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境水道大橋

　美保湾と中海をつなぐ境水道を渡る、トラス橋。

　北側は、島根県松江市美保関町で、島根半島。南側は、鳥取県境港市で、弓ヶ浜半島。
　国道４３１号の一部で、かっては有料道路だったが、現在は無料。
　橋の中央部は、道路の上にトラスがあり、両端は下にトラスがあるという、複雑な形をしている。

　国道４３１号を南から行くと、インターチェンジのような形で、高架橋へ入り、なぜか右へくねっている。
　側道と合流すると、広がったところがあるが、料金所の跡なのだろう。駐停車禁止なので、止めることはできない。

　橋の北端、東側に、小さな駐車スペースがあった。約２台分。
　橋の上は、黄色いセンターラインの２車線道で、両側に狭い歩道がある。
　橋の途中に県境がある。北の方は塗装工事をしているのに、南の方はしてなくて、中途半端だなと思ったら、島根県側の工事だった。それぞれ、自分の県の部分だけ、別々に工事するようだ。
　大型船を通すためか、高さ４０メートル。眺めはなかなかよく、西に境水道と境港市街、東は境港の先に美保湾を望むが、電線がすこしジャマだった。

　橋の北側は、１８０度カーブしながら下っていき、Ｔ字路（↑）に出る。
　橋の下を通る、県道２号境美保関線・美保関灯台道路は、ところどころに駐車スペースがあり。

　橋の南側は、橋すぐ東側は港で、一般車も入れる。こちら側は橋の下の方を工事していた。
　そこから東へ行くと、一般車が海沿いに出られるところは、なかなかない。１キロ半くらいでやっと出られたが、橋からは遠い。
　西は海沿いの道があるので、橋への眺めはよい。海側は漁港と車が並び、適当なところに止められる。

　夢みなとタワーには、おさかな大橋と書いてあったが、現地では見かけなかった。愛称を付けたのなら、ちゃんと表示すべし。
　蒜山と美保関を結ぶ大山パークウェイの一部でもあり、その北半分の美保関パークウェイの一部でもある。
　浪漫の道という表示もあったが、死語になっているようだ。
　優れた橋に贈られる、土木学会田中賞を受賞している。

おすすめ度　：★★★★☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
景色のよさ　 ：★★★★☆
走りやすさ　 ：★★★★☆
行った日時　：2011年8月17日（水） 9時頃

鳥取県のサイトより、境水道大橋のページ　（別ウィンドウに開く）

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