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● 酒田のドライブスポット

展望地 酒田港展望台

 酒田港と北港の間に位置する展望台

 山形自動車道の終点、酒田みなとインターを出て左(西)へ。国道7号へ出た十字路で右折して北へ向かうつもりだったのだが、信号待ちの間、正面に「展望台」という標識が見えたので、行ってみることにした。
 国道7号との十字路を直進し、その先で標識に従って左折。港の近くの道だが、それらしい建物はなかなか見えてこない。突き当たりのT字路(↑)ではなにも案内がないのが不親切だが、右折が正解。あとは道なりに進んでいくと、T字路(→)を右へ入るところには、再び案内が出ている。
 最初に道路左側にある駐車場は通過し、すこし進んだ先で左へ入ると展望台用の駐車場がある。入口脇の歩道に車両進入禁止とかいう看板が見えても、無視していい。使わないときは看板をしまっておけよな。

酒田港展望台 駐車場から歩いて1〜2分で展望台へ。舗装歩道はわざとくねくねしていて、車椅子の人のために傾斜をゆるやかにしたのかなとも思えるが、ふつうに歩ける人なら、道を無視してまっすぐ展望台へ向かって歩いた方が近い。ここを設計した人は、「2点間の最短距離は直線」と「誰もわざわざ遠回りなどしたくない」という原則を知らなかったらしい。

 エレベーターで7階へ登ると展望階だ。
 ガラス窓に囲まれていて、窓は開けられないが、周囲にはほかに建物などがないので、ぐるっと全周を見渡すことができる。とりあえず鳥海山が見えたが、それ以外にはあまり見るべきものは周囲にはない。まあ、タダなのでいいけど。

 1階には、港の機能や酒田港について説明したパネル展示とビデオ上映があった。

 展望台前の飲料自販機には、250ml缶で100円というのがあったので、これはいいと思ったのだが、ふつうのコカコーラのボタンを押したのに、出てきたのはダイエットコークだった。これはやっぱり、オレにダイエットすべしという神のお告げか…

●開館日   火曜日〜日曜日、祝祭日
●開館時間  午前10:00〜午後5:00 (ただし7/1〜8/31は午前10:00〜午後7:30)

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2002年11月10日(土) 10時頃

城輪柵跡 政庁東門観光施設 城輪柵跡 (きのわさくあと)

 平安時代の国府の門を復元。

 庄内東部広域農道・庄内こばえちゃラインから、県道59号酒田八幡線を西へ400メートル。信号十字路の交差点案内標識で、藤塚方面へ。広域農道を南から行くと、防雪柵が開いていれば見える。
 赤い門が見えてくるので、あれだなとわかるが、県道脇の案内表示は、駐車場の入口とはちがうところにある。駐車場は、施設の手前側(東側)にあるので、案内表示まで行かないこと。駐車場は砂利敷きだが、奥に長く、何十台分もある。
 入園・駐車場とも無料。

 全体の説明板が2つあり、平安時代の出羽国府跡という説が有力とのこと。
 東門南門、それらの左右の塀が復元されている。赤い柱や白い壁はシンプルなものだが、瓦の模様は凝っている。門は開いていて、ちゃんとくぐることができる。その他の建物は、柱の根本だけが示された形。井戸の跡もあった。
 発掘時のカラー写真入りの説明板があちこちにあり、史跡としてわかりやすくなっている。城輪柵跡 政庁南門・東脇殿跡

 東門に、木の引き出しが置いてあって、「パンフレットあります」という表示。ちゃんと中に入っていた。
 建物は部分的にしか復元されていないので、全体の想像図くらいあってもよさそうに思ったら、パンフレットには載っていた。パンフレットにはさらに、瓦や瓶、将棋の駒などの出土品の写真もあった。出土品がどこに展示されているのか書いてあったら、もっとよかったと思うが。

 国指定史跡。あずまや、トイレあり。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月13日(木) 10時頃

歩行者橋 酒田みらい橋

 新素材でできた歩道橋。酒田みらい橋

 酒田市街の中にある。国道7号・酒田バイパスから、県道40号酒田松山線を西へ2キロ。新井田川の手前の脇道へ左折して、200メートル。
 川の両側に道路が走っているが、東側の道の方が、交通量が少なく、幅も広くなっているので、そちら側に車を置いた方がいいだろう。

 コンクリート系の新素材で作ったという歩道橋。残念ながら、現地に橋の説明板などはなかった。
 中央部がすこし盛り上がった、ゆるいアーチ状になっている。橋桁には丸い穴が空いていて、大きさが変化している。そのへんのデザインが可能になったのが、新素材ゆえらしい。
 周囲の道路とは段差があるのだが、自転車に配慮してか、中央に斜めになった部分があった。傾斜路の幅は狭く、いわゆるバリアフリーではない。
 路面には、ハッチのようなものがいくつかあったが、橋の中に何かあるのか?
 土木学会田中賞、グッドデザイン賞を受賞しているはず。現地に表示はないが。

 新井田川は、市街地の川なので、コンクリートの護岸だが、部分的に花壇があり、色とりどりの花が咲いていた。

 帰りに県道40号酒田松山線を戻ると、国道7号との十字路で、片側2車線のうち左車線が左折専用レーンになってしまう。路面上の矢印が直前にあるだけで、車の多い道なので、気がついたときは、直進レーンへ移れないというワナになっている。
 市街地を抜けると、快走2車線道がつづき、このあたりの東西基幹ルートという様子。それだけに車は多いが、いいペースで流れていた。
 旧道は、JR羽越本線をループして越えているが、新道はすんなりと越えて、庄内東部広域農道・庄内こばえちゃラインまでつづいている。その先も、工事中だった。
 旧道との分岐部は、なんの案内表示もなし。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月13日(木) 11時頃

滝 十二滝十二滝

 十個くらいの多段滝。

 県道362号海ヶ沢松山線を、東の奥へ進んでいく。ここはずっと2車線道。
 右へのT字路(→)入口には、案内標識があってわかりやすい。そこからは1.5車線。
 最初に、左へ入ったところに、滝の無料駐車場がある。店は閉まっていたが、飲料自販機があり、トイレは簡易的なもの。そこから滝へ徒歩10分という表示だが、1台も車がいなくて、すいていそうだったので、車で奥へ進んでみることにした。
 滝まで徒歩5分の表示のところにも、道路が広がった駐車スペースがあるが、そこにも1台もいなかった。
 さらに進むと、右側に遊歩道入口の表示。道路脇がやや広がり、車を2台くらいは置ける。その先の左側と、もう1つ先の遊歩道入口のところにも、それぞれ2台くらいは置けそうだったが、それらはUターン用スペースを兼ねているので、全部車で埋まってしまうと、Uターンがたいへんかも?

 遊歩道は渓谷を降りていき、けっこう急。川原へ出ると、あとは水平で、滝の下まで徒歩3分。そこからは、下の段の滝しか見えないが、柵などはなく、自由に滝壺へ近づける。

 真っ赤な十二滝吊橋を渡り、対岸の遊歩道を登っていくと、滝見台まで徒歩3分。雨天時立入禁止とあり、たしかに危なっかしいところがあった。
 説明板には、12個の滝の名前が書いてあって、よく名づけたと思うが、実際の滝をひいき目に数えても、10個くらいにしか見えなかった。まあ、数はともかくとして、見事な多段滝ではある。どの角度から見ても、一部が木の葉で隠れてしまうのだが、紅葉の季節はかえってきれいかも。ベンチあり。
 飽海三名瀑の1つ。「名勝」と表示されていたが、国指定でも山形県指定でも酒田市指定でもなさそうだ。自称か?

 帰りは、滝の下からの遊歩道を登っていくと、滝の近くを通っていくのだが、姿はちらっとしか見えない。横の岩の上へ出れば、もしかして?というところもあったが、雨上がりで濡れていたので、やめておいた。やはり徒歩3分で、上の車道に出る。最初の遊歩道入口まで、さらに徒歩1分。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 17時頃

 

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