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オホーツク・ライン

　オホーツク海沿いを走る、国道２３８号線。

■ 宗谷岬〜枝幸（えさし）　　宗谷国道

　北端の宗谷岬から、オホーツク海に沿って南下する。
　はじめは、緑の丘陵地帯を走る。こういう雰囲気が好きなら、内陸の道道８８９号線を走ってみることをおすすめする。丘陵を抜けると、道はなめらかに。

　猿払村の道の駅さるふつ公園には、見渡す限りの広い牧場が広がる。

　その後、すこし内陸に入り、浜頓別では、左手にベニヤ原生花園、右手にクッチャロ湖がある。市街地を抜けると、再び海沿いに出て南下。
　前方に立ちふさがるような山が見えてくると、道は海沿いぎりぎりを左へ迂回している。北見神威岬だ。昔は、通行の難所だったらしい。

　枝幸では、市街地をバイパスするように内陸側へ。三笠山へ登ると、頂上の展望閣から、枝幸市街地を一望できる。
　７キロほど先の道の駅マリーンアイランド岡島では、枝幸の特産品を販売。その後、ひたすら海沿いを走っていく。

おすすめ度　：★★★★☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
行った日時　：1998年8月5日（水）　10〜14時頃

■ 雄武（おうむ）〜紋別　　オホーツク国道

　道はオホーツク国道と名を変える。
　雄武では、市街地の真ん中に、道の駅おうむがある。７階ほどの高さの展望台がある。
　さらに１０キロほど行くと、日の出岬。ここには、ガラス張りの展望台がある。朝、日の出を見るか、夜、日が暮れてからのタイミングがよさそうだ。

　興部で、国道２３９号へすこし入ると、道の駅おこっぺがある。昔、鉄道が走っていたころの記念館がある。

　紋別市街地に入っていくと、よくある全国チェーンの店の名前が見えてくる。「ああ、戻ってきたんだなぁ」という気がする（おおげさ）。

おすすめ度　：★★★★☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
行った日時　：1998年8月5日（水）　15〜16時頃

■ 紋別〜網走　　オホーツク国道

　国道は、紋別市街を内陸側にバイパスし、それを過ぎたあたりに、道の駅オホーツク紋別がある。流氷の見物場所だ。

　その先は内陸に入り、北海道最大の湖、サロマ湖へ。道の駅は愛ランド湧別とサロマ湖の２つがある。後半は湖畔を走ることができる。
　湖の東端には、ワッカ原生花園があり、湖と海に挟まれた自然の花畑がのびている。

　ついで、能取湖へ。ここは、国道を離れて、能取岬へ回ることをおすすめする。

　全線、十分な２車線幅以上。とくに走りにくいようなところはなかった。国道番号は大きいが、ちゃんとした幹線道である。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
行った日時　：1998年8月5日（水）　17〜19時頃、　8月6日（木）　7〜9時頃