★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 北海道 >

国道241号
弟子屈(てしかが)から帯広まで、東西に走る国道。
弟子屈〜阿寒湖 阿寒横断道路
まず、弟子屈の起点近くには、道の駅摩周温泉がある。
ここから、道は西へ走り、阿寒湖へ向かう。このあたりを阿寒横断道路というらしい。
べつにこの道を通りたいわけではなかったのだが、このあたりに東西に走る道がほかにないので、ここを走ることにしたわけ。
ドライブベストコース北海道'97を見ると、原生林の中をまっすぐに走る道路の写真があったりするのだが、私のときは交通量が多く、ほとんど前の車のあとを走っている状態で、前方の景色を楽しむ余裕はなかった。
阿寒湖との間の峠に近づくと、登り坂になり、急カーブが連続する。この登り坂の区間は、ずっと追越禁止のうえ、登坂車線や駐車帯がまったくない。
すぐに牧草を積んだ大型トラックを先頭に詰まりはじめ、時速30キロくらいにペースが落ちた。
ちょっとした直線で、縦隊2台目の観光バスは道を譲ったのだが、先頭のトラックはそのまま走り続ける。
しばらく進むと、さらにその先に材木を積んだ大型トラックがいて、これで時速10〜15キロにペースが低下してしまった。まったく勘弁してほしいペースである。
もう膠着状態かと、なかばあきらめかけていたところ、それを打開したのは、縦隊2台目の牧草トラックだった。ちょっとした直線で、材木トラックに追い越しをかけたのだ。最初は悪魔に思えた車が、このときは天使に見えた。その後、後続の乗用車は材木トラックを次々と追い越し、走行ペースは回復した。
しかし、あの材木トラックの運転手の厚顔無恥さには、おそれいる。あのペースで何十台もの車を従えていて、道を譲るという概念がまったくないらしい。たいしたものだ。
まあ、そんなこんなで、私にとって、この道の印象は最悪。
北海道で、2度と走りたくない道、ベスト1である。(ワースト1というのか?)
峠を越えてすこしすると、右側に双岳台、その先の左側に双湖台と、展望場所がつづく。しかし、そのくらいでは、埋め合わせにはならない。
おすすめ度 :★☆☆☆☆
人気度 :★★★★★
行った日時 :1999年8月5日(木) 15〜16時頃
■ 阿寒湖〜足寄(あしょろ) 足寄国道
阿寒湖の南付近では、国道240号との重複区間になるが、方面標識も、国道番号を示す標識も、両方の国道番号の表示があり、わかりやすい。単に、国道241号を辿ろうとしていても、迷うことはない。ほかの道も、見習ってほしいものだ。
阿寒湖畔では、道の両側に旅館やホテルなどが並ぶ市街地だが、その先は再び森の中の道となる(右写真)。
道は南西の足寄へ向かう。このあたりを、足寄国道と呼ぶらしい。
急カーブもなく、直線区間が長いので、遅い車がいても、わりとすぐに追い越せる。
足寄に近づくにつれ、しだいに、畑や民家がすこしずつ出てくる。
道幅は、ずっと2車線道。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1999年8月5日(木) 16〜17時頃
■ 足寄〜士幌(しほろ)
足寄市街〜足寄湖の間は、峠越えとなるが、両側とも登坂車線がある。
その後は、十勝平野の中の平らな道となる。
足寄湖の北にある道の駅足寄湖は、チーズをテーマにした道の駅だ。
上士幌に入ると、前方左手に、熱気球が3個見えてきた。上士幌航空公園というのがあり、熱気球のメッカらしいので、そこのだろう。ここは、それほど大きな市街地はなかった。ここから、国道は南へ向きを変える。
士幌に入ると、両側が畑で、家が点在する。道の右側に、道の駅ピア21しほろがある。
(士幌〜音更の間は、西の道道337号
上士幌士幌音更線へ回ったので省略)
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :1999年8月5日(木) 17〜18時頃
■ 音更(おとふけ)〜帯広
音更から先は、まっすぐ帯広市街中心部へ向かう現道と、市街地を西側へ迂回している帯広北バイパスとがある。
現道は、市街地の中の道。両側にいろんな店が並ぶ。
道東自動車道を越えると、道の右側に、道の駅おとふけがある。
道は基本的に、センターラインのみの2車線道なのだが、車線の幅が広くなる。右折車や左折車をよけるには都合がいいのだが、周囲の車を見ていると、実質片側2車線のような走り方になっている。こういう、ローカル・ルールを知らないと、どう走っていいかわからないような中途半端な道は、やめてほしい。
そのうち、ほんとの片側2車線道になるので、よそ者にも走りやすくなるけども。
最後に、十勝川を渡って、国道38号にぶつかる。
帯広北バイパスは、市街地を迂回した4車線道。沿道にあまり店はないが、その分ペースは上がる。いかにもバイパスらしい道だった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★☆
行った日時 :1999年8月5日(木) 19時頃、 8月6日(金) 7時頃