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● 大菩薩のドライブスポット (だいぼさつ)

滝 白糸の滝白糸の滝

 奥多摩湖の上流、小菅川の支流にある

 小菅村の村役場前から県道18号 上野原丹波山線で西の丹波山方面へ。すぐにT字路(→)があり、県道18号は右へ曲がっていくが、そのまま直進すると、県道508号 大菩薩峠線に入る。この道を西へ進む。
 はじめは、村の民家の間の狭い道という感じだが、家がなくなってくると、舗装もなくなってしまう。ただし、路面はフラットで、穴にさえ注意していれば、未舗装のわりには走りやすい。
 道路はそのうち、林道に名を変える。道幅は1車線となるが、路面状態は同様にわりとよい。

 T字路から4キロくらいのところで、道の右側に、小菅村の立てた「白糸の滝 入口」のポールがある。ただ、そこの道幅は1車線で、こんなところに車は止められないなぁ、と思ったが、ちょっと行った先に幅の広いところがあった。
 そこからは歩き。徒歩5分と表示があるが、私の足で3分くらいだった。小菅川の支流に沿って、橋を渡ったりしながら、上流へさかのぼる。足場のわるいところもあるので、すべらない靴で行くことをおすすめ。

 の高さは35メートル。高くて細い滝で、まさにその名のとおりの滝だった。
 滝壺まで行って真下から見上げられるほか、すこし下がって全体を見渡せる場所にも展望所が設けられている。滝の由来などが書かれた看板もあった。途中の橋や道、入口のポールとあわせて、観光用にきちんと整備している印象だった。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆ (帰り道で1人すれちがった)
行った日時 :1999年7月19日(月) 11時頃

滝 雄滝 (おたき)

 奥多摩湖の上流、小菅川にある

 県道508号 大菩薩峠線の先の林道を、白糸の滝からさらに西へ進む。
 1キロくらいで、道の左側に小菅村の立てた「雄滝 入口」のポールがある。道幅があるところなので、車はそのへんに止めておける。

 そこからは歩き。徒歩10分と表示があるが、私の足で7分くらいだった。小菅川に沿って、橋を渡ったりしながら、上流へさかのぼる。足場のわるいところもあるので、すべらない靴で行くことをおすすめ。
 途中、道が行き止まりかと思ったところがあった。前方に大きな岩が立ちふさがり、右は川、左は急な崖で、とても登れそうもない。梅雨の終わり頃だったし、雨で道が流されてしまったのかと思った。
 あきらめて引き返そうと思いつつ、もう一度よく見たら、川の端に大きめの石が敷いてあって、その上を歩いていくようになっていた。こういう道もありなんだなぁと、おもしろかった。水量が増えたら、すぐ通れなくなるんじゃないかと思ったけど。雄滝

 は、岩を挟んで、その両側に2本並んで落ちている。高さはそれほどないが、双子のようにきれいに2本並んでいるのが特徴。

 滝壺まで行って間近に見られるほか、すこし下がって全体を見渡せる場所にも展望所が設けられている。滝の由来などが書かれた看板もあった。滝のしぶきにかかると、男性の精力増進とか、子宝にめぐまれない人にご利益とか、非科学的なことが書いてあった。
 いちおう、しぶきにかかってきたけど (笑)

 なお、雄滝入口近くの林道沿いに、公衆トイレのようなものがあったが、よく工事現場にある仮設トイレのようなものだった。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆ (ほかに誰もいなかった)
行った日時 :1999年7月19日(月) 12時頃

景勝地 おいらん渕

 奥多摩湖の上流、丹波渓谷(たばけいこく)にある深い

 国道411号 大菩薩ライン奥多摩湖方面から西へ走る。県道18号 上野原丹波山線との交差点から7キロくらいか、丹波山村と塩山市の境目あたりに、一ノ瀬川橋という短い橋がある。その先、道が右へカーブしていくところの外側、つまり左側に、ちょっとした駐車可能なスペースがある。(駐車用の線などが引いてあるわけではないので、「駐車スペース」とは呼ばないでおく)おいらん渕

 国道から階段を数段降りて、このを見物するために作られている場所がある。しかし、かんじんのの部分がよく見えない。手すりからおもいっきり空中に手をのばして撮った写真が右のもの。肉眼では、ここまでも見えないのでご注意。

 駐車可能スペースには、木の柱と看板が立っている。しかし、木の柱は、字がかすれていて、なんて書いてあるのか、さっぱりわからない。看板には、おいらん渕にまつわる言い伝えなどが書いてあり、こちらは読めるのだが、かなり汚れていた。
 なんか、見捨てられた元・観光地という感じ。渓谷なので、紅葉の季節ならいいのかもしれない。

おすすめ度 :☆☆☆☆
人気度    :
☆☆☆☆ (ほかに車1台・アベック1組)
行った日時 :1999年7月19日(月) 13時頃

展望地 柳沢峠

 国道411号 大菩薩ライン沿いの峠。標高1472m。天気がよければ、富士山が見えるらしい。

 丹波山から塩山方向へ走ると、道の右側にドライブインがある。
 店の前の駐車場からは、南側が開けていて、遠景が望める。その側に、テーブルとベンチもある。ただし、そこには、店の客以外は車を止めてはいけないような注意書きがある。ちとセコイ気がする。
 店の中は、山梨県らしいブドウを中心としたみやげもの販売と、食事処がある。料金は前金制。水、お茶、食器の返却はセルフサービス。山菜そばは750円(税込)だった。値段は高めだが、味はまあまあだと思った。(私はグルメでないので、味の評価は当てにならないと思うけど)

 ドライブインの裏手には、無料駐車場がある。休憩所というより、登山する人が車を置いておく場所という感じだった。人は誰もいないのに、車は数台あった。
 駐車場の脇には、新しそうな、きれいなトイレがある。
 この駐車場、たしか「村営」と書いてあったと思ったのだが、あとで地図を見たら、ここは住所的には「甲州市」になるようだ。「市営」だったのかな……?

おすすめ度 :★★★☆☆ (天気がよくなかったので保留要素多し)
人気度    :
★★★☆☆ (ドライブインに車数台・数グループ)
行った日時 :1999年7月19日(月) 14時頃

 

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