★★★
Precious
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大石田〜畑
最上川にときどき近づく、山形県道30号大石田畑線。
大石田から新庄市の西端へ、最上川に近いルートではあるが、最上川の蛇行に追随しきれず、それほど川沿いを走るわけではない。それだけに、ところどころでの最上川との出会いを楽しみに走る道。あまり展望場所はないので、分岐した道路の橋へ寄り道して、最上川を眺めるのもいいかも。
ほぼ2〜1.5車線道で、峠越えあり、集落の中あり。カーブも多く、快走道ではない。主要地方道というよりは、ローカルな味わいの道。
まず、白壁塀蔵の特殊堤を見学してから、スタートするといいだろう。大橋を北へ渡った後、信号十字路を左へ。その右角には、なにやら木舟が置いてあった。
大石田市街は、昔ながらの商店街で、沿道にちょうちんが並ぶ。
郊外に出ると、広めの並木道になる。(右写真)
北村山広域農道の黒瀧橋とT字路(←)で接続。
再び家並みの間になると、やや狭めの2車線道になり、亀井田橋で最上川を渡る。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 11時頃
最上川を渡るトラス橋。
県道30号大石田畑線であり、北村山広域農道のルートの一部でもある。
橋の北端、道路西側に、十数台分くらいの駐車スペースがある。
中央の南寄りが、薄緑色のトラス橋。斜めの柱と垂直な柱があり、上が山なりになっているので、垂直材入りの曲弦ワーレントラス橋になるのだろう。
両端は、同じ薄緑色の桁橋。
欄干は、それより濃い緑色で、これは新しく作り直したか、塗り直した感じだった。
橋の上は白いセンターラインの2車線道だが、歩道や路側帯はなく、やや古さを感じさせる。橋の上から最上川を眺めるには、あまり適さないだろう。
「総重量14tを越える車両通行止」という表示板が、桁橋を進んでいった先のトラスの柱についていたが、橋に入る手前に表示した方がいいような気が。
下の川原へ降りていく道があり、小さな船着き場みたいだった。
橋の脇に花壇があるほか、近くの県道沿いにも花が並んでいて、花好きな地域のようだ。
大石田町の川前と豊田をむすぶ橋で、なんで亀井田橋なのかと思ったが、昔は亀井田村というのがあったようだ。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月11日(火) 18時頃、 2009年8月12日(水) 11時頃
亀井田橋の先、川前の集落では、沿道の縁石の上に、花のプランターがずらっと並んでいて、なかなか手がかかっていそうだ。(右写真)
集落を抜けると、右手に堤防を望むが、川からは離れている。すこし急な左カーブがあり、その先は大石田鉱山の砂山が並ぶ。
道路上の電光表示盤に、「この先 小坂峠 幅員狭小」という表示。小坂峠というのがどこなのか、地図やカーナビを見てもわからなかったのだけど。
すこしアップダウンして、家並みが出てきたところで、何も案内表示がない地味なT字路(→)が、県道123号荻袋大浦線。右折するとすぐ、最上川を渡る大浦橋がある。北村山広域農道へも右折。県道30号は直進。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 11時頃
くねくねと登っていく道になり、上の方からは眺めがよくなる。駐車スペースは、左急カーブの右外側、その先の左側、その先の右カーブの左外側に、それぞれ1〜2台分くらいある。最後のところが峠部で、たぶんそこが小坂峠なのだろう。この道随一の展望スポットで、最上川も望める。(右写真)
反対側の下っていく方は、それほどの急カーブはない。
多少狭いが、乗用車であれば難道というほどではない峠越えだった。
もうひとつ小さな峠部を越えると、舟形町に入り、再び最上川に近づく。
堀内の集落へ入ると、右奥に赤いトラス橋が見えて、それが堀内橋だ。
県道36号新庄次年子村山線と「止まれ」の十字路で交差。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 12時頃
川と山に挟まれて、最上川に一番近い区間になる。ただ、道も狭くなってしまう。とくに展望所はないので、広くなったところに適当に止めて、最上川を眺めるのがよさそう。後方に堀内橋を見おろせる。(右写真)
大蔵村に入ると、県道330号福寿野熊高線と1キロほど重複して、T字路(↑)を左折して、T字路(→)を右折になるが、交差点案内標識があるので、県道30号をたどりやすい。
このへんは集落を通過。なんか、県道330号の方が立派な道そうだったが。
そこから北へ、ややアップダウンして台地を越える。平地へ出ていくと、JAの大きな施設があった。
「止まれ」のT字路(←)で国道458号へ合流。直進方向だが、国道側が道なりの線引き。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 12時頃
国道との重複区間で、集落を通過。
家並みの間を500メートル進むと、信号T字路(←)で、直進方向の国道は通行止になっていて、左折。
200メートル先のT字路(→)を右折するのが、国道の新ルートになっていた。大蔵橋を架け替えたようだ。
直進すると、再び県道30号へ。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 12時頃
一番ローカルな雰囲気の区間。
家の間で、1車線幅に狭まるところもあるが、距離は短い。
川から離れて、田んぼが広がる中を走るところもある。なぜかその途中で、狭くなるところがあるのだが。(右写真)
全体的には、2車線区間が大半。
新庄市に入り、T字路(↑)で国道47号にぶつかる。西へ進むと、最上峡へ。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 12時頃
(周辺道路)
最上川を渡るトラス橋。
大石田市街の中にあり、県道121号尾花沢大石田線になるようだ。
国道347号が最上川を渡る虹の大橋より、1本西側にあり、たぶん旧道だろう。
橋の南端、道路西側に、5台くらいの駐車スペースがある。
川の北岸に、白壁塀蔵の特殊堤があって、舟運で栄えたという昔の風情をかもし出している場所。
銀色のトラス橋で、2本の橋脚の上の部分が、上にとがっている。カンチレバートラス橋になるようだ。
橋の上は2車線幅あるが、歩道や路側帯はない。橋の上から、最上川や白壁塀蔵を眺めたいところだが、車に注意を要するので、あまり落ち着けないのが難。
欄干は、本来はアイボリー色なのだろうが、かなり茶色く錆びついていた。
親柱には、かわら屋根が載っているが、これはあとから付け足した感じ。白壁塀蔵の風景に合わせたのだろう。昭和6年9月竣工。
上流側には、小さな三角トラスを組んだ上にパイプが渡されていて、水道管かなにか?
橋の名前は、単に「大橋」で、この橋ができた頃には、ほかに大きな橋がなかったのだろうが、いまではとくに大きな橋とは言えない。ほかと区別するときは「大石田大橋」と呼ぶようで、白壁塀蔵の説明板にも、そのように書いてあった。それが妥当な名前だろう。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 11時頃