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● 多摩市のドライブスポット

公園 多摩東公園丘の上広場より望む多摩東公園と弓の橋

 多摩市の東部にある運動公園。

 南多摩尾根幹線道路沿いと、北側の都道18号府中町田線沿いの両方に駐車場がある。(このあたり、都道18号線だらけなので、北側の道をなんと呼ぶべきかわからないけど。)
 多摩東公園交差点から、公園北側の道を西へ進むと、歩道橋の下をくぐった先に、駐車場への入口がある。中央分離帯があるので、反対方向からは出入りできない。
 無料の舗装駐車場は、数十台分あったが、右半分は閉鎖されていた。職員用にキープ?

 陸上競技場の脇を東へ歩いていくと、さきほど車でくぐった歩道橋に、剣橋という名がついていた。たしかに、中央に剣のような高い柱がそびえていたけど。
 さらに東へ進むと、南多摩尾根幹線道路沿いの駐車場が見えたけど、そちらの方が広い。多摩東公園交差点の南に、公園の案内標識があり、中央分離帯を横切る道があって北側から来ても入れるようだ。出るのは北方向へしか出られないだろうけど。

 弓の橋という歩道橋で南多摩尾根幹線道路を渡り、これもたしかに、弓のような形をしたアーチ橋だった。
 橋の先はもう多摩東公園ではないのだろうが、丘の上広場と書いてあって、階段を登っていくと展望所のようなところがある。階段の途中までは富士山が見えたのだが、丘の上からは木で富士山が見えなくなってしまうのが残念だった。展望景色としては、西方向の多摩東公園の先に多摩ニュータウンを望み、その先に奥多摩の山なみ。ここまで徒歩5分。(右上写真)

 ここは、よこやまの道という散策コースの東端になっているのだが、もうすこし北にあるみはらし緑地まで足を伸ばしてみることをおすすめしておく。
 公園としては、武道館と陸上競技場とテニスコートくらいしかなく、純粋な運動公園という感じ。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年2月11日(月・祝) 11時頃

公園 一本杉公園一本杉公園の古民家 旧加藤家

 古道、古民家、池など、いろいろそろった公園。

 南多摩尾根幹線道路を東から進んでいくと、交差点案内標識の行き先に、一本杉公園とある方へ左折。すると、300メートルほどで、T字路(↑)に突き当たり、それが一本杉公園公園通りなのだが、ここでもう右とも左とも表示してないのは、不親切・不完全だよなぁ。
 右へ行くと、その道の左右両側に無料の駐車場がある。どちらも数十台分くらいだが、北側の方は9割くらい埋まっていた。
 駐車場の利用時間は、3月26日〜11月30日は午前7:30〜午後9:30、12月1日〜3月25日は午前8:30〜午後9:30という表示。北側に飲料自販機あり。

 一本杉公園公園通りを東へ歩いていくと、右へ鎌倉道という表示がある。鎌倉裏街道で、小野路道とも呼ぶそうだ。利用時間は午前8時〜午後5時、12月29日〜1月3日は閉門の表示あり。中央に細い石畳のある坂道だ。(左下写真)
 100メートルくらいで車道との出入口があり、あとは階段で下っていってしまうようなので、引き返したが、あとで公園の案内図をよく見ると、そのまま降りていっても公園の池の方へ行けたようだ。
 その鎌倉道の途中から、西側の小高い場所へ登っていく道があったので、登ってみたが、周囲は木に囲まれていて展望はなかった。

 一本杉公園公園通りをさらに東へ向かうと、再び公園の入口があり、利用時間は鎌倉道と同じ表示。そこから階段を降りていくと、展望テラスへ。たしかに正面の谷は見えるけど、たいした展望場所ではない。その下は梅林らしいが、ちょっと早すぎたようだ。(右下写真)

 その先に、古民家が2軒あり、中の座敷や釜戸を見学できる。この家の前の梅は咲いていた。この利用時間は午前9時〜午後4時30分、休館日は第2・第4月曜(祝日の場合は翌日)と12月29日〜1月3日という表示。(右上写真)

 さらに池があり、公園としての雰囲気はいい。多摩の散策路であるよこやまの道の案内図があり、さきほどの鎌倉道もその一部になっている。
 一本杉公園公園通りの下をくぐるトンネルを通って、北側の駐車場に戻った。
 北の方には、野球場とテニスコートがあるようだ。行かなかったけど。

鎌倉裏街道  一本杉公園の展望テラス

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年2月11日(月・祝) 11〜12時頃

公園 鶴牧西公園鶴牧西公園

 丘陵の斜面にある公園。

 南多摩尾根幹線道路多摩市総合福祉センター前交差点から北へ。ここは片側2車線道だが、唐木田駅入口交差点で右側レーンが右折レーンになるところを右折。
 500メートルほど進むと、道路左側に駐車場がある。20台分くらいしかなく、このときは満車だったがちょうど出て行く車がいたので、うまく入れた。駐車場は公園全体の南端付近に位置し、利用時間は午前9時〜午後5時という表示で、無料。

 トイレの脇の遊歩道をいくと、斜面の上の縁を歩いていくので、下の林や北西方向の住宅地をちょっと見渡せる。水の広場というオブジェや、大きな芝生広場があった。斜面を降りていけば、林の中を散策できるようだ。梅は咲き始めたばかりだった。

 東端にみどりの家という建物があり、その奥の歩道橋を渡ると、鶴牧東公園へつながっている。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年2月11日(月・祝) 12時頃

公園展望地 鶴牧東公園鶴牧東公園より西方向

 丘のある公園。

 駐車場はないので、鶴牧西公園から歩いていった。
 中央に、小高い丘がある。いちおう石敷きの道があるのだが、斜面を歩いている人も多かった。

 頂上に、ベンチになる石が2個あるだけのシンプルな丘だが、360度の視界がある。まあ、住宅街の中なので、周囲は家やマンションという景色なのだけど。丘よりも高くなってしまっている団地がいくつかあるのが残念だった。
 西方向の団地の向こうには、丹沢から奥多摩の山なみが見えて、その奥に富士山の上の方がのぞいていた。(右写真、富士山は写真だと見えない)
 東方向には、低い家が多いので、わりと視界は広い。(下写真)

 丘の手前には、子供が野球の練習をしているグラウンドがあったくらい。丘が目当てで行ったので、丘の頂上から引き返してしまい、それより先へは行かなかった。
 帰りは、歩道橋を渡って鶴牧西公園へ入ったところで、左へ行けば駐車場への近道だった。徒歩約5分。
 入口に案内図が見あたらなかったなぁ。

鶴牧東公園より東方向

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2008年2月11日(月・祝) 12時頃

観光施設 東京都埋蔵文化財センター

 多摩ニュータウンの開発で発掘された品を展示。

 多摩センター駅南口から、東へ300メートルほどのところ。道路がゆるく90度カーブしている外側にある。
 駐車場は小さくて3台分しかないが、ほかに車はいなかった。駐車場の利用者は、受付に申し出るように表示があり、紙に車のナンバーと名前と日時を記入する。その日は、私が最初。どうやら、それほど車で来る人はいなさそうだった。とくにイベントとかなければ、3台分でも十分なのかも。
 周囲はショッピング街で、駅にも近いので、有料駐車場がたくさんある(買い物金額によって無料になるが)。そういう中で、小さいながらも無料駐車場を用意しているというのは、ウェルカム度の高いところと感じた。
 入場も無料で、駐車場を使わなければ、名前を書くこともなさそうだ。

東京都埋蔵文化財センター 入口・受付を含めて、一般利用者用のフロアはすべて2階にあった。
 休館日や時間は、下記の公式サイトを参照。

 展示室は、時計回りに旧石器時代から江戸時代へ。縄文時代が中心のようで、土器の移り変わりなどが展示されていた。土偶はわりとあったが、ハニワはなかった。東京の古代人は、古墳やハニワはあまり作らなかったようだ。

 2008年度の企画展示は「縄文人に会いに行こう」。常設展示と企画展示の区別がよくわからなかったが、部屋の中央部が企画展示らしかった。
 縄文時代の服やアクセサリーを身につけた人形があるのだが、その服に「縄文良品」という値札が付いているのが笑えた。たしかに、素材を生かしたシンプルさは、無印良品に通じるところがあるかも。

 体験コーナーのようなところでは、土器の破片をパズルのように組み合わせたり、粘土に縄の跡を付けたりするものがあり、子どもが遊んでいた。
 奥の廊下を利用して、きれいな陶器の破片や、昔の木の樋なども展示されていた。

 あまり広くはないが、ひと工夫された展示がいくつかあるのが魅力だと思う。土器の破片のクレーン・ゲームもどきも必見。
 隣には、縄文の村がある。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年7月6日(日) 13時頃

Webリンク (財)東京都スポーツ文化事業団のサイトより、東京都埋蔵文化財センターのページ (別ウィンドウに開く)

観光施設公園 縄文の村縄文の村 竪穴住居 縄文時代前期

 縄文時代を復元した小公園。

 東京都埋蔵文化財センターの隣にあるので、アクセスや駐車場はそちらを参照。
 入口が2階の高さにあるのは、本来の遺跡を埋めた上に公園を作ったからか?
 開園時間は、午前9時30分〜午後5時だが、11月〜3月は午後4時30分まで、年末年始は休園という表示。

 多摩ニュータウンNo.57遺跡で、東京都指定史跡。
 縄文時代の住居を復元したものが3つあり、それらが、森の中の遊歩道で結ばれている。
 入口近くの1つは、八王子の敷石住居を移築したもので、今から4200年前に関東で流行した形らしい。
 住居の中には、カマド、タキギ、木の幹を切った椅子らしきものなどがあった。

 住居の1つからは、煙が出ていたので、なにか消毒のような作業をしているのかと思ってスルーしたが、あとで上記の埋蔵文化財センターの公式サイトを見ると、単にたき火をしていて、中に入ってもよかったようだ。現地での状況表示に、ひとくふう必要なのでは?

 周囲の森も、縄文時代の森を再現したものらしい。
 遺跡の住居跡を模型で表示したものもあった。

 公園の出入口は1か所で、通り抜けることはできないようだ。
 多摩ニュータウンの中心部に近いところにあるのに、ひっそりとした森で、異空間という感じだった。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年7月6日(日) 13時頃

 

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