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● 大滝のドライブスポット

 秩父市の南西部、旧大滝村のエリア。

道の駅 道の駅 大滝温泉道の駅大滝温泉 大滝特産品販売センター

 温泉や歴史民俗資料館がある。

 国道140号・彩甲斐街道沿いにある。
 駐車場は、入って左手と、奥へ降りたところにある。
 敷地は、国道より1階分低くなっていて、建物がL字型に囲んでいる。

 大滝特産品販売センターは、国道脇の2階の高さにあるが、1階建て。野菜がすこしあり、手工芸品やおもちゃも。品揃えはまずまずだが、ちょっと地味か。梅なめ茸を買ったが、よく見たら製造者が山梨県だった。秩父というより、彩甲斐街道のみやげ物ということなのだろう。(右上写真)

 帰路館(ごうろかん)という店は、食事がメインで、丸太の柱やテーブルがあるのが山村らしい。メニューは、そば・うどん・丼物が中心。みやげ物売り場もあるが、おまけのような感じで、品揃えも地味だった。施設案内図には「休憩」とも書かれていたが、なにも買わずに休憩できるような雰囲気ではなかった。2階は団体専用。(左下写真)
 よってっ亭という売店が表にあり、みそポテトなどを売っている。

 大滝温泉遊湯館もある、というか、名前からしてそれがメインなのだろうが。
 大滝歴史民俗資料館は有料。
 秩父市大滝振興会館というのもあるが、これは観光客には関係なさそう。(右下写真)
 裏には、荒川が流れている。

道の駅大滝温泉 帰路館  道の駅大滝温泉 秩父市大滝振興会館

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★★★
行った日時 :2010年12月19日(日) 13時頃

Webリンク 道の駅大滝温泉のサイト (別ウィンドウに開く)

観光施設 大滝歴史民俗資料館大滝歴史民俗資料館

 旧大滝村の歴史と民俗を展示。

 道の駅大滝温泉にある。
 入館料は、大人200円。

 最初に係の人が、旧大滝村を紹介した約8分のビデオを流してくれた。ベンチあり。
 建物は2階建てだが、展示室は1つ。石から始まるが、次は古銭と壺で、土器や埴輪がないのが考古好きとしては寂しい。
 秩父往還のコーナーは、古地図が2つに、関所やゆかりの人物の写真など。あとはひたすら説明文を読むだけなのが、ちょっと寂しい。
 昔の農機具よりも、林業の道具のコーナーが充実しているが、山村としての特長だろう。
 昔の民家のコーナーには、よくできたおじいさん人形がいて、ドキッとしてしまった。

 ロビーの奥には、森の動植物のウィンドウがある。子供連れなら、動物をいくつ見つけられるかな?というところか。答えは隣に書いてあるのだが。

 展示はきれいに整えられているが、有料にしては内容が乏しいと思う。昔の林業に興味のある人ならいいかも。
 見学時間は、約25分だった。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :★★☆☆☆
行った日時 :2010年12月19日(日) 13時頃

Webリンク 秩父市のサイトより、大滝歴史民俗資料館のページ (別ウィンドウに開く)

ダム湖 滝沢ダム・奥秩父もみじ湖滝沢ダム

 大きいが、あちこち閉鎖されているダム。

 国道140号の北側ルート、大滝道路・彩甲斐街道にある滝沢トンネルの西側に、ダムへのT字路がある。信号はないが、右折レーン付き。
 駐車場は25台分くらいで無料。利用時間は9〜17時という表示。

 奥の管理事務所前の駐車区画に、「関係者以外立入禁止」と表示されていたので、あの自販機へは行けないのかと思ったら、横の歩道には何も書いてないので行けた。それなら、一般車進入禁止だと思うが。玄関前には、ダムカードが置いてあった。
 飲料自販機は、ふつう120円のが100円という特売価格。トイレは管理所のを利用できるという表示。
 事務所の横より奥は、ほんとの立入禁止だった。

 重力式コンクリートダムで、高さ132メートル、長さ424メートル。平成20年3月竣工と、新しいダム。
 ダムの上は、車で通れる幅はあるが、車止めがあり、一般車は通行できない。
 歩いて行くと、左側の手すりに、展望案内写真が張ってあった。雷電廿六木橋が見えるのだが、ループが一部隠れてしまうのが残念。
 中央部にゲート類の施設がいろいろあるが、一般向けの説明書きはなかった。
 その奥に、こんどは右側の手すりに展望案内写真があった。黄色い中路アーチ橋の中津川大橋が見えるのだが、それは書いてない。
 対岸は市道に連絡しているはずだが、冬季閉鎖という表示。

 案内図に、エレベーターや階段で下流広場へ行けると書いてあるのだが、閉鎖中という貼り紙。

 周辺の案内図を見ると、けっこう展望場所があるなと思ったのだが…
 いったん国道に出て、滝沢園地・レイクビューハウスへ坂を登っていくと、たしかに湖とダムがすこしだけ見えるものの、視界はかなり限られていて、ぜんぜん眺めはよくなかった。

 ダム下流広場は、国道上に案内表示が出ているのだが、その脇道へ入っていくと、駐車場は立入禁止だった。道路に車を止めて、不動滝を見ることはできたが。
 上流にある滝ノ沢望郷広場は、アクセス道路の入口に一般開放準備中という表示。湖畔の浜平望郷広場は、関係者以外立入禁止と、まったくもって非開放的なダムだった。行ってもムダなら、案内図を直しとけよ。

写真有 滝沢ダム 写真集

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :★★☆☆☆
行った日時 :2010年12月19日(日) 14時頃

Webリンク (独)水資源機構のサイトより、滝沢ダムのページ (別ウィンドウに開く)

