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● 高畠のドライブスポット

道の駅 道の駅 たかはた道の駅たかはた 水車小屋

 歴史公園に面した、まほろばステーション。

 国道113号・七ヶ宿街道沿いで、ぶどう・松茸ラインとの十字路から西へ1キロ。

 正面の建物は横に長く、左の方は展示スペース。周辺の遊歩道の説明板があり、その拠点になっている。地域の写真パネルのほか、夏休みだったせいか、子ども向けに虫がいたり、ゲームがあった(一部有料)。

 食事処は、レストラン縄文という名前だが、店内のインテリアやメニューは、あまり縄文時代に関係なさそうだったのが残念。8月15日の昼時は、さすがにほぼ満席の人気だったので、入るのをやめた。縄文式土器に入った縄文時代の食事があるのなら、ぜひ食べてみたかったが。

 売店は、農産物とみやげ物が半々くらいだが、やや農産物にウェイトが置かれた印象。レジは中央で共通。中小規模で、地域のみやげ物がまずまず揃っているのだが、縄文売店という名前のわりに、縄文時代にちなんだものが少ないのが残念。縄文クッキーは、10個入りで1350円とやや高いが、バターたっぷりという感じでおいしかった。味を再現したものではないだろうが。

道の駅たかはた 売店 中央に水車小屋があり、アイス、串焼き、玉こんにゃくの売店になっているが、土日月のみ営業のようだ。縄文茶屋という名前なのだが、縄文時代に水車小屋があったのか?という疑念がふつふつと。

 道路の向かいに、まほろば古の里歴史公園がある。

 「まほろば」とは、古事記などにある「まほら」という古語に由来し、「丘、山に囲まれた稔り豊かな住みよいところ」という意味とのこと。
 高畠町のキャッチコピーが、「まほろばの里」。その道の駅だから、まほろばステーションか?
 縄文という名前を借りただけ、という印象なのが、期待はずれな道の駅だった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年8月11日(火) 9時頃、 2009年8月15日(土) 13時頃

Webリンク 道の駅たかはたのサイト (別ウィンドウに開く)

公園観光施設 まほろば古の里歴史公園 (いにしえのさと)まほろば古の里歴史公園 万葉の花園

 古墳や三重の塔がある。

 国道113号・七ヶ宿街道沿いで、道の駅たかはたの向かいにある。
 道路に沿って横に長く、左右の両端に駐車場がある。道の駅から歩いていくと中央部へ入るが、園内の案内図は両端の駐車場脇にあったので、そこからスタートするのが順路だろう。
 入園・駐車場とも無料。

 縄文時代の竪穴住居を復元したものが、2軒ある。高畑町和田地区の金谷遺跡の遺構から想像したと書かれていたので、この場所自体が住居跡だったわけではないようだ。中に入ることができて、たき火は禁止と書かれているのに、中央にたき火の跡があった。
 住居の構造を図で示した説明板がある。

 安久津古墳群の2つの円墳が、左の方にある。2号墳には横穴式石室があり、入りたければ中に入ることができる。その周囲は柵で囲まれていて、登ってはいけないようだが、1号墳の方は柵がなかったので、登りたければ登ってもいいようだ。
 発掘時のカラー写真入りの説明板がある。県指定史跡。

 安久津八幡神社が右の方にあり、三重の塔が、三方を堀に囲まれている。県指定有形文化財。
 その前の水田には、「縄文かかし」があったが、どのへんが縄文なのか意味不明。

 うきたむ風土記の丘考古資料館高畠町郷土資料館もあり、そこは見学有料。

 中央に、木道のある池があり、カモとアヒルがいた。
 万葉の花園には、色とりどりの花が並んでいたほか、左奥の斜面は、ハスの花畑になっていた。
 丸太の遊具コーナーもある。
 歴史の部分と、公園の部分を、うまくバランスをとった歴史公園だと思う。

写真有 まほろば古の里歴史公園 写真集

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2009年8月11日(火) 10〜11時頃

観光施設 うきたむ風土記の丘考古資料館うきたむ風土記の丘考古資料館

 置賜(おきたま)の古代史を展示。

 国道113号・七ヶ宿街道沿いで、まほろば古の里歴史公園の中にある。
 公園内の西の方で、建物前の駐車場は30台分くらい。
 入館料は大人200円で、駐車場は無料。

 最初に公園内を見てまわったときは、その建物が考古資料館だとは気づかなかった。遠くからでも読めるような字で、自分の名前を表示した方がいいと思う。

 常設展示室は、中央に縄文住居の暮らしを復元したものがある。周囲には、遺跡毎に石器・土器・土偶などがあり、基本に忠実な考古博物館という感じ。

 企画展示室は、中世から近世の遺跡についてで、米沢城跡の出土品などがあった。

 小さな図書室もあり、歴史をいくらでも勉強できそう。
 子どもの遊びコーナーみたいなところや、縄文時代風の服、おもちゃもあり、子どもが遊べるようにもなっていた。

 「うきたむ」とは、置賜の古代の呼び名らしい。
 見学時間は、約20分だった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2009年8月11日(火) 11時頃

