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● 丹波山のドライブスポット (たばやま)

渡るとメロディが鳴る歩道吊り橋。
国道411号・大菩薩ラインから狭い道で向かってしまったが、東側の県道18号上野原丹波山線からアクセスした方がよかった。入口は、国道411号とのT字路から南へ200メートルの信号のないT字路で、角に小さいが案内表示がある。
道なりに進んでいくと、右側に「そば処やまびこ庵 村営つり場」の無料駐車場がある。砂利敷きで30台分くらい。その手前を左折し、河川敷へ出たところにも車を止めていいようだ。そちらはもっと広い。
駐車場から奥へ徒歩1分。河川敷へ車で出れば、すぐ近くまで行ける。
多摩川(丹波川)と、その河川敷にある村営つり場を渡る、歩行者用の吊り橋。
両端にセンサーがあるようで、人が渡りだすと、両岸のスピーカーからメロディが流れ出す。周囲には釣り人が多数いる中、けっこう大音量で鳴り響くので、1人で渡るとなんかはずかしい。魚が逃げちゃうのでは?と思ったが、人工つり場なので、逃げ場がないってことなんだろうなぁ。
それほど高さはなく、あまり揺れないので、まったく怖くない吊り橋。幅は、人がすれ違うのがやっと。
橋についての説明板がないのが残念。下記のサイトによると、8曲あるようだ。
橋を渡った先には、児童遊園とゲートボール場みたいなのがある。
橋の手前には、「そば処やまびこ庵」「食堂・売店やまびこ」と、似たような名前の店が2軒あり、まぎらわしい。奥に、水車小屋と雄滝雌滝もある。

おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年10月11日(日) 13時頃
丹波山村のサイトより、丹波山クイズのページ (別ウィンドウに開く。問10に、やまびこ橋の曲名)

2段の滝。
多摩川(丹波川)の支流・貝沢川にある。
観光案内図で場所を確認して、車で向かってみたが見つからなかった。
やまびこ橋がある村営つり場の無料駐車場から、西へ200メートルで、橋の手前のT字路(←)を左折し、貝沢川沿いの貝沢林道へ。1キロほどで、車道は行き止まりで、滝への案内表示はなかった。
T字路まで引き返し、橋の上から貝沢川を見おろすと、下の遊歩道を歩いている家族がいた。歩いて行くのだったか…
村営つり場の駐車場へ戻り、奥へ歩くと、つり場の受付の奥、貝沢川の手前に、雄滝雌滝への案内板があった。入口に設置してくれればいいのに…
遊歩道は、貝沢川と並走した水路に沿っていて、きれいに整備されている。沿道に、ワサビ田もある。
途中に水車小屋があり、草の生えた屋根が、いい風情を出していた。中は真っ暗で、実用性は不明。(右上写真)
滝の手前に、2階半くらいの高さの展望台があり、その上から滝の全景を眺めることができる。
2段の滝の下に、渓流がつづく。説明板はなかったが、下記のサイトによると、上が雄滝のようだ。
滝壺まで近づいている人もいたが、途中で斜めの岩を越えなければならないので、そこでやめておいた。滑らない靴が必須。どこまで近づくかは自己責任の場所。
名前の由来は不明だが、隣の小菅村の雄滝のように、変な形はしていないので、18歳未満の女性も鑑賞可。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年10月11日(日) 14時頃
丹波山村観光協会のサイトより、丹波山の自然のページ (別ウィンドウに開く)

丹波山の歴史・民俗・自然を展示。
県道18号上野原丹波山線を、国道411号・大菩薩ラインとのT字路から南へ400メートル。
坂道の途中の西側に建物があり、坂の下側に2つ駐車場がある。上が8台、下が5台くらい。
入館料は大人200円、駐車場は無料。
大きな玄関へ入ると、左側にスリッパ置き場があり、そこで履き替えて、右側の受付へという、人の動きを考えてないような構造だった。料金は中に入らないとわからないし。
1階は、歴史系が中心で、その半分弱が考古系。村内の遺跡から出土した土器や石棒、住居の復元模型など。土器は、組み立てたのよりも、破片の方が多かった。無造作に置いてある破片もあって、それはさわってもいいみたいだったが、そうとは明記されていないのが、なんとも。
残りは、村の境を定めた古文書、おいらん淵の悲話、祭りの模型など。顔を箱で隠した女性像があったが、隠している意味はよくわからず。
ビデオみたいなものは故障中だった。
2階は、自然・民俗系で、半分が、動物や鳥のはく製。残りが、昔の農林業・養蚕や生活の道具、刀など。
こういう自治体の資料館って、無料のところが多いことを考えると、200円という値段は高いと言えば高い。絶対額を考えると、安いと言えば安いが。無料のところよりは、ちょっとよくできている感じはあった。150円くらいが妥当かな、根拠ないけど。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年10月11日(日) 14時頃
丹波山村のサイトより、丹波山村郷土民俗資料館のページ (別ウィンドウに開く)

縄文時代の敷石住居跡を保存展示。
県道18号上野原丹波山線沿いにある丹波山村郷土民俗資料館の坂の下の駐車場に、遺跡全体の説明板がある。そこから遺跡の場所までは、いちおう車道だが、道路は狭いので、車はその駐車場に置き、歩いてまわった方がいいだろう。
見学できるのは、説明板の図で、AとBの2つの住居跡。県道を坂の下へ向かい、最初と2番目の右への分岐道へ入っていけばよい。畑の中に、あずまやのような屋根があるのが目印だ。
屋根の下に、縄文時代中期の敷石住居跡がある。円形と柄鏡形で、それぞれに写真と図入りの説明板もある。
遺跡って、行ってもなにも見るものがないところも多いのに、ちゃんと住居跡が保存・展示されていて、しかも直に見ることができるのはいい。
出土品は、丹波山村郷土民俗資料館に展示されている。

おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年10月11日(日) 15時頃