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国道４６９号

　国道４６９号は、静岡県御殿場市から山梨県富沢町まで、富士山の南裾野を東西に走る国道。
　ここでは、西から東へ走った。

■ 富沢〜下稲子

　山梨県富沢町の国道５２号から万栄橋で富士川を北へ渡る。
　南部町十島の十字路は、左が富士川東岸の県道１０号 富士川身延線で、直進が十島駅。国道は右へ行き、南部町を東へ進んでいく。狭めの区間もあるが、工事改良中のよう。２〜１．５車線道。

　県境はちょっと峠越えっぽい感じで、坂とカーブがきつめ。でも、地元の車は、けっこうとばしている。まあ、急カープのポイントなどを知ってるからなんだろう。

　富士宮市（旧芝川町）の下稲子でＴ字路（↑）にぶつかると、この国道は左（北）へ。右は県道３９８号 上稲子長貫線で富士川の東岸を行く。富士宮市街へ向かうならそちらへ。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
行った日時　：2001年7月8日（日） 17時頃

■ 下稲子〜富士宮

　下稲子のＴ字路からの入口付近は、国道とはとても思えないような、家並みの間の１車線道。（右写真）
　ここから先は、もともと一般県道でしかなかったところを、名前だけ国道にしたという感じがつづく。
　向田でＴ字路（→）を右折し、橋を渡る。そこからは森の中の１車線道になって、桜峠越え。
　柚野で家並みの中へ出てきて、Ｔ字路（←）を左折して北へ。すこしだけ２車線道だが、再び狭い道へ戻る。

　富士宮市の下条で東へ向かうところからは、平地の中の２車線道になる。道幅は広くなったものの、あまり走っておもしろい道ではない。
　このあたり、国道のルートはかなり曲がりくねっているが、交差点の角に国道の赤い矢印があって、カーナビがなくとも、なんとか辿れるようにはなっている。

おすすめ度　：★★☆☆☆
人気度　　　 ：★★☆☆☆
行った日時　：2001年7月8日（日） 18時頃

■ 富士宮〜南富士

　富士山の南の裾野を走る区間。

　国道１３９号・富士宮道路の北山インターをすぎ、富士山スカイラインと交差した後、２キロほど先の五差路では、急角度で左折する。おまけにその道は狭い１車線道で、どう見ても国道というより脇道だ。道路脇の国道標識に、急角度を示す矢印があるのが唯一の手がかり。
　その後２車線道に広がって住宅の間を抜けるも、その後再び狭くなって、森の中をくねくねと抜けていく。まったく国道らしくなくいのが素晴らしい。

　森を抜けた元村山の県道７２号 白糸滝公園大渕線との交差点は、最大の難関だった。十字路を直進する道が旧道らしく、その先に国道標識がある。しかし、右折した道も国道で、こっちが新道らしい。どちらも国道４６９号のよう。
　その新しそうな道は幅広の２車線道。富士の斜面から駿河湾を見下ろせて、なかなか眺めがいい。展望スペース等がないのが残念だが、路肩が広めのところがあるので、まあそれほどジャマにならずに止められる。（右写真）

　そこから富士市に入っても幅の広い２車線道がつづき、やっと国道らしい道だなぁ、と快走していると、それも丸火自然公園の入口あたりまで。その先は、くねくねの１車線道に逆戻りする。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
行った日時　：2001年7月8日（日） 18〜19時頃

■ 南富士〜御殿場

　Ｔ字路（↑）に出て左折すると、そこから先はちゃんとした２車線道へ。県道２４号富士裾野線との重複区間で、そのおかげのようだ。（なんか情けないけど）

　裾野市に入り、南富士エバーグリーンラインの入口をすぎると、森の中をずっと下っていく。急カーブや、センターラインが消えてやや狭めになるところもあった。（右写真）
　須山の市街に入っていき、国道４６９号はＴ字路（←）を左折。県道２４号 富士裾野線とはここで分かれる。
　ここは、須山市街を北側へ迂回している道が近道になっていて、そちらへの車の流れが多い。Ｔ字路から２キロで、その近道との十字路を右へ行くとパノラマロード。

　陸上自衛隊東富士演習場を通過するところは、視界が広がるが、車を止めるところがないのが残念。

　御殿場市に入って行くと、家並みの間の道へ。原里で十字路を左折。道幅のある２車線道。
　富士山スカイラインと再び交差して、最後は国道１３８号に出て終わり。

　こんなくねくねした国道をたどって走る人など、「国道４６９号を走るぞ」という人しかいないと思う。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★★☆
行った日時　：2001年7月8日（日） 19時頃、　2007年12月9日（日） 15時頃