★★★
Precious
Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 埼玉 >
● 小鹿野のドライブスポット (おがの)

温泉と手打ちそば・うどんのある道の駅。
県道37号皆野両神荒川線沿いの旧両神村の区間にある。
道路西側に沿って広い駐車場があり、中央部が出入口。その奥側に建物が並んでいて、案内図によると左奥に第2駐車場があるようだ。
中央部が温泉の入口で、入口前に足湯があり、無料のようだった。
左側の建物(右上写真)の左半分がみやげ物店で、直売農産物が中心だったが、こんにゃくもいろいろとあったので、玉こんにゃくを購入。
右半分は、がらんとした場所で、観光パンフレット置き場になっていたが、閉店した元食事処という感じだった。
右側の建物は、案内図には「ふるさと体験処」と「高齢者生活福祉センター」と書かれていたが、「お食事処」という旗が立っていたので向かってみた。(右下写真)
入口には地域資源活用センターという硬い名前が表示されていたが、そば打ち・うどん打ちなどの体験と食事のメニューが出ていた。昼のみの営業。
なぜか2重になっているドアを抜けて中へはいると、スリッパに履き替えるようになっていた。靴箱には鍵がついていないので、何番の箱に入れたか覚えておかなくてはならない。
左奥に食事処があったが、いらっしゃいませも何もなく、店員さんは忙しそうだった。しばらくすると気づいてもらえたが、いったん奥へ入ってから来たので、メニューを持ってきてくれるのかと思ったら、「受付を済ませてください」と言われて、入口の方へつれていかれた。入口の正面にガラス張りの窓口があって、それが「受付」らしい。よく見ると、無人のときは奥へ声をかけてくださいとか書かれていた。そこで食券を買うことを、ここでは「受付を済ます」と言うらしい。
食事のメニューは、そば、うどん、それらに天ぷらと御飯とぜんざいが付いたセットの4種類しかないのだが、うどんセット(千円)を頼んだら、まだあったかしらと奥の厨房へ確認に行かれてしまった。単純に考えれば1/2の確率だと思うのだが、ここではそばの方が圧倒的に人気があって、うどんを注文するのは想定外の出来事だったのかもしれない。メニューにはほぼ同等に表示されていたのだけど、そばの方がおすすめならそう表示してほしかったな。
テーブルは6人掛けが3つと、3個連結して大テーブルになっているのが1つ。奥の方のテーブルは体験コーナーになっていて、そば打ちらしきものをしている家族がいた。案内図にあった名前からしても、そば打ち体験がメインで、食事のみというのはあとから付けたおまけのようだ。
なんかすごく待たされそうな予感がしたのだが、それほど大幅に待たされることもなく、なかなかおいしい手打ちうどんだった。
隣のロビーのような場所の奥にテレビが映っていたが、よほど目が良くないと食事処のテーブルから見えるような距離ではなく、誰も見ていなかった。そこには子供用の遊具もいくつか置いてあって、親より先に食事を済ませた子供が、ガタガタと音を立てながら遊んでいた。
なかなかユニークな食事体験ができる道の駅だと思う。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2006年11月4日(土) 14時頃

奇獣パレオパラドキシアなどの化石を展示。
国道299号の泉田交差点から、県道283号下小鹿野吉田線を北へ入る。
300メートルで信号T字路(→)を右折、さらに600メートルで信号のないT字路(→)を右折する。道はだんだん狭くなるが、どちらの角にも案内表示がある。
道路左側に建物があり、右側が駐車場。区画は15台分くらいだが、もっと余地はある。
入館料は大人300円で、駐車場は無料。
まず最初に、パレオパラドキシアという1500万年前の哺乳類の、復元骨格と、骨が発掘された状態の模型がある。
2階の一番奥には、モササウルスという海トカゲ竜の復元骨格があり、以上の2つが、目立った見どころ。
あとはひたすら化石が並んでいる。素人にもわかりやすいのは、アンモナイトとか、カニとか、恐竜の骨とか。地元の化石から外国の化石まで。さわっていいのもあった。
2階のベランダには、100円双眼鏡がある。赤平川の対岸にある地層「ようばけ」を望めるが、べつに地上からも見えると思うが。(右下写真は駐車場より)
1階に椅子が並んだビデオコーナーがあり、パレオパラドキシアについて23分。これはわかりやすく、見ておくべきだろう。
冷房はないので、夏は汗を拭くものを持っていった方がいい。扇風機はあったが。
コオロギが鳴いているなと思ったら、館内を歩き回っていた。そんなのんびりとした雰囲気の博物館だ。
それほど広くはないので、化石をざっと眺める見方なら、それほど見学時間はかからない。ビデオの時間も含めて、約40分だった。
開館日は、土日祝と学校の長期休暇時のみ。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2009年7月26日(日) 14時頃
小鹿野町のサイトより、おがの化石館のページ (別ウィンドウに開く)

奇獣パレオパラドキシアの像がある。
国道299号の信濃石交差点から、小鹿野町役場の方へ向かう旧道へ入り、200メートルで、三島T字路(←)を左折。県道209号小鹿野影森停車場線沿いにある。
駐車場は、バイクの森おがのと共通。入口には、県道上に案内標識があってわかりやすