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川岸道 国道218号・神話街道

 国道218号は、熊本市から延岡市まで、九州を東西に横断する国道。熊本市から宇城市松橋までは国道3号との重複なので、実質的には、松橋延岡をむすぶ国道。

 宮崎県では「ひむか神話街道」として、高千穂から日南を経て高原町のルートを選定して、2003年に開通したようだが、ここでは旧来から「神話街道」と呼ばれていた国道218号延岡高千穂の区間に、五ヶ瀬までの区間を加えてリポートする。

延岡〜高千穂国道218号・神話街道 延岡市古川町

 国道10号・日向街道延岡大橋の北から西へ向かう。
 最初は市街地の中の3車線幅の道。中央部は右折レーン。

 1キロ半ほどで市街地を抜けると、五ヶ瀬川沿いへ。黄色いセンターラインの2車線道だが、堤防の上の道になり、視界は左右にいい。右側には大型店がぱらぱらとあった。(右写真)

 小峯町でいったん川と離れたあとも、沿道にはわりと建物があった。
 舞野町北方延岡道路の、この時点の西端と接続。これは国道218号のバイパスで、ここまではそっちの道で来た方が速いかも? 2007年度中には、名前のとおりに北方まで延びる予定らしい。

 しだいに家が少なくなっていき、細見町で再び五ヶ瀬川の近くへ出る。左が川、右が線路という、ちょっといい風景になり、神話街道という表示も出てくる。朝方だったせいか、延岡市街へ向かう対向車線は、わりと行列になって走っていた。

 北方町の中心街のところでは、カーナビは旧道が近道だと言うが、無視して現国道を進んだ。このバイパス付近だけ、センターラインが白のところが現れた。
 県道20号北方北郷線との交差点には、方面案内標識に「六峰街道 ETOランド」という表示。

国道218号・神話街道 延岡市北方町椎畑 五ヶ瀬川沿いを走る旧道らしい県道237号北方高千穂線との交差点をすぎると、日之影バイパスとなり、川から離れていく。山の中を登っていくとことろは、登坂車線あり。
 橋とトンネルで地形を無視して作ったようなバイパス道路で、快走できる道。ただし、センターラインはずっと黄色だった。
 「九州横断道ハイウェイ開通」という看板があったが、この国道も信号がずっとなく、高速道路なみのスピードで流れていた。

 東洋一のアーチ橋という青雲橋を渡り、道の駅青雲橋の先で、久しぶりの信号。その先はツーリングマップル九州沖縄(2007年版)で好景観道路のマークが付いているが、とくに景色がよくなるということはなかったと思う。まあ、渓谷を大胆に橋で渡っていくので、紅葉の季節がいいのかもしれない。

 平底トンネルは、名前に反して路面がガタガタだった。そこからはカーブがややきつめのところがあり、旧道風になる。
 4キロ弱で、左へ入ったところに日本一の農道橋という天翔大橋がある。

 ここも大きなアーチ橋の雲海橋を渡り、高千穂町に入ると、とたんに信号が多くなる。
 高千穂トンネルは、入口に天狗の舞の絵が描かれていて、神話街道らしかった。
 高千穂バイパスが完成していて、狭いところは通らなくていいようにはなっている。沿道にはコンビニ、ファミレス、ホームセンターなどがあり、いかにも郊外バイパス風。
 国道325号へ入ってトンネルの駅へ寄り道。ついで、県道203号土生高千穂線へ入って国見ヶ丘へ寄り道した。
 道の駅高千穂は、トンネルの駅へ寄ってきたばかりなので通過。その先で五ヶ瀬川を渡る神都高千穂大橋は、その下に昭和時代と大正時代の橋があり、三代橋となっているらしい。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★★★
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★★★
行った日時 :2007年8月16日(木) 8〜10時頃

高千穂〜五ヶ瀬国道218号 五ヶ瀬町越次

 黄色いセンターラインで、道幅は十分な2車線道。カーブはやや多く、山の間で跡取川沿いルートだが、川はあまり見えない。
 峠へ向けて登っていく道になると、やや豪快な感じになり、登坂車線あり。

 五ヶ瀬町に入って津花峠を越え、国道503号との交差点には、六峰街道への案内標識が出ていた。
 その先で、五ヶ瀬町役場の前を通過するので、そのへんが町の中心街なのだろうが、あまりにぎやかではなかった。

 そこから1キロ強で、うのこの滝を遠望する場所への入口があり、さらに1キロ半ほどで、うのこの滝の滝つぼへの道と夕日の里大橋への入口がある。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★★★
景色のよさ  :★★★☆☆
走りやすさ  :★★★★
行った日時 :2007年8月16日(木) 11〜12時頃

 

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