★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 山形 > 大石田〜畑最上川にときどき近づく、山形県道30号大石田畑線。 大石田から新庄市の西端へ、最上川に近いルートではあるが、最上川の蛇行に追随しきれず、それほど川沿いを走るわけではない。それだけに、ところどころでの最上川との出会いを楽しみに走る道。あまり展望場所はないので、分岐した道路の橋へ寄り道して、最上川を眺めるのもいいかも。 ■ 大石田町・大石田〜豊田まず、白壁塀蔵の特殊堤を見学してから、スタートするといいだろう。大橋を北へ渡った後、信号十字路を左へ。その右角には、なにやら木舟が置いてあった。 大石田市街は、昔ながらの商店街で、沿道にちょうちんが並ぶ。 再び家並みの間になると、やや狭めの2車線道になり、亀井田橋で最上川を渡る。
亀井田橋最上川を渡るトラス橋。 県道30号大石田畑線であり、北村山広域農道のルートの一部でもある。 中央の南寄りが、薄緑色のトラス橋。斜めの柱と垂直な柱があり、上が山なりになっているので、垂直材入りの曲弦ワーレントラス橋になるのだろう。 下の川原へ降りていく道があり、小さな船着き場みたいだった。
■ 大石田町・川前〜大浦 亀井田橋の先、川前の集落では、沿道の縁石の上に、花のプランターがずらっと並んでいて、なかなか手がかかっていそうだ。(右写真) 道路上の電光表示盤に、「この先 小坂峠 幅員狭小」という表示。小坂峠というのがどこなのか、地図やカーナビを見てもわからなかったのだけど。 すこしアップダウンして、家並みが出てきたところで、何も案内表示がない地味なT字路(→)が、県道123号荻袋大浦線。右折するとすぐ、最上川を渡る大浦橋がある。北村山広域農道へも右折。県道30号は直進。
■ 大石田町大浦〜舟形町堀内 くねくねと登っていく道になり、上の方からは眺めがよくなる。駐車スペースは、左急カーブの右外側、その先の左側、その先の右カーブの左外側に、それぞれ1〜2台分くらいある。最後のところが峠部で、たぶんそこが小坂峠なのだろう。この道随一の展望スポットで、最上川も望める。(右写真) もうひとつ小さな峠部を越えると、舟形町に入り、再び最上川に近づく。
■ 舟形町堀内〜大蔵村清水川と山に挟まれて、最上川に一番近い区間になる。ただ、道も狭くなってしまう。とくに展望所はないので、広くなったところに適当に止めて、最上川を眺めるのがよさそう。後方に堀内橋を見おろせる。(右写真) 大蔵村に入ると、県道330号福寿野熊高線と1キロほど重複して、T字路(↑)を左折して、T字路(→)を右折になるが、交差点案内標識があるので、県道30号をたどりやすい。 そこから北へ、ややアップダウンして台地を越える。平地へ出ていくと、JAの大きな施設があった。
■ 国道458号 大蔵村清水 国道との重複区間で、集落を通過。
■ 大蔵村清水〜新庄市本合海畑(もとあいかい はた)一番ローカルな雰囲気の区間。 家の間で、1車線幅に狭まるところもあるが、距離は短い。 新庄市に入り、T字路(↑)で国道47号にぶつかる。西へ進むと、最上峡へ。
(周辺道路)大石田 大橋最上川を渡るトラス橋。 大石田市街の中にあり、県道121号尾花沢大石田線になるようだ。 川の北岸に、白壁塀蔵の特殊堤があって、舟運で栄えたという昔の風情をかもし出している場所。 銀色のトラス橋で、2本の橋脚の上の部分が、上にとがっている。カンチレバートラス橋になるようだ。 上流側には、小さな三角トラスを組んだ上にパイプが渡されていて、水道管かなにか? 橋の名前は、単に「大橋」で、この橋ができた頃には、ほかに大きな橋がなかったのだろうが、いまではとくに大きな橋とは言えない。ほかと区別するときは「大石田大橋」と呼ぶようで、白壁塀蔵の説明板にも、そのように書いてあった。それが妥当な名前だろう。
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