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道路 草原 やまなみハイウェイ  Semi-Precious Road

 県道11号別府一の宮線の一部で、ここではくじゅう連山を望んで走る大分県内の区間について。
 別府〜湯布院の区間やまなみハイウェイと呼ばれることがあるようだが、ここではページを分けている。

■ 湯布院〜瀬の本やまなみハイウェイ 九重町

 国道213号水分峠から南下。
 道幅は、走りやすい2車線道がずっとつづく。

 県道537号 湯平温泉線との交差点あたりまでは森の中。
 カーナビにVICSの渋滞情報が表示される道で、この日は渋滞していなかったが、翌々日の11時頃に近くを通ったときは、しっかりと渋滞表示されていた。
 4.5キロのところに蛇越展望所があるのが、最初のスポット。

 15キロくらいの大石原あたりから、速度制限が60キロに解除され、視界が広がってくる。
 朝日台には、店が何軒か集まった休憩所になっている。

 県道621号田野庄内線と交差して飯田高原へ入っていくと、視界の広がる直線道になる。センターラインは白へ。初めてこの道を走ったときは、感動的な景色が広がる道だった。(右上写真付近)

やまなみハイウェイ 長者原 長者原では、噴煙を上げる久住山を望める。(右下写真)
 県道621号田野庄内線との交差点には、ビジターセンターやレストハウスがあり、広い駐車場と信号がある。ここから県道621号田野庄内線へ入ると、泉水グリーンロードに接続する。

 牧の戸峠にも、駐車場と売店があり、徒歩2〜3分で牧の戸展望台へ。

 その先で、くねくねと坂を降りていく道になるが、反対の登り方向に登坂車線はない。
 その途中に、眺めの良い駐車スペースがある。道路脇に「32.3」と表示されていたので、それが水分峠からの距離のはず。道路左側へ広がった形の駐車スペースで、そこがそのまま南方向への展望所になっている。あまり広くはないので、スペースを有効に使うためには、縦列駐車ではなく、横に並べる形で駐車すべきだろう。名もない場所だが、ここはおすすめ。

 県道40号飯田高原中村線と接続した後、久住高原ロードパークと接続。
 瀬の本国道442号との交差点には、再び広い駐車場とレストハウスと信号がある。観光道路としての設備は充実している。

 この道を1997年春に初めて走ったときは、素晴らしい景色の道だと思った。しかし、2回目の2003年の夏、最初とは逆の北上方向へ、曇りの日の夕暮れ近くに走ったときは、そんなに素晴らしいという印象はなかった。
 この道は、天気のいい日に、湯布院から阿蘇へ南下する方向で走るべきなのだろう。

 3回目の2005年秋は、天気予報がよかった日に、南下する方向で再走したのだが、結局は曇りだった。渋滞や混雑というほどではないのだが、車はそこそこ走っていて、高齢者の登山ブームのせいか、ゆっくり走っている車もいて、なかなか追い越せない。
 景色や道幅は申し分ないのだが、すっかり観光道路化していて、平日でも快走しかねる印象があった。早朝にでも走るべきか?
 観光スポット巡りではない純粋なドライブ志向なら、スカイファームロードひたの方がおすすめできる。

 ドライブ好きを自認するなら、一度は走ってみるべき必修科目のような道だが、天気や方向や季節は選んだ方がいいと思う。

おすすめ度 :★★★★★ (いい景色で走りやすい道だとは思う)
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :2003年7月31日(木) 17〜18時頃、 2005年11月9日(水) 12〜13時頃

→この先の熊本県内の区間についてはこちら

 

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