★★★
Precious
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南多摩尾根幹線道路
多摩ニュータウンを走る、幹線道路のような名前の道。
都道19号町田調布線・鶴川街道の多摩川原橋を渡って西へ。片側2車線道だが、稲城市役所の先で、直進できるのは右車線だけで、左車線は左折レーンになってしまう。そこを直進すると、道路中央に「都道 南多摩尾根幹線」の表示がある。ここは2007年4月にようやく開通した区間で、尾根へ登っていくなという導入部だ。
広大な中央分離帯をはさんだ、片側1車線道。本来はその中央部分に本線ができて、今のは側道という扱いだそうだ。信号も車も多く、いつも混雑している道という印象。渋滞せずに流れているときでも、信号待ちでできた行列で走ることになる。スイッと走れるのは、たまたま信号待ちの先頭になった直後だけという感じ。
くじら橋の下をくぐるが、これは優れた橋に贈られる土木学会田中賞を受賞したという歩道橋。直前の交差点名も「くじら橋」なので、わかりやすいだろう。稲城中央公園の駐車場へ車を入れれば、じっくりとクジラを眺めることができる。
また、くじら橋の上からは、東京市街をすこし望める。(下写真)

その先の峠部のあたりから反対方向の車線とくっつく。この区間は、上下車線が並んだ2車線道になり、わりとアップダウンがあるのだが、本来は隣のゴルフ場を突っ切るルートなのを迂回しているためらしい。ここの坂道区間は、ほかに比べると、比較的流れがいいことが多い、と思う。
直線の坂道を登った後、左カーブして下っていくと、上下車線が離れて、元のような広い中央分離帯をはさんだ道へ。(右下写真)
多摩東公園をすぎると、また上下車線がくっついた2車線道になる。ここは、北側に離れた道もできているようなのだが、小学校が隣接しているから?
給食センター前をすぎて、再び上下線が分離。ここからは中央が斜面になっていて、西行きは上の方、東行きは下の方を走り、高さに差がある。
国士舘大学の前では、天気がよければ正面に富士山を望める。
多摩ニュータウンを走っていく道なので、基本的に景色のいい道とはいえないが、きれいな並木道ではある。
鎌倉街道と交差し、その先で左へ入ったところに一本杉公園がある。
そのあたりまでは、沿道にいろいろな建物はあるものの、店はほとんどないのだが、ファミレスなどがぽつぽつと現れはじめる。
多摩南野交差点の先でくぐる鶴乃橋も、土木学会田中賞を受賞した歩道橋らしいのだが、車を止めるところが見つからなかった。
その先も、上下線で高さが違うところがある。
多摩市総合福祉センター前交差点から北へ入ったところには、鶴牧西公園と鶴牧東公園がある。きれいな丘がある公園だ。
さらに進んで、京王堀之内駅へ向かう道との交差点の手前から、片側2車線に広がる。その北側にぐりーんうぉーく多摩という大型のショッピングモールがあり、右折レーンも2車線ある。ここを右へ入り、300メートルほど先を左へ入っていくと、長池見附橋を渡るが、これも土木学会田中賞を受賞した橋。ここは、長池公園の駐車場に車を入れれば、じっくりと見物することができる。
片側2車線に広がると、流れはがぜんとよくなるのだが、標識が40キロのままは解せない。長池公園の先の交差点は立体交差で、本線は片側2車線のまま直進し、交差道とは側道で接続。本来は、こういう幹線道路にしたかったのだろうなという片鱗を見せてくれる。しかし、その幸せは長くはつづかない。
小山長池トンネルを抜けた先の多摩境通りとの交差点は、そこを右へ入ったところにある大型店が人気あるようで、右車線は長い右折渋滞。直進するなら、左車線へ。
その交差点の先で、左車線が右へ合流。そこからは古そうな黄色いセンターラインの2車線道になる。坂道を降りていって、都道47号八王子町田線・町田街道に出るが、右折レーンがないものだから、右折車渋滞。反対方向は、多摩境通りへの左折車渋滞。
おすすめ度 :★☆☆☆☆
人気度 :★★★★★
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★★☆
行った日時 :2008年2月11日(月・祝) 10〜13時頃