滝 不動滝不動滝

 滝沢ダムの下流にある滝。

 国道140号の北側ルート、大滝道路・彩甲斐街道にある雷電廿六木橋の東で、滝沢ダム下流広場への表示がある脇道へ。
 不動滝付近広場という駐車場があるのだが、立入禁止という表示だった。その手前右側に滝があるので、適当に道路脇に止める。

 中津川へ流れ込む、北からの支流の滝。脇道の上から下へ落ちているが、道路と滝が近すぎるので、うまく全景の写真が撮れなかった。右写真は2枚合成。
 滝には、なんの表示も説明板もないが、横に不動堂があったので、それが名前の由来だろう。手前を細いしめ縄が横断しているのが、名前らしくなっている。
 まあ、滝沢ダム雷電廿六木橋を見に行くついでに見るくらいの、ちょっとした滝だろう。

 なお、国道140号の南側ルート、旧道・秩父往還の方にも、同じ名前の滝があるようだ。区別できる名前をつけてくれよ。滝沢不動滝は福島県や群馬県にもあるようなので、廿六木不動滝がいいと思うが。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :☆☆☆☆
行った日時 :2010年12月19日(日) 14時頃

展望地 彩甲斐街道出会いの丘

 豆焼橋白石山が見える場所。出会いの丘

 国道140号・彩甲斐街道の、赤い豆焼橋の北端の三差路が入口で、国道上に案内標識があるのでわかりやすい。
 突き当たりに、山奥のわりに立派な駐車場と建物がある。40台分くらい。
 入館・駐車場とも無料。トイレあり。

 1階は、ガランとした休憩所。ガラス張りで明るいが、中身は寂しかった。
 2階には、ワサビ沢展示室というのがあるが、見たい人は管理人に申し出るよう書いてあり、めんどくさいので見なかった。1階が空いているのだから、1階に展示すればいいように思うが。

 駐車場の端に展望案内写真があり、赤い豆焼橋の奥に白石山(和名倉山)を望む。
 とるぱの標識があったが、展望はその方角だけで、ピンポイントの構図。(左下写真)
 反対側に、彩甲斐街道開通記念碑がある。なんか、汚れてるみたいだったが。(右下写真)

 名前の「出会い」というのは、たぶん雁坂トンネルで埼玉県と山梨県がつながったことからなんだろう。
 けど、いったいどこがどう「丘」なのか、詐称疑惑が限りなく黒に近いと思う。

  

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :★★☆☆☆
行った日時 :2010年12月19日(日) 15時頃

観光施設 三峰山

 山頂に神社のある山。

 国道140号秩父湖の脇から三峰観光道路で登っていく。その終点が有料の村営駐車場

 駐車場のほぼ中央から、登っていく階段がある。すぐに左右に分かれ、案内図によると、右には、ビジターセンターとか休憩所があるのだが、たいしたものではないので左へ行くことをおすすめする。

 左の坂を登りきると、みやげ物店兼食堂のような店が数軒あり、その先の道は分かれる。左が近道と書いてあるが、たしかにバイパスのような近道。三峯神社を見物に来たのなら、ほぼ正面の道へ行くのが正攻法だろう。
 なお、この近道沿いには、みやげ物店兼食堂が数軒並んでおり、帰りにでも通るのがいいと思う。

 正面の道を行くと、三峰山博物館(有料)がある。もう閉まっていたが、以下のとおり。

●営業時間  9:00〜16:00
●休館日   月曜、祝祭日の翌日、年末年始
●入館料   大人300円、小人150円

三峰山 遙拝殿より さらに歩いていくと、右に遙拝殿への階段がある。そこを登ると、このへんで唯一、展望が得られる場所に出る。高い山のわりに、景色を楽しむ場所が意外とないので、ここは貴重だ。

 階段を降りて戻ると、その先には、日本武尊銅像というのがある。ここも右へ階段を登っていくのだが、この上からは景色は見えない。銅像と石碑があるだけだ。

 神社の本殿の先には、新しそうな建物で、みやげ物店喫茶店宿泊施設?、などがある。簡易郵便局の右にあるトイレは、このへんで一番きれいそう。

 そこから先は、ロープウェイの山頂駅へ向かう道。歩いて10〜15分あり、散歩したいのでなければ、わざわざ行くほどではないと思う。縁結びの木とかあるので、隅々まで見たい人はどうぞ。

 ロープウェイの山頂駅というのは、眺めがいいのではないかと思ったが、それほどではなかった。たしかに遠景が見えるのだが、木などで見える角度が限られている。遙拝殿で十分ではないだろうか。ロープウェイ自体に乗れば、遮るものがなく、展望がいいのかもしれない。

 山頂駅から、さっき来た道をさらに先へ進むのが、すこし遠回りして神社へ戻る道になる。遠回りといっても、5〜10分くらいだ。
 途中、道が分かれているが、土の道へ入ると、ほんとの登山道のようなので、散歩ならば、石(コンクリート?)の道を辿っていけばいいと思う。
 この道の一番高いところに、みやげ物店兼食堂が2軒ある。山頂駅よりさらに高いところにあり、ここからの景色の方がいい。ただ、売店のテラスからというのが、ちょっと気がひけるところ。ご自由にご覧くださいとは、書いてあるけどさ。
 そこから坂を下っていくと、さっき神社から来た道の途中に合流する。

 地図には、山頂付近に三峰公園という表記もあったのだが、あまり公園らしいところはなかった。駐車場が有料なのと、眺めのよさそうなところを売店に取られてしまっているようなのが残念だった。

おすすめ度 :★★☆☆☆ (神社自体にはあまり関心がないもので……)
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1998年9月12日(土) 16時頃

 

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