Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 石川 >

● 七尾のドライブスポット

 七尾市の中央部のエリア。

道の駅 道の駅 能登食祭市場・七尾フィッシャーマンズワーフ道の駅 能登食祭市場 七尾フィッシャーマンズワーフ

 道の駅であり、みなとオアシスでもある。

 JR七尾駅前から、県道132号七尾港線を北上した突き当たり。
 駐車場は、左から入って、右へ出る一方通行だった。夏休みシーズンのせいか、誘導員が何人もいたが、それだけ混雑するのだろう。

 大きな2階建ての建物が1つ。
 1階には、店が何軒も入っている。半分くらいは海産物の店で、新鮮そうな魚介類が豊富。
 海以外のみやげ物もいろいろある。輪島塗、地酒多数、地ワイン、珍味、和ろうそく、ガラスのアクセサリーなど。七尾のものというより、能登全体のものが揃っている。
 通路に風鈴がたくさんぶら下がっていて、売り物なのだが、店内装飾としても機能していた。
 一番奥には、地域の祭りを模型で展示したコーナーもある。

 2階は、食事処が何軒もあるようだ。まだ閉まっていたが。

 裏は七尾港に面していて、隣は七尾マリンパークという公園。海沿いにあずまやが並んでいて、広い広場がある。
 道の駅として、かなりの充実度。日本有数のクラスだと思う。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :★★★★★
行った日時 :2010年8月11日(水) 10時頃

Webリンク 道の駅能登食祭市場のサイト (別ウィンドウに開く)

歩行者橋 わくわくブリッジわくわくブリッジ

 子どもが遊べる楽しそうな橋。

 七尾市街の南東、希望の丘公園にある。
 国道159号・七尾街道城山登山口・信号十字路から、県道177号城山線で南東へ。希望の丘公園への表示もあった。
 止まれの十字路で、左へ希望の丘公園の表示がある。市街の外周部を走る2車線道に入り、わりと使えそうな道なのだが、名前が不明。
 道路上に案内表示があるが、駐車場の入口はそれより先だった。その駐車場は百台分以上あり、案内図によると奥に第2駐車場もある。
 入園・駐車場とも無料。トイレあり。飲料自販機は、わくわくブリッジの下に。

 駐車場に園内案内図があるのはいいのだが、古いのか、わくわくブリッジが書いてなかった。まあ、管理棟の脇を抜けて、中央通路へ出れば、見えるのだけど。徒歩2分。

わくわくブリッジ 内部 中央通路と小川を跨いで、遊具広場と野外ステージを結ぶ、歩行者用の木橋。断面は菱形で、屋根付き。長さ65メートル。
 内部には、上下左右に、子どもが潜り込めそうなスペースがたくさんある。斜めの床やネットや穴がいろいろあり、隅々まで通ろうとしたら、かなりたいへんそう。
 伝声管や潜望鏡も付いている。正規の出入口以外に、横や下へ出る隠れ口も。

 いちおう大人が普通に歩いて渡れる高さもあるが、この橋の価値を味わうには、子どもでないとだめだろう。、子どもの頃に渡りたかったなぁ。
 橋の名前が現地で見あたらなかったが、ネットで調べて判明。ちゃんと表示してくれ。

 橋を西へ渡ると、小山の上に塔みたいなのがある。それが案内図にあった展望台かなと思って、登ってみたのだけど、駐車場に戻って確認したら、コンビネーション遊具というものだった。
 展望台はもっと奥だったけど、真夏日の中、再出撃するだけの元気はなかった。
 ほかにも遊具はいろいろあり、公園としてかなり広い。能登半島の形の遊歩道もあるようだ。

写真有 わくわくブリッジ 写真集

おすすめ度 :★★★★
人気度    :☆☆☆☆ (熱中症になりそうな暑さ)
行った日時 :2010年8月11日(水) 9時頃

 あとで調べたら、日本最初のプレストレストコンクリート橋である長生橋が、園内に移転・保存されていたらしい。見てくるんだった…

Webリンク (株)ピーエス三菱のサイトより、長生橋プロジェクトのページ (別ウィンドウに開く)

観光施設公園 能登国分寺公園能登国分寺公園 南門・石碑

 能登国分寺の南門と塀の一部を復元。

 国道159号・七尾街道を七尾市街から南へ3キロほど。マルハンというパチンコ屋の南で、斜めのT字路を西へ入る。案内表示と横断歩道あり、信号と右折レーンなし。
 その道の右側。駐車場は広く、百台以上とのこと。なにかイベントでもやるのかな?
 入園・駐車場とも無料。飲料自販機・トイレあり。能登国分寺展示館だけは有料。

 国分寺の南門と塀の一部が復元されていて、門をくぐることができる。
 塔・金堂・講堂・回廊などは、その土台の位置だけが示されているが、それぞれに図入りの説明板がある。
 外周の塀は、柱だけが並んでいた。
 国指定史跡。

