★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 栃木 >
中禅寺湖へ向かう、くねくねの坂道。国道120号の一部で、日本の道100選のひとつ。
国道122号との細尾交差点より、国道120号を西へ向かう。
登りと下りは、一方通行の別ルートになっている。
中禅寺湖へ向かう登りは、南側の第2いろは坂。
カーブのきついワインディングの2車線道。
昔は、左車線がバスとタクシー、右車線が自家用車と書いてあり、実質的に左車線が自家用車の追越車線として使われていた。
2004年には、そういうしょうもない表記はなくなっており、単純に、ゆっくり走りたい車は左車線、速く走りたい車は右車線と住み分けられていた。こういう道を、前の車につかえずに走れるのはうれしい。
とはいえ、気持ちのいいワインディングというよりは、カーブがきついのだが。
途中、右カーブの左外側に展望用の駐車場がある。あまり広くはないが、駐車場の脇から、下の方を見下したり、周辺の山々を眺めたりできる。(右上・右下写真)
海抜1173メートルで、日本の道百選の石碑あり。
明智平に近づくと、右車線が「明智平」という表記になる。その右車線は駐車場へ入っていくので、道路を直進するには左車線へ。
明智平の駐車場からも、それなりに眺めがあるが、景色を眺めるなら、ロープウェイで上の展望台へ登っていくことをおすすめする。
明智平から先の道は、同じ2車線道ながら、一方通行ではなく、片側1車線の対面通行になる。
トンネルを抜けて、中禅寺湖へ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2001年9月15日(土) 16時頃、 2004年10月1日(金)
11時頃
→中禅寺湖から西の国道120号については、金精道路・国道120号のページへ。
中禅寺湖からの帰り道は 北側の第1いろは坂。
第2いろは坂と合流するT字路から東へ向かうと、華厳の滝の入口では、右側の駐車場へ入りたい車は中央車線、通過する車は左車線と2列になる。
坂に入ると1.5車線道で、第2よりも、さらにくねくねした道。ヘアピンカーブもある。
カーナビの地図画面では、VICSの渋滞情報を表す線が、まるで糸くずのようにぐちゃぐちゃに絡み合って表示されるくらい、カーブが複雑。
その渋滞情報では、順調が示されていたのだが、実際はかなりのスローペースだった。だいたい時速20キロ以下。どこが順調じゃい?
どうやら、先頭は観光バスのようで、カーブを曲がりきれずに切り返しなどしながら走っているためのようだ。
しばらくして、観光バスが道をゆずり始めたら、ペースは回復した。といっても、追い越せたのは私の車までで、車間を空けていた後ろの車の前で、そのバスは発進してしまった。
ゆずっているときりがない、と思ったのかもしれないが、あの何十台もの渋滞は、あんた1台が作ってたんだけど、その自覚があったのかな?
その後の流れをみると、乗用車だけなら、それなりのペースで流れる道のようだ。逆にいうと、たった1台の観光バスで、渋滞になってしまう道のようだ。また、VICSの順調情報は当てにならない。
しばらくすると、再びさきほどと同じようなスローペースへ。先頭は見えなかったけど、たぶんまたバスじゃないのかな。というのも、くねくね坂道を終えて直進の平坦路に入ったら、流れは回復したから。
坂の途中、ヘアピンカーブの中休み区間に方等の滝・般若の滝を望む場所があり、この道路の完成記念プレートがある。昭和29年竣功。
昭和40年に第2いろは坂ができるまでは、この道が両方向通行だったようで、まあその頃は車も少なかったのだろうけど。
最初、カーブは30か所あったが、第2いろは坂のカーブが20か所だったので、こちらのカーブを2つ削って合計48個にして、「いろは…」の数に合わせたらしい。
第2いろは坂と合流した馬返しには、道路南側に駐車場とトイレがある。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★★★〜★★★☆☆
行った日時 :2001年9月15日(土) 16時頃、 2007年3月4日(日)
13時頃
(おまけ)
清滝から有料の日光宇都宮道路へ入ると、こちらはガラガラだった。
とはいえ、片側1車線の対面通行なので、前に車に追いつくとそこまで。
鳴虫山トンネルを出たところが、いきなりどしゃ降りの豪雨で、前が見えなくて驚いた。あれで車が多かったらもっと怖かった。