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道路 海 大隅半島 西岸  佐多街道

 大隅半島の西岸を下っていったときのレポート。

国道220号  国分〜鹿屋(かのや)

 国分から海沿いを南下する。以北の国道10号よりは、車が少なくなり、流れがよくなる。
 亀割峠を越え、福山からシーサイドに出るが、はじめは堤防がちょっと高いのが邪魔。しばらくすると堤防も気にならなくなり、えんえんとシーサイド・コースがつづく。右手の桜島が、どんどん近くなってくる眺めの変化が楽しみ。2車線道。

 桜島と陸続きのところでは、県道26号 桜島港黒神線、ついで国道224号との交差点をすぎる。

 垂水市の中心部では、市街地の中を抜け、沿道に店が並ぶ。さすがに交通量が増える。県道71号 垂水南之郷線の入口を通過。
 海まであと少しだが、海は見えない、というところが多い。道幅は十分な2車線道がつづく。

 古江から、国道220号は海沿いを離れ、山を登っていく。坂はわりと急だが、登坂車線がある。
 鹿屋市の中心部へ向かう道とのT字路(←)を左折し、その先にあったそば屋で夕食にした。ファミレス風に入りやすい大きな店で、価格はお手ごろ。天ぷら付きで千円しなかった。
 国道220号は、鹿屋の中心街を北へ迂回するように走っている。バイパスという感じで、沿道には大型店が並び、店の選択肢はけっこう多い。

 →国道220号の大隅半島東岸の大崎町から先の区間のレポートはこちら

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★★
行った日時 :2000年8月1日(火) 9、12〜13、18時頃

県道68号 鹿屋 県道68号 鹿屋吾平佐多線  古江〜高須

 さて、海沿いを走り続けた場合は、この県道が国道269号との間をつなぐ。
 シーサイドの2車線道で、国道と県道のちがいを意識する必要はない道。
 途中、荒平天神があるのが、目立った休憩ポイント。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2000年8月1日(火) 17時頃、 8月2日(水) 8時頃

国道269号  高須〜根占

 高須から浜田の海岸付近からは、内陸側にちょっとした山があるのが見える。頂上には霧島ヶ丘公園があり、車で登っていけるので、天気がよければ行ってみるのもいいかもしれない。

国道269号 浜田 浜田で、県道73号 鹿屋高山串良線と接続。

 鹿屋市から錦江町に入る手前で、ちょっとした展望台がある。坂の上から、南方の皆倉方面を見下ろせる位置。西方の海への眺めがないのが、ちょっと残念。新しそうなトイレがあった。

 神ノ川大橋を渡る。時間に余裕があれば、ここから3キロくらい入ったところにある神川大滝公園へ立ち寄ることをおすすめする。
 2車線道がつづく。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :200年8月2日(水) 8〜9時頃

根占の海寄り道

根占町の道 根占から先では、国道269号が2キロくらい内陸へ入るので、しつこく海寄りの道を選択してみた。

 雄川の手前で、国道が左折していくところを無視して直進。根占大橋を渡って、十字路を直進。突き当たりを道なりに右。突き当たりのT字路(↑)を左。そこからが難しいのだが、家並みの間の狭いT字路(→)を右に入る。標識等まったくなし。入り組んだ古い住宅地の中で、カーナビがあっても迷ってしまった。

 森の中の1車線道。カーブにミラーはほとんどない。海はほとんど見えない。
 終点近くでは、突き当たりのT字路(↑)を右、海沿いの道に出たら左へ進むと、宮田小学校の脇で国道269号に出た。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2000年8月2日(水) 10時頃

国道269号  大浜〜伊座敷

 再び国道で海沿いを南下する。
 大浜海岸には、道の駅根占がある。あまり道の駅という感じがしなかった。

 シーサイドの2車線道をひた走る。
 大川から方之坂のあたりで、おとといと昨日は見えなかった開聞岳の全貌を、ぼやっとではあるが、見ることができた。さすがに整った形をしているなぁ、と感心。

 なお、この国道269号は、伊座敷から海上区間を経て、薩摩半島の山川港へつながる形になっている。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2000年8月2日(水) 10時頃

県道68号 鹿屋吾平佐多線  伊座敷〜大泊県道68号 島泊大橋

 伊座敷の商店街で県道68号に入ると、ここからは内陸を抜けていく。
 道の改良が進んでいて、ほとんどが2車線道。旧道はもっと狭くて、曲がりくねっていたんだろうなぁ、と思える跡が随所にあった。

 島泊の先で、再び海近くに出たところには、ふれあいパーク佐多という休憩所があった。2メートルくらいの高さの、木製の長細い展望所が設けられていて、ここからも鹿児島湾越しに開聞岳を眺めることができた。(ここに、佐多岬灯台のことを「本州の最南端」と書いてあったけど、「本土の最南端」だよねぇ?)

 この先、ちょっと狭めの区間もあるが、改良工事はつづけられている様子。
 大泊から先、佐多岬へは有料道路となる。

 この県道68号のつづきは、大隅半島東岸のページへ。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2000年8月2日(水) 10時頃

 

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