 着いたとき、意外に人がいるなと思ったら、グラウンドゴルフ場を兼ねているのだった。用具の貸し出しとかはないので、地元の人専用だろう。
 トイレの近くにある石の角椅子には、童謡の歌詞と振り付けが描かれていた。烏山大橋にあったのと同じようなデザインで、同じ会社製なのだろう。

写真有 能登国分寺公園 写真集

おすすめ度 :★★★★
人気度    :☆☆☆☆ (ゴルファーを除く)
行った日時 :2010年8月11日(水) 12時頃

Webリンク 石川県埋蔵文化財センターのサイトより、能登国分寺跡のページ (別ウィンドウに開く)

観光施設 能登国分寺展示館能登国分寺展示館

 能登国分寺について展示。

 能登国分寺跡公園にある。
 入館料は大人200円。

 受付の人に、5分くらいのビデオを見ますかと聞かれたので、見せてもらった。たしかに、展示室の前に見ておくと、わかりやすかった。
 展示室は1つで、それほど大きくない。
 中央に、能登国分寺の復元模型。まあこれは基本だろう。
 出土した土器や瓦のほか、和同開珎が特長か。
 ロビーにあった大きな丸木舟が印象的だったが、国分寺の遺品ではないようだ。

 見学時間は、約15分だった。
 200円という絶対額は安いが、見る物がこれくらいだったら、無料の所もけっこうあるのに、という気もした。受益者負担ということからすると、良心的な価格だとは思うけど。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :☆☆☆☆
行った日時 :2010年8月11日(水) 11時頃

観光施設展望地 七尾城跡七尾城跡 調度丸跡より石垣

 七尾を見おろす山城跡。

 国道159号・七尾街道を七尾市街から南へ3キロの城山登山口・信号十字路から、県道177号城山線で南東へ。工事途中なのか、中途半端な道幅だった。
 止まれの十字路を直進し、市街を抜けると、くねくねと山を登っていく。
 そろそろカーブに飽きてきた頃に、本丸駐車場に着く。十数台分で無料。トイレあり。

 駐車場の脇から、左右の山で視界は限られるが、七尾市街・七尾南湾・能登島を望める。ベンチあり。
 奥の小屋には、数体のお地蔵様が、きれいな帽子と前掛けをつけ、花が供えられていた。大切にされているようだ。

 復元イラスト入りの案内板があり、けっこう大きな山城だったことがわかる。箱の中に地図入りのパンフレットが置いてあり、なかなか親切。
 本丸跡まで300メートル、徒歩5分という表示。最初はチップを敷き詰めた遊歩道で、よく整備されている。
 調度丸跡に着くと、石垣を見上げる。そこを登っていくと、桜馬場跡遊佐屋敷跡は、針葉樹林。

七尾城跡 本丸跡 さらに石垣の横の階段を登ると、本丸跡へ。東西50メートル、南北40メートルと広さがあり、標高約300メートル。
 七尾市街・七尾南湾能登島を望み、まずまずいい展望だった。前方の木が、ちょっとじゃまだけど。石碑が1本、ベンチが3個。

 真夏日だったので、そこまでしか行かなかったけど、城跡としての見どころは、石垣くらいか。中心部を一周すると50分とのこと。
 国指定史跡。日本百名城。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★☆☆☆
行った日時 :2010年8月11日(水) 11時頃

 さらに城山展望台まで車で4分、徒歩10分いう表示だったが、それ以上歩く気になれなかった。

 そこまでの県道の近くに、七尾城史資料館というのもあるようだが、事前に調べたら450円ということなので、寄らなかった。根がケチなので。

観光施設 院内勅使塚古墳(いんないちょくしづか)院内勅使塚古墳

 北陸最大級の石室のある方墳。

 国道159号・鹿島バイパスから、県道131号徳田停車場線で、JR徳田駅の方へ入る。
 国道上の交差点案内標識の行き先は奥田駅で、角に古墳への案内看板もある。
 1.5車線道が道なりに右カーブした先の左側。道路脇に案内柱があるが、すぐ先に小屋があって、反対側から行ったら、見落としそう。

 古墳の手前が、未舗装の空き地になっている。奥への未舗装道を避けて、適当に止めればいいだろう。あまり近くに止めると、古墳の写真を撮るのに自分の車が邪魔になるが、逆に言うと、古墳と車のツーショットが撮れる。

 わりと大きな横穴式石室があり、中に入ることができる。照明はないが、外からの明かりでなんとかなるていどだった。

院内勅使塚古墳 横穴式石室内 よく見ると、左横に草に囲まれて説明板がある。一辺23メートル、高さ3.7メートルの方墳。石室は、全長11.8メートル、玄室の高さ2メートル、幅2.5メートル。
 石のテーブルと椅子もあるが、そこと説明板の周囲は、草ぼうぼうだった。
 県指定史跡。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :☆☆☆☆
行った日時 :2010年8月11日(水) 12時頃

Webリンク 石川県埋蔵文化財センターのサイトより、院内勅使塚古墳のページ (別ウィンドウに開く)

 

前の場所 目次 親ページ 次の場所