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● 宇都宮北のドライブスポット

 JR宇都宮駅よりも北のエリア。

観光施設 長岡百穴古墳長岡百穴古墳

 古墳時代末期の墓穴。

 国道119号・宇都宮環状道路を西から行くと、道路左側に駐車場がある。駐車場の奥に、百穴自体が国道からよく見える。
 東から行くと、中央分離帯があるので、国道から直接入ることはできない。800メートルほど手前にある、帝京大学入口の信号付き交差点から北へ入り、すぐ先の最初の信号を左折。ここには、案内表示あり。
 県道157号下岡本上戸祭線・長岡街道を500メートルほど進むと、県道はT字路(←)を左折するが、県道側が道なりのようになっている。この道は、狭めの1.5車線道で、場所によってはゆずり合いが必要。
 左側の国道との間に、普通車約33台分の駐車場があるほか、右側の百穴の前にも、十数台分の駐車場がある。
 入場・駐車場とも無料。門とかは特になかったので、休園日や休園時間などはなさそうだ。

 北側の駐車場のすぐ脇に、岩の崖があり、横穴がたくさんあいている。穴をのぞいたり、中へ入ったり、自由に見学できる。現在は52基だが、実際はもっとあったらしい。
 ほとんどの穴の奥には、仏様が掘られていたが、それは後世のものという説明書き。

 中央の階段をすこし登ったところに観音堂がある。その奥へも階段が続いていたが、上へ登っても、山へ入っていくだけのようだった。桜百本、梅70本という表示。
 左へ分岐した道を歩いていくと、百穴の左端の上に出て、あとは岩の斜面を歩いて降りて、一周できた。
 百穴の右の方の前は、畑になっていた。(右上写真)
 パンフレット入れのような箱があったが、からっぽだった。
 栃木県指定史跡。

 トイレあり。周辺の国道沿いには、いろんな郊外型飲食店が並んでいる。隣りは「かつや」。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2009年4月5日(日) 14時頃

公園景勝地 大谷景観公園大谷景観公園

 石の崖がある。

 国道293号から、交差点案内標識に「大谷観音」とあるT字路を東へ。T字路(↑)にぶつかり、右へ100メートルほどで、左側に駐車場がある。公園名の表示は見あたらず、駐車場が目印。一般的なアクセスとしては、大谷観音から北へ約200メートルというべきか。
 駐車区画は、普通車3台+大型車3台分しかなかったが、あとで調べると、南の方にもうひとつ駐車場があったようだ。
 入園・駐車場とも無料で、出入り自由。

 国指定名勝・大谷の奇岩群・御止山(おとめやま)という石柱と説明板がある。
 小さな川をはさんで、切り立った岩の崖があり、道路の向かいにも。名勝というからには、自然にできた崖なのだろう。
 石のモニュメントみたいな、人工的な石も4つあった。あとは草地に、テーブル&ベンチがあるくらい。
 大谷石製のトイレは、水は出ないが使えますという表示だった。
 とるぱになっている。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★★☆☆
行った日時 :2011年2月26日(土) 10時頃

観光施設 大谷資料館大谷資料館 駐車場の脇

 大谷石を採掘した地下坑。

 大谷景観公園の脇から東へ。奥まったところにあるが、ずっと案内表示があるので、近くまで行けばわかるだろう。
 最後のアクセス道と駐車場は未舗装。公式サイトに普通車百台分とあるが、そんなにあったかな? まあアバウトな形なので、工夫して詰めれば、ということなのだろう。
 すでに駐車場の周囲に、切り立った石壁があり、異様な風景になっている。(右写真)

 わりと近代的な、ガラス張りの建物へ入ると、カウンターで料金を支払う。大人600円。
 その奥が展示室。あまり広さはなく、石を切り出した道具が並んでいる。薄暗いのは、地下の雰囲気を出す演出か?、節電か?

 なぜか手動のドアを開けて、地下への階段へ。通路は、すれ違いにはやや狭いところがあり、左側通行・右回りが順路なのだが、逆行している人がいた。説明読みなよ。
 広場のように開けた場所や、地上からの明かりが差す穴もあり、構造は結構複雑だったが、順路に従って行けばよい。
 最初はシーンと静まりかえっていたのだが、団体客が入ってくると、声が響くものだから、とたんに騒がしくなる。この場の雰囲気を味わうためには、個人で行くべき所だろう。
 写真展示コーナーもあり、この採石場とフィンランドの風景が並んでいた。
 見学時間は、約20分だった。

 地味な入口のみやげ物店が隣にある。大谷石グッズが半分くらいを占める、オリジナルな店なので、観光地によるあるみやげ物屋とあなどらず、覗いてみるべき。コースターや写真立てなど、数百円で手頃に買えるものもある。
 あとは陶器と、化石がすこし。一般的な観光みやげ物はないのが、いさぎよい。小さな喫茶室を併設。
 周囲のテーブル&ベンチも、大谷石でできているのはさすが。飲料自販機・トイレあり。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★★★
行った日時 :2011年2月26日(土) 11時頃

Webリンク 大谷資料館のサイト (別ウィンドウに開く)

公園 八幡山公園八幡山公園 子どもの森ゾーン

 宇都宮タワーがある小山の公園。

 宇都宮市街の北寄りで、駐車場は東西2つある。
 東駐車場は、北側の競輪場通りから南へ入ったところ。道路上の手前に予告標識があり、その先のコンビニの左隣の脇道へ。峠部をすぎた左側に公園駐車場があるのだが、入口に三角コーンが並んで、閉鎖されていた。満車なのか、一般車は利用できないのかと思って通過したが、後で確認したら、車を止めて、公園の利用者だと係員に申告すれば、入れたらしい。近くの競輪場の利用者が止めてしまうので、そうしているとのことだが、そういう表示が一切ないんだもの。地元の人は知ってるのだろうが。ここは約20台分。
 西駐車場は、西側の県庁西通りから東へ斜めに入ったところで、やはり道路上に案内標識がある。だが、すぐにT字路(→)で、何も表示はない。直進は狭いので、そっちじゃないだろうと見当をつけ、右へ進むと、T字路(↑)にぶつかり、そこにも表示がない。左右を見ると、左の奥がそれらしいという、わかりにくさ。地元の人は知ってるのだろうが、観光客向けのアクセスではない。そこは約50台分。
 入園・駐車場とも無料。駐車場の利用時間は、午前9時〜午後4時30分と、早じまい。

 わりと広さがあるのに、園内の案内図がないという、初心者に不親切な公園。
 宇都宮タワーへ行こうと、西駐車場の奥へ進むとT字路(→)があり、案内矢印があるのだが、タワーは書いてない。タワーは右上なので、右へ進むと、上へ登る道がなくて、ずっと横へ水平移動させられた。帰りにわかったのだが、駐車場の奥ではなく、手前から近道があり、そこにタワーへの案内矢印があった。公園へ歩いて入ってくれば、目に入ったのだろうが。

 南側の斜面には、木が生い茂っていて、宇都宮タワーの写真を撮ろうとすると、けっこう邪魔。梅がすこし咲いていたが、桜がメインか? 斜面の下に小さな池があり、飛び石で渡れる。

 アドベンチャーブリッジを渡った北東のエリアは、子供の遊び場。アドベンチャーUという大型遊具は、修理中だった。(右上写真)
 ゴーカートの脇を奥へ進むと、東駐車場のある道路へ出る。アドベンチャーブリッジの下をくぐってみたが、そっちから公園への出入口はない。階段があるのだが、その手前には立入禁止という表示。
 車道を引き返すと、左側に競輪場がある。その左隣の道には、何も表示がないのだが、ほかに道がないので入ってみると、やはり公園の入口だった。
 タワーの北西の小広場へ出ると、記念碑・銅像・壁画がある。その奥に、下へ降りていく階段があったので、それで西駐車場へ戻れるかと思ったら、途中が通行止で、結局遠回りだった。
 なんかもう、まったく地元の人向けの、よそ者にはわかりにくい公園だった。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :★★★★
行った日時 :2011年2月26日(土) 12時頃

Webリンク 宇都宮市のサイトより、八幡山公園のページ (別ウィンドウに開く)

展望地 宇都宮タワー宇都宮タワー

 宇都宮市街を見渡す。

 八幡山公園の中央にあり、アクセスはそちらを参照。西駐車場の奥から遠回りしてしまい、徒歩5分だったが、手前からの近道なら3〜4分だろう。ずっと登りではある。

 入場料は大人200円。チケットは自販機で買うが、すぐ前にいるおじさんに渡すので、手に持っていられるのは数秒しかない。
 エレベーターはシースルー。録音した音声が流れるので、何か説明してくれるのかと思ったら、約20秒ということで、すぐに着いてしまった。

 展望室はシンプルで、四方に無料の双眼鏡があるくらい。売店とか自販機とかは、一切ない。
 地上30メートルだが、小山の上にあるので、眺めはかなりいい。関東平野の地平線をぐるっと見渡し、自称・日本一の地平線。メインの眺めは、宇都宮市街と、那須・日光連山だろう。展望案内写真は大きくて親切。

 夜はライトアップされ、季節によって色が変わるという表示。

 隣に売店か茶店のような建物があるのだが、閉まっていた。つぶれたのか、季節営業か? 飲料自販機だけ生きていた。

写真有 宇都宮タワー 写真集

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★★☆☆
行った日時 :2011年2月26日(土) 12時頃

歩行者橋 アドベンチャーブリッジアドベンチャーブリッジ 宇都宮タワーより

 八幡山公園で、谷を渡る歩道橋。

 橋の説明板によると、モノストーム式吊床版橋で、橋長152メートル、支間長150メートル。橋の高さは約30メートルだが、中央部は垂れ下がっているので、下の市道からの高さは約25メートル。
 モノストーム式というのは、H型鋼の組み合わせと耐風索1本で橋を支える形状で、この形では日本一長い橋とのこと。

 両端はゆるい階段になっていて、バリアフリーが叫ばれるようになる前にできた橋なのだろう。
 親柱には、幼児のような彫像があり、遊び場へ行く橋という雰囲気を出している。半分は、よくわからない形だったが。
 欄干には、下の方に小さく桜の花びら。

 橋の西側には、宇都宮タワーがあり、この橋と合わせて、八幡山公園を特徴づける景色を生み出している。
 橋の東側は、子どもの森ゾーンで、アドベンチャーUという大型遊具がある。
 子どもが走ってくると、すこしだけ揺れたが、アドベンチャーというほどの揺れではない。アドベンチャーブリッジという名前をつけるのなら、もうすこしアドベンチャーらしくしてもよさそうに思う。わくわくブリッジまでやらなくてもいいけどさ。

 山に挟まれているので、橋の上からの展望はあまりなく、宇都宮市街が限られた角度だけ見える。

写真有 アドベンチャーブリッジ 写真集

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★★☆☆
行った日時 :2011年2月26日(土) 12時頃

この橋を渡った人はこんな橋も渡っています (ウソです)

 夢吊橋  ヅウタ橋

 

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