★★★
Precious
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国道158号 松本〜平湯
国道158号は、福井市から松本市まで、東西に走る国道。ここでは長野県内の区間をレポート。
松本市街から西へ。
はじめは4車線道で市街地の中。VICSのビーコンが設置されていて、その先の渋滞を避けるために、プリメーラのカーナビが右へ入るように言い出した。下新の交差点を右折。入ってすぐ、橋の先の十字路を左折。狭めの2車線道を走って、県道48号へ出て、新村交差点で再び国道158号へ。たしかにすいてたけど、交差点の信号待ちの時間が長かったし、たいして長い渋滞ではなかったようなので、どうだったのか?
その後、2車線道で、市街地の中がしばらくつづく。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :2001年10月26日(金) 11時頃
旧安曇村へ入る島々のあたりから、けっこう曲がりくねってきて、川沿いの谷間を行く道となる。両側の山の紅葉がきれいだった。この後、これでもかというくらい、紅葉にはさまれたドライブを堪能できる。
道の駅 風穴の里から降りていくと、水殿ダムがある。
トンネルが多くなってくるが、その幅が狭め。大型車はすれ違いしづらく、大型車先頭の行列になりやすい。
同じ平日午前中でも、以前に10時頃走ったときはわりと流れがよかったのだが、今回12時頃だったら、観光バスが多くて流れのペースがかなり遅かった。ちなみに、夜9時頃通ったときは、流れが速くて、ついていけなかった…
入山トンネルは中に県道26号奈川木祖線の分岐があるトンネルで、そこを出たところが奈川渡ダム。ダムの上からの紅葉の眺めがよく、休憩ポイントとしておすすめ。
国道はダムの上を渡って対岸へ行き、そこから先はトンネルが連続する。
トンネル群の途中で、乗鞍エコーライン・県道84号乗鞍岳線との分岐を通過。
沢渡は、上高地がマイカー乗り入れ禁止なので、バスへの乗り換え地点になっている。沿道のおじさんが手招きしているが、有料駐車場の呼び込みなので無視していい。
中ノ湯で、上高地への県道24号
上高地公園線とのT字路(←)を左折して高山方面へ。
その500メートルくらい先の地味なT字路(→)を右へ入ると、旧道というか国道158号現道。直進すると、有料の安房トンネルへ。時間が惜しいならトンネルを通るべきだが、ドライブに来たなら無料の国道で峠越えを楽しんでほしい。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2001年10月26日(金) 11〜12時頃
旧道で安房峠越えの区間。
1.5車線のつづら折りを重ねて、高度を上げていく。ヘアピンカーブからカーブまでの距離がわりとあるので、緩急つけた走りができる道だ。
昔、安房トンネルができる前、バスを先頭にした数十台の行列でこの道を降りた記憶がある。こんなところをバスで走るなよ、と思ったものだが、当時はこの道が飛騨地方と信州を結ぶ幹線道路の役割をしていて、ここをみんな走っていたのだ。
今では交通量も少なく、のんびりとした道となっている。
つづら折りを終えて安房峠まで来ると、茶屋がある。閉まっていたが、ここからの北アルプスの眺めがよいので、ぜひ立ち止まるべき。(右写真付近)
峠をすぎて下りてくると、安房平という平原を走り抜ける道となる。景色に変化があって、おもしろい。
その後、ふたたびつづら折りを降りていくが、紅葉の木漏れ日の中を走る道で、雰囲気がよかった。
平湯温泉に出る。
この区間、道幅は1.5車線だが、道に変化があり、眺めもよいので、いいドライブコースだと思う。
冬期は閉鎖されるはず。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2001年10月26日(金) 13時頃
安房峠の下をくぐる、有料のトンネル。このトンネルができたおかげで、国道158号は一年中通行できるようになった。
高速道路的な作りの、道幅に余裕のある2車線道。長野県側の出口が結構カーブしているのは、工事の途中でルートを変更したためらしい。
料金所は岐阜県側にあって無人式。千円札を入れると、おつりを取るのがたいへん。シートベルトをはずして、手をめいっぱいのばして、あと少し、と腰を浮かすと、ブレーキペダルから足が離れて、車が動き出してしまう。あの機械はやめてくれ。
こういうところこそ、早くETCにしてほしい。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2001年10月23日(火) 11時頃
(追記:安房峠道路は、2010年6月28日〜2011年3月31日の間、無料化社会実験を実施。)