Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 山形 >

● 松山のドライブスポット

 酒田市の南東部、旧松山町のエリア。

公園展望地 眺海の森眺海の森 花壇より鳥海山方面

 庄内平野・日本海・鳥海山を望む、山上公園。

 国道345号を南から行くと、県道362号海ヶ沢松山線へ斜め右に入るT字路(→)と、そこから右折するT字路(→)には、いずれも案内標識があるので、わかりやすいだろう。
 1.5車線道をくねくねと登っていき、ところどころに減速帯あり。
 途中に、パノラマラインなんていう表示があったので、下る方向に走るべきだったかも?

 頂上部に近づいて、赤い眺海吊橋の下をくぐると、左右に広い駐車場がある。
 入園・駐車場とも無料。

 左へ遊歩道の階段を登ったところに、展望台がある。まっすぐ行けば徒歩1分くらいだろう。大きなあずまやがあり、地名をかなり詳しく書いた展望案内図があった。市町村合併前の地名だが。西に庄内平野を見渡し、その中を最上川が蛇行し、奥が日本海あずまや自体よりも、右へ階段を降りたところの方が視界がよかった。左右は山なので、景色の視界は120度くらいか。もっと天気のいいときに来たかったところ。

 眺海吊橋を渡った先には、芝生に色とりどりの花壇や花時計があって、東から北の山なみを望める、広い展望場所鳥海山が雲の中だったのが残念だった。(右上写真)

 駐車場の右奥へ遊歩道を入ったところにも、あずまやがある。徒歩約2分。そこからは西の庄内平野と、北の鳥海山の両方が望めるが、周囲の木で視界が限定され、展望所というよりは休憩所か。阿部次郎さんの文の石碑がある。

眺海の森 天文台近くの土星と展望すべり台 駐車場の周囲には、喫茶店、無料休憩所、飲料自販機がある。奥の「さんさん」には、食事・入浴・宿泊という表示。

 車で先へ進むと、右カーブの左外側へ分岐道があり、その奥にも、広い駐車場がある。
 丘の頂上に天文台があり、その周囲の斜面に、太陽系の星が配置されている。子どもが通り抜けられる穴が空いていたり、あまり正確なものではなさそうだったが。
 ここも視界は限られるが、広い展望場所。展望台かと思ったものは、すべり台だったが、地上から十分に景色を望める。(右下写真)

 適当に展望がある場所は、あちこちにある、眺めのよい山上公園。
 奥へ進むと、峰の薬師公園もある。

 帰りは、東側へ下った。やはり1.5車線のくねくねとした道で、ずっと森の中。西側よりは、やや狭めか。駐車帯の手前に、予告標識があるのはいい。
 県道363号田沢下新田線への出口T字路では、県道上の交差点案内標識の行き先は「松山」。ピクニックランドへの案内看板あり。

写真有 眺海の森 写真集

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 16時頃

Webリンク 眺海の森天体観測館のサイトより、眺海の森のページ (別ウィンドウに開く)

公園展望地 峰の薬師公園峰の薬師公園

 眺海の森の近くにある、展望所。

 眺海の森で、天文台の方へ入っていき、その駐車場へは入らずに、道なりに左へ曲がっていく。駐車場の奥の方、北への道ではない。
 1.5車線道を進んでいくと、突き当たりにある。
 駐車場は10台強で、入場・駐車場とも無料。

 総光寺奥の院という小さなほこらがあるだけの小公園。
 1メートルほど高くなった台に、パーゴラのようなものがあるが、屋根に植物はなく、日よけにはならない。展望側の縁にベンチが並んでいるのはよい。

 西に庄内平野を見渡し、その中を最上川が蛇行し、奥が日本海という景色は、眺海の森の展望台と、まあ似ている。こちらの方がやや低く、やや川に近い。
 最上川ビューポイント選定地点という柱があった。

 車道は行き止まりで、眺海の森へ引き返すしかない。下の方へ、総光寺に至るという遊歩道はあった。

峰の薬師公園より望む、庄内平野・最上川

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 16時頃

観光施設橋 最上川さみだれ大堰最上川さみだれ大堰

 ゴム製の可動堰で、フィッシュギャラリーがある。

 国道47号・鶴岡街道を、白糸の滝から西へ4キロ。信号はないが右折レーンのあるT字路から東へ入る。角にカラフルな案内看板があったが、周囲は工事中で曲がりくねったところなので、できれば手前に案内表示がほしいところ。国土交通省の施設なんだから、国道上に標識を出せると思うが。工事中だったからかも?
 堰の上を渡る橋で対岸へ渡ると、その正面に建物がある。正式名は、国土交通省 東北地方整備局 酒田河川国道事務所 飽海(あくみ)出張所。

 駐車場は、まあ広く、車は適当な場所に止める感じ。
 入館・駐車場とも無料。紙に市町村名と人数だけ記入する。

 1階は、水槽が並び、最上川に住む魚がいろいろいる。あまり大きなのはいないようだ。
 2階は、ガラス張りに最上川さみだれ大堰を望み、堰についての説明パネルがある。ゴムの袋を空気でふくらませて、川の水をさえぎる仕組みだそうだ。このときはしぼんでいて、その姿を見ることはできなかったが、屋外に実物大の断面が展示されている。

 地下の魚道は、係の人の案内で見学するようになっている。自分1人だったのだけど、ていねいに案内してくれた。エレベーターで降りて、通路を歩いていくと、大きな重たいドアを開けてくれて、中へ入る。水族館のように、魚道を横の窓から見ることができる構造。雨のあとで、水が茶色くにごっていて、魚は1匹しか見えなかったが、きれいに見えるときの様子をビデオで再生してくれた。

 堰の上の橋は、横から見ると、薄い黄色で鋼製の桁橋。橋の上は、センターラインはないが、2車線幅くらいある。歩道はない。シンプルな形の橋だが、親柱が、ゴムの堰がふくらんだときの形をしているのがポイントだ。チェックしてほしい。
 建物がある場所は、酒田市の南端。対岸の入口は、庄内町。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 14時頃

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所