★★★
Precious
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珠洲道路(すずどうろ)
奥能登を縦貫する基幹道路。
奥能登の玄関口である穴水から、能登半島最奥の珠洲を結ぶ、奥能登で一番重要な幹線道路。
へたな国道よりも立派な2車線道がつづき、奥能登の背骨、奥能登の大動脈と言える。
この珠洲道路と能登有料道路を使って、金沢〜珠洲間を2時間で結ぶ、というのがコンセプトらしい。
快走したい人も、移動時間を短くしたい人にも使える道。
愛称は「のとスターライン」と表示されていたが、使っている人いるのかな?
複数の県道と農道で構成されているので、国道や県道といった管理上の区分を記載しているだけの地図では見えてこない。それぞれの道は載っていても、単に県道と一般道が接続しているだけにしか見えないだろう。
この珠洲道路の基幹ぶりを、ちゃんと表現できていない道路地図は、ドライブに使わない方がいい。
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珠洲市・三崎町小泊〜正院町小路(しょういんまちこうじ)
東端の、県道28号大谷狼煙飯田線とのT字路には、信号も案内表示もなかった。介護老人保健施設「美笑苑」への案内看板が手がかり。
1キロ強入ったところに、「国営珠洲農地開発
2号幹線道路」という標識があった。
森の中を走っていく、白いセンターラインの2車線道。このあたりは、車線幅がそれほど広いわけではなく、ふつうの2車線道だが、脇道との交差点案内標識の行き先が、能登道路・穴水というのが、貫禄を感じさせる。
入口から3キロ半ほどには、「農免農道整備事業
珠洲東部地区」という表示。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 10時頃
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珠洲市・正院町小路〜上戸町北方(うえどまちきたがた)
県道287号粟津正院線との信号十字路からは、センターラインが黄色へ。田んぼの中の道になる。
県道52号折戸飯田線とも、信号十字路で交差。沿道に家や店が増え、信号も多い。もっと山の方を走らせればよかったのでは?
「県土幹線 珠洲道路」の表示があるが、このへんはまだ、ふつうの県道クラスの様子。
下記の石川県のページを見ると、この区間は県道28号大谷狼煙飯田線になるようだけど、いろんな地図を見ても県道にはなってないのが謎。
石川県のサイトより、大谷狼煙飯田線のページ (別ウィンドウに開く)
国道249号と信号十字路で交差。その手前左側にPマークが見えたが、駐車場は未舗装のようだった。
いったん森を登っていき、トンネルを抜けると下り、市街を迂回する。
再び平地に出ると、国道249号から来る高架橋と合流する。向こうが本線で、こちらが側道から合流させてもらう形。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★★☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 11時頃
■
珠洲市・上戸町北方〜宝立町鵜島(ほうりゅうまちうしま)
車線幅が大型車でも余裕の広さになり、センターラインは白の実線へ。田んぼの中で、建物が点在。
地図で見ると、一時的に県道280号若山上戸線になるが、道なりに走っていればよい。
この区間は、ほとんど国道249号のバイパスと化している。
金峰寺の十字路からは、実際に国道249号・松波鵜島バイパスになるが、1キロもなく、国道の方が左の側道へ分かれていく。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★★☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 11時頃
■ 珠洲市宝立町鵜島〜能都町駒渡
白いセンターラインが、実線から破線になる。勾配6%の登り坂には、登坂車線あり。
ずっと森の中なので、自動車専用道路と錯覚しそう。
次のパーキングまで3.8キロという表示の先、左側の駐車スペースの飲料自販機コーナーには百円という表示。
以後、県道を移り変わっていくが、ひたすら道なりに直進でよい。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 11時頃
道なりで県道57号に移ると、駒渡ポケットパークがある。
路面に減速帯が現れ、これまでよりやや急なカーブがある。工事中だったので、走りやすい線形に改良されそうだ。
県道6号宇出津町野線とは、高架橋で立体交差。
県道288号鈴ヶ嶺矢波線との天坂・信号T字路の先には、コンビニ、ガソリンスタンド、ラーメン屋があり、休憩ポイント。
田園から森へ入る。
道の駅桜峠の付近では、沿道に赤い花が並んでいて、きれいだった。サルビア・ロードというらしい。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 11・16時頃、 2000年5月2日(火) 12時頃
側道が分岐する立派な立体交差点を通過すると、県道26号へ移る。
トンネルを抜けると、県道37号輪島山田線と交差。ここも森の中を行く。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 16時頃
■ 県道303号柏木穴水線 能登町柏木〜輪島市三井町洲衛(みいまちすえ)
県道303号へ移るが、輪島市に入る。
能登空港は道の駅にもなっているので、休憩に使える。能登空港展望広場からの眺めもいい。
輪島広域農道の南端とのT字路(→)の駐車スペースには飲料自販機コーナーがあり、百円のも。
県道271号漆原下出線と交差した後、能越自動車道の能登空港インターに信号T字路(←)で接続。穴水までは無料なので、その先の沿道に用がなければ、能越道へ入った方がいいだろう。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2010年8月10日(火) 16〜17時頃
穴水町に入っていく。
県道1号七尾輪島線と交差するすこし手前で、2車線ながら多少狭めになるが、そこが気になるくらいに、それまでの区間に急カーブや急勾配のない、立派な道だった。
此木では、そのまま道なりで能登有料道路の穴水インターへ入る。
(追記:当時は金沢方面へ道なりだったが、地図で見ると、能越道の能登空港インター方面と交差点で分岐になったようだ。)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2000年5月2日(火) 12時頃
能登空港インターまでの能越道ができる前は、金沢の方から能登有料道路を走ってきて、道なり直進で珠洲道路へ直結していた。能越道ができて、珠洲道路へT字路(↑)を右折する形になってしまったのは、ちょっと残念。輪島市の陰謀か?
珠洲道路のルート・区間については諸説あり、下記の石川県のサイトが、現時点の公式なものなのだろう。西端は、能登空港インターまで。東端は、直角に南下して鉢ヶ崎に至る。
能登空港利用促進協議会が、「ぶらり能登ガイドブック2010」という立派な冊子を無料配布していて、このページは、それに従っている。同じ内容は、下記の「のとねっと」で見ることができる。ツーリングマップル中部北陸(2010年版)の表示も、ほぼ同じ。
道の駅桜峠と道の駅能登空港にあった表示板では、穴水町此木から珠洲市飯田町となっていて、昔はそうだったのだろう。
石川県のサイトより、珠洲道路のページ (別ウィンドウに開く)
のとねっとのサイトより、能登半島詳細地図のページ (別ウィンドウに開く)