★★★
Precious
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● 戸沢のドライブスポット

韓国をテーマにした、モモカミの里・高麗館。
国道47号沿いで、最上峡の東にある。
国道からの入口には、右折レーンと左折レーンあり。
入ったところがロータリーになっていて、路面に、左へ大型車、右へ小型車という表示があるが、大型車用の区画が左にしかないという意味で、小型車用の区画は、左右両方にある。わかりにくい駐車場の案内だ。
韓国風の赤い建物が、斜面に並んでいて、なかなか異彩を放っている。けっこう広く、駐車場はあちこちにあるので、目的に応じて、車を止める場所を選んだ方がよい。
中央の八角形の建物が、駅舎。1階はトイレ。2階は、低い棚に観光パンフレットが並んでいたが、本来はベンチだと思う。道路情報コーナーでは、道路のカメラ画像を表示。情報端末は、故障中だった。2階の周囲のベランダが、いちおう展望所になっているが、2階の高さだし、斜面を上へ登った方が眺めはいい。
ロータリーから、左へ入った第1駐車場には、韓国軽食堂がある。カウンターで先に注文・支払いをする方式。店のおばさんは2人とも韓国人のようだった。日本語も話せるが。壁には、韓流男性スターの写真が並んでいて、おばさんの趣味か?
店の前では、キムチの直売。アイスも売っているが、それだけは韓国と関係なさそうだった。
表からはわかりにくいのだが、その屋上が展望所になっている。入口の階段は裏側。ここも2階の高さだし、わざわざ登る意味はあまりないが。
「とざわ農楽市」という農産物直売所もある。ふつう道の駅って、こういう売り場がにぎわっているものだが、なぜか閑散としていた。この建物だけが韓国風でなくて、なんか仲間はずれみたいだった。
物産館も、韓国のものがびっしり。ビールや焼酎も韓国製。韓流スターのグッズも。地元のものは、すこしだけといういさぎよさ。
回廊でつながった食文化館は、ようは焼肉レストラン。すぐ隣に、車で登っていける駐車場もある。
案内図によると、その上に「民俗文化館」があるはずなのだが、閉まっているみたいだった。なにも表示はなく、閉鎖したのなら、案内図や案内矢印から消しておくべきだろう。
その上は、ノリマダンという斜面の広場。大きな柱のような人形が4本ある。その上のあずまやが、案内矢印にあった展望台のようだ。最上川を見おろせるが、道の駅の建物のかげになってしまう。
左手に、最上川資料館もある。
「とるぱ」になっている。たしかに、フォトジェニックな道の駅だ。
道の駅とざわ モモカミ里・高麗館 写真集
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 13時頃
戸沢村のサイトより、モモカミの里・高麗館のページ (別ウィンドウに開く)
とざわ農楽市のサイト (別ウィンドウに開く)

最上川と地すべりについて。
道の駅とざわの中にあり、駐車場は共通。
道の駅の案内図には、「地すべり資料館」と書いてあるのだが、実物には「最上川資料館」と表示されていた。
薄暗くて、閉まっているのかと思ったが、ドアは開いた。センサーで人を検知すると、照明が点灯する仕組みのようだ。階段だけは、暗いままだったが。
1階には、韓国民俗資料展という表示で、お面や壺などを展示。閉まっていた民俗文化館の代わりか?
風弾という、凧のようなものもあった。
2階には、道の駅のジオラマ模型がある。現在の姿とすこしちがい、マチガイ探しができる。あとは、最上川や地すべり災害についての説明パネルが中心で、勉強的な内容。この黒渕地区は、昔から地すべりが多く、国による対策事業が行われて、今の道の駅に生まれ変わったらしい。
誰も来ていなかったが、入口付近に、もっと入ってもらいたい意を表すような、表示や飾りつけをするべきだろう。
説明パネルは読まなかったので、見学時間は5分もかかっていない。
裏手には、黒渕すべりどめ観音という、小さな祠と鳥居がある。受験のすべりどめのようだ。
2階から裏へのドアは閉鎖されていて、外からまわっていかないといけないが。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 13時頃

最上川を望む排水機場。
戸沢村役場がある古口にある。国道47号沿いで、集落内の西寄りだが、角川を渡る橋よりは東。
道路北側にあり、通りすぎながら、なんか休憩駐車場みたいなのがあったな、と引き返した。道路から見える名前は「古口排水機場」。道路上にPとかの案内表示はないので、初めて行って入るのは、難易度高いかも。
駐車場は9台分。
休憩施設としては、あずまやが1つあるだけ。
その奥が最上川の堤防。下流側は、角川との合流地点。最上川ビューポイント選定地点という柱があり、最上峡夕景の地と書いてあったので、夕日がきれいなのだろう。
上流寄りに堤防をまたぐ階段があり、そこへ登ると、ちょっと見晴らしがいい。下の川原へ降りていく階段もあり、川沿いの遊歩道もある。川岸の一部が、白いコンクリートの階段になっていて、親水施設なのかもしれないが、ビューポイントからのナチュラルな景色をそこねているように思う。設置場所を考えてほしかった。
通路沿いに花が並んでいる場所があって、ヒマワリが終わりかけ、コスモスが咲き始めたところだった。ただの排水機場ではなく、いこいの場所として、手入れされているようだ。排水機場自体は見学できない。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 14時頃
国土交通省東北地方整備局のサイトより、最上川ビューポイント 戸沢村古口(最上川・角川合流地点)左岸のページ (別ウィンドウに開く)

滝の向かいにある、ドライブイン。
国道47号沿いで、最上峡の西寄りにある。
国道の北側に面して、建物も駐車場も横に長い。
1階に、みやげ物店。品揃えはなかなかよく、ふつうの道の駅レベル以上。はえぬき麺という、米を使った麺を買ったが、おいしかった。(263円)
奥に、食事処。ガラス越しに、対岸の白糸の滝が見える。みやげ物売り場と壁があるわけではないので、食事をしなくても、滝を見ることはできる。
渓谷の岩を伝っているが、かなりまっすぐに落ちている滝で、下に鳥居がある。周囲の森に、けっこう隠れてしまっているが、滝をよく見ようとしたら、舟に乗らないといけないのだろう。日本の滝百選
1階の前には、アイスやスナック類の売店が並んでいる。
2階は、団体客用のようだった。
右端の2階には、お食事と喫茶というパーラーがある。
建物の右横の駐車場からは、最上川を見おろせるが、白糸の滝は、角度的に木の陰になってしまう。店内に入らせる仕掛けなのだろう。
あとで車から見たら、左横の歩道から滝が見えるようだったが。
「とるぱ」になっている。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年8月12日(水) 14時頃
白糸の滝ドライブインのサイト (別ウィンドウに開く)