号へ行かされてしまう。国道同士より、そちらへの流れがメインらしい。 道幅はそんなに狭くはない2車線道。はじめは市街地の中という感じ。 大谷のあたりからは完全に内陸の市街地の道となり、おもしろくない。片側2車線に広がる区間もあったが、工事途中のようで突き当たりになり、国道150号はいったん右折して、1本内陸側の道へ移る。 静岡インターの南をすぎ、安倍川を渡ると、交差している道路がどれも国道150号というへんな十字路がある。右は国道1号へ出る道。直進すると、新道にあたる新日本坂トンネルへ向かう。大崩海岸の旧道を走るには左折。 (追記:2004年7月より、直進だけが国道150号になり、左は県道416号静岡焼津線、右は市道になったようだ。)
■ 静岡〜焼津 新道バイパス新日本坂トンネルと内陸のバイパスを行く新道。 静岡で旧道と分岐した直後は片側2車線あるが、すぐに片側1車線にせばまる。 (追記:2003年8月に、2本目の新日本坂トンネルが開通し、片側2車線のままになったらしい。) トンネルを抜けると再び4車線道へ広がる。新幹線の線路に沿って、ほぼまっすぐな道がずっと延びていて、さすがに新道という印象だ。 この区間を通過するだけなら、まだ全通していないとはいえ、旧道よりこの新道の方が早いし、圧倒的に走りやすい。ただ、ドライブ道としての味わいはあまりないと思う。 (追記:2003年3月に焼津バイパスは全線開通したらしい。)
■ 県道416号静岡焼津線 大崩海岸断崖の海岸を行く、旧国道150号。 はじめは広めの2車線道で、左の用宗(もちむね)漁港の方へ入ると、広野海岸公園がある。 その後、海沿いの断崖を走る道になる。 トンネルや洞門がつづき、狭めの2車線道のカーブが連続する。慣れている車が多いのか、流れのペースは速めで、慣れないと怖い。 焼津(やいづ)の市街地に入っていくと、道はまっすぐになるが、車が多めで詰まりぎみ。
■ 焼津〜相良 バイパスから、旧道というか従来からある国道に合流すると、広めの2車線道。 榛原(はいばら)に入って、、県道31号 焼津榛原線と合流した後は、両側に大型店が並ぶ、お買い物街。2車線道で、相変わらず交通量は多め。 相良(さがら)では、海岸線に近くなり、堤防1つ隔てただけのところもあるが、乗用車からはあまり海は眺められない。シーサイドラインとしては、いまひとつ。
(追記) 大沢〜地頭方の間に、金谷御前崎連絡道路の一部、南遠道路として、内陸側にバイパスが開通した。さすがに走りやすい2車線道。南端は従来の国道150号と交差した後、みなとトンネルを抜けて、ヤシの木通りへ直結している。 ■ 御前崎〜浜松 御前崎からは相模湾を離れ、遠州灘沿いに東西に走る道となる。とはいえ、海からは距離があり、シーサイドロードではない。幹線道路の貫禄があって、交通量は多く、軽快なドライブ向きの道ではない。 浜岡には浜岡砂丘、掛川市(旧大東町)の千浜には千浜砂丘というのがあるが、私のイメージにある「砂丘」とはだいぶちがうものだった。 さらにずっと走って、天竜川の河口には、竜洋海洋公園がある。 天竜川を渡って、北西の浜松駅方面へ向かっていく区間は、両側に家が並び、旧道という感じの狭めの2車線道。スピードは出ない。このあたりは、かえって市道の方が走りやすかったりする。
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