★★★
Precious
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● 国立のドライブスポット
国立市の歴史と民俗を展示。
都道256号八王子国立線・甲州街道の矢川駅入口・信号十字路から南へ。
300メートルほどで、信号のないT字路(←)を東へ入るが、案内表示は歩道上にあるので、車からは見つけにくい。中央道よりは100メートル以上北。
脇道へ入っていくと、左側に6台分の駐車場がある。
入館・駐車場とも無料。受付は特になし。
洒落たデザインの建物で、床の一部がガラス張りで、足下に縄文土器があったりする。
ただ、凝りすぎて遠回りな構造なので、地下にある展示室まで3分ほどかかる。
展示室は中くらいのが1つ。
入口に4面マルチビジョンと、地図上のランプが連動したビデオがある。センサーで人が入ってくるのを検知して、自動スタートするようだ。国立市の地形や歴史について。ベンチあり。
順路の表示はないが、外周を時計回りに見ていくと、縄文時代の次が鎌倉時代になってしまい、部屋の中央部に古墳時代や平安時代があった。
顔や人の形のついた縄文土器がいくつかあり、土器好きにはおすすめできる。人間の形というよりも、宇宙人みたいだったが。土偶はシンプルなもの、埴輪は円筒埴輪だけ。
後半は江戸時代から明治へ。神奈川県時代の石碑があった。
民俗のコーナーは、祭りや結婚式の道具。ちょうど祭りの時期で、獅子頭は不在だった。獅子舞などの祭りのビデオを上映していたが、スタートボタンはないので、先客がセンサーで起動させたのかも。
最後に、学園都市のコーナーがあり、そこのビデオにはメニューが2項目あったが、見なかった。
廊下には、小魚の水槽、動物の標本、水車小屋の模型、昔の玩具、神輿などが並んでいて、展示室を補完している。図書室もある。
小さな喫茶室もあり、ペットボトル飲料や国立市のコミュニティバスのチョロQも売っていた。
見学時間は、約40分だった。
無料のわりに、なかなかよくできていると思った。
名称がひらがなで始まっているのは、国立(こくりつ)ではなく市立だからだろう。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2010年9月26日(日) 12時頃
くにたち文化・スポーツ振興財団のサイトより、くにたち郷土文化館のページ (別ウィンドウに開く)