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川岸道 国道47号 最上峡

 国道47号は、宮城県仙台市から山形県酒田市へ、東北地方を東西に横断する国道。
 ここでは、新庄盆地と庄内平野の間の、最上峡沿いを走る区間について。鶴岡街道の名もある。

 最上川の渓谷を走っていき、景色はまあよいが、車を止めて眺める場所が少ない。
 幹線国道なので、走りやすい道だが、車がやや多めなのが、私的には減点要素。ドライブ・ロードの百選に入っていたりするが、ぜひドライブしておきたい道、というほどではないと思う。
 森に挟まれた渓谷なので、やはり紅葉の季節がベストなのだろう。

新庄市本合海(もとあいかい)〜戸沢村古口国道47号 戸沢村蔵岡 道の駅とざわ前

 県道30号大石田畑線とのT字路から、西へ向かった。1キロ半ほどで、戸沢村に入る。

 最上川の南岸を走っていく、黄色いセンターラインの2車線道。幹線国道で、やはり車は多め。
 道の駅とざわが、最初の休憩ポイント。韓国風で、異彩を放っている。
 その先で、県道34号新庄戸沢線へ右折すると、最上川を渡る古口大橋がある。
 そこからは、JR陸羽西線と並走していく。
 古口の市街を通過していくと、古口排水機場がある。ここも最上川を眺めるのにいいポイント。
 角川を渡ると、県道57号戸沢大蔵線と接続する。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★★★
景色のよさ  :★★★☆☆
走りやすさ  :★★★★
行った日時 :2009年8月12日(水) 12〜13時頃

戸沢村古口〜庄内町狩川国道47号 戸沢村古口 猪ノ鼻高架橋

 最上川の両側とも山にはさまれ、渓谷の景色になる。まずまず川が見える、リバーサイド・ロード。半トンネルのシェッドになっているところもあるが、幹線国道として整備されていて、あまり走りにくいところはない。道幅も十分。
 ちょっと車を止めて、最上川や渓谷を眺めるような場所があまりないのが、ドライブ的には難だ。

 白糸の滝ドライブインは、貴重な休憩ポイント。滝を見ることもできるし、みやげ物も豊富。それだけに、車も人も多かったが。
 その先には、最上川舟下りの降船所があり、そこにも大きな店があったが、白糸の滝に寄ったばかりなので通過した。

 庄内町に入ると、最上川さみだれ大堰がある。久しぶりの、最上川を渡る橋でもある。最上川の魚を見ることができるので、最上峡ドライブでは押さえておきたいところ。

 清川の集落をすぎると、いよいよ庄内平野へ。前方に風力発電の風車が並んで、出迎えてくれる。
 楯山公園風車村・ウィンドーム立川へ寄り道するなら、旧道のような県道46号羽黒立川線へ分岐。
 国道345号へ右折すると、最上川橋がある。

 「五月雨を 集めて早し 最上川」というほど、川の流れは速くなかった。川幅も広く、むしろ悠然とした様子。五月雨とは、今の梅雨のことらしく、この年は梅雨明けしないで、8月に4日間も連続雨が降ったあとだったので、かなり水は集まっていたようだが。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★★☆☆
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★★★
行った日時 :2009年8月12日(水) 14時頃

(周辺道路)

橋 古口大橋古口大橋 山形県道34号新庄戸沢線

 最上川を渡る、水色のトラス橋。

 県道34号新庄戸沢線最上川を渡る橋。
 国道47号から分岐してすぐなので、最上峡ドライブで、立ち寄るのもいいだろう。

 橋の西側、道路北側に、道が大きく広がったスペースがある。シマシマに塗られた、自転車用の導流帯なのだろうが、まあ車を止めてもよさそうだ。「とるぱ」になってるし。

 車道は、水色のトラス橋。隣に、JR陸羽西線の緑色のトラス橋が並行していて、トラス同士がいい組み合わせになっている。ちょっと色が落ちてしまっているのが、残念だが。
 どちらも、三角が上下に連続した、ワーレン・トラス橋。端の方は桁橋だが。

 橋の上は、センターラインはないが、ぎりぎり2車線幅で、歩道も路側帯もない。(左下写真)
 そのためか、歩行者・自転車道は、古口大橋自歩道橋という新しそうな別の橋になっている。その橋は、シンプルな桁橋で、おもしろみはない。下流側には、風よけのような透明な板が張られていて、橋の上から最上川の景色を望むには難。(右下写真)

 橋の東側までは行かなかったが、調査してくるべきだったなぁ。

古口大橋 山形県道34号新庄戸沢線  古口大橋自歩道橋

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 13時頃

橋 最上川橋最上川橋 国道345号

 最上川を渡る、赤いトラス橋。

 国道345号最上川を渡る橋。
 橋の南側は、堤防上の道と交差していて、そこへ車を入れた。ぎりぎり1.5車線道だが。

 5連の赤いトラス橋で、それぞれが山なりになった、曲弦ワーレン・トラス橋。
 一部の柱は、長円形にくり抜いて、軽量化している。

 橋の上は、白いセンターラインの2車線道。歩道はなく、路側帯もないに等しいので、橋の上から最上川を眺めるのには、向かないだろう。(左下写真)

 東には、ウィンドファーム立川の風力発電の風車群を望む。(右下写真)

 幹線国道とも歴史街道とも思えないが、最上川を渡る橋はたくさんある中で、大きく出た名前をつけたなぁ、というか、没個性的な名前をつけたなぁ、というか。

 橋の北側は、T字路(↑)で、国道は左折。右は県道361号大沼新田清川停車場線

最上川橋 国道345号  最上川橋より望む、ウィンドファーム立川

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 15時頃

 

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