★★★
Precious
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● 雄武のドライブスポット (おうむ)
国道238号、雄武町の道の駅。
市街地の商店街の真ん中にあるという、道の駅にしてはめずらしい立地。
道の駅自体の施設としては、駐車場とトイレのみという、シンプルな構成だ。売店や食事は、付近の商店街の店を利用してください、ということらしい。
すぐ隣に地域交流センターという名前の展望台がある。高さ24m、地上7階に相当するらしい。
まあ、7階というのは、都会に住んでいればそれほどのものではないのだけれど、このあたりの建物の中では高い。遠くからでもよく目立つし。
建物の玄関を入ると、左の奥に、上に登るエレベーターがある。もちろん無料だが、なぜか名前と住所を書くようになっている。まあ、郷に入っては郷に従えか……と思って書いたけど。
階数で「3」と表示してあるのが、その7階相当の展望ホールのこと。したがって、3から2の間の待ち時間がけっこう長い。実質5階分を移動しているのだから、ここはガマンだ。
眺めの方は、周囲の街並みを上から見下ろせる、というていど。海が近いので、いちおう海も見える。
まあ、「きれいな風景を眺める」という感じではない。枝幸町の三笠山など、山の上の展望台と比べてしまうのは酷。
さて、道の駅から道路に面して右手から出ると、国道238号線と脇道との交差点だ。国道に戻るため、右にウインカーを出して信号待ちをしていると、正面、交差点の向こう側の路上に、「日の出岬」という大きな写真入りの看板が見えるではないか。
「あ、こんな近くにあったのか」と思って、急遽ウインカーを取り消し、直進することに……してもムダ。日の出岬は、こんなところにはない。あの看板はウソなので、ご注意を。
しかしアレ、私設の看板じゃなくて、国か北海道か雄武町かかどこかが立てた、公の標識じゃないのかなぁ? まぎらわしい……
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1998年8月5日(水) 15時頃
オホーツク海の日の出を見る岬?
国道238号の、国道239号との交差点より10km弱北。看板のある角から脇道に入る。岬の突端近くに、キャンプ場と駐車場がある。
丸い輪っかに、「日の出岬」と書いた、いかにも記念撮影用の碑がある。たぶん、その輪の中心に岬が入るように写真を撮るのが正解なので、まちがっても、あなたの頭で肝心の岬が隠れていた、なんてことのないように注意してほしい。
それとも、海から登る日の出を、輪の中心にするのかな?
階段で、下の岩場にも降りられる。
左手に、「ラ・ルーナ展望台」というのがある。オールガラス張りというめずらしい作り。そのかわり、2階建てで、そんなに高くはない。
一瞬、どうやって入るのか迷うが、入るのに呪文や合い言葉は不要。「自動ドア」とは書いてないものの、黙って近づけばドアが開いた。
ただ、近づいていくだけで、勝手にドアが開くし、勝手にBGMが流れ出すし、勝手にライトがついたりするので、ちょっと気味のわるい展望台ではある。
展示してある写真によると、夜は明かりがつくので、きれいなよう。夕刻から夜にかけてこそが、ガラス張り展望台の、本領発揮の時間帯なのかも。
私がいったときは、特に日の出や夕日の時間帯ではなかったせいか、高さからしても、眺めはそれなりだった。
この展望台にある望遠鏡は、よく観光地で100円入れるのと同じ形なのだが、無料で使える。でも、沖に船でもいないかぎり、そんなに見るものがあるわけではない。
おすすめ度 :★★★☆☆ (やはり、日の出・日の入りの時刻がいいのか?)
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1998年8月5日(水) 15時頃