Webリンク 山形県のサイトより、うきたむ風土記の丘資料館のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 高畠町郷土資料館高畠町郷土資料館

 高畠町の歴史を展示。

 国道113号・七ヶ宿街道沿いで、まほろば古の里歴史公園の東にある。
 まほろば古の里歴史公園の東側の駐車場から歩いていくのが、ふつうの行き方だろう。
 奥へ入ったところにある資料館前にも砂利敷きの駐車場所があり、そこまでの道も一般車通行禁止ではなかったが、道は狭いし、舗装も中途半端だった。

 入館料は大人100円。受付にも、奥の事務室にも誰もいなくて、とりあえず受付にお金を置いて中へ入っていくと、職員さんは写真撮影の作業中だった。平日だったので、誰も来ないと思ったのだろう。

 第1展示室は、古代遺跡からの出土品が中心で、石器・土器のほか、土偶がすこし。

 第2展示室は、戦国時代あたりからで、古文書など。キャプテンハーロック、ルパン三世、未来少年コナンのメンコが印象的だった。博物館に展示されるような時代になってしまったか。

 2階の第3展示室は、農家の道具がいろいろ。高畠鉄道や、高畠を書いた作家のコーナーなどは、いかにも郷土博物館という感じだった。
 竹とんぼなど、昔のおもちゃが置いてあり、それで遊んでいいようだった。
 見学時間は、約15分だった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月11日(火) 10時頃

Webリンク 高畠町のサイトより、郷土資料館のページ (別ウィンドウに開く)

展望地 鳩峰峠

 山形県と福島県の境にある、展望峠。

 国道399号で東西どちらかから登っていくことになるが、どちら側も道は狭いし、距離もある。ちょっと覚悟が必要。
 峠では、道路が大きく広がった駐車スペースがあり、十数台は止められる。
 その場所自体が、すでに米沢盆地を望む展望場所になっている。

 峠の北東側へ、遊歩道というか踏み跡道を1分ほど登ったところに、石碑がある。昭和26年より放牧地として開墾され、鳩峰牧場として平成6年まで乳牛を育てていたとのこと。今では牛はいないが、低い木と草しかなく、見晴らしのいい峠になっている。

 さらに上へ2分ほど登っていくと、丘の頂上部へ出る。草原の丘の上から、見事に360度の眺めがある。西の山形県側には、米沢盆地を望み、東の福島県側は、幾重もの山なみ。素晴らしいパノラマだった。遠景がかすんだ天気だったのが残念。(下写真)
 山形県側の展望の方がいいので、そちらのページに入れておく。

 峠の南西側には、山形県の県南自然公園という石碑。その奥へ遊歩道を入ると、1分もなく石碑があり、「むくどりの 夢かあさん 白い鳥 さめて見る かれ葉の上の 白い雪」という、なんだか意味不明な詩が書かれていた。帰ってから調べると、高畠町出身の童話作家・浜田広介の童話「むくどりの夢」の一節らしい。童謡の素養がないと、わけがわからない。

鳩峰峠より望む米沢盆地

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年8月15日(土) 14時頃

Webリンク 高畠町のサイトより、鳩峰高原のページ (別ウィンドウに開く)

食事処 お食事処ならざかお食事処ならざか

 民家のそば屋。

 ぶどう・松茸ラインを国道399号から南へ500メートル。斜め左への脇道周辺に、のぼりが数本立っていた。
 その1車線道へ入っていくと、再びのぼりがある右側。車は、入口周囲の空いている場所に適当に止める感じ。

 建物は、ほとんど民家。玄関近くの部屋をいくつか、店として転用した様子だった。
 農家らしい広い座敷に、テーブルがいくつか。家庭用のダイニングテーブルもあったが、それも利用可? 屋外に、テラス席のような場所もあった。
 部屋の隅に水とコップが置いてあって、セルフサービスなのかなと立ち上がったら、持ってきてくれた。
 サラダそばを食べたが、まずまずおいしかった。
 庭には、水車が回っていた。

 道の駅たかはたのレストランが、すごく混んでいたので、ここへ入ってみたのだけど、小アタリという感じかな。ほかの客は地元の人みたいで、親戚の家で食事している雰囲気。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年8月15日(土) 13時頃

Webリンク 高畠望遠郷のサイトより、ならざかのページ (別ウィンドウに開く)

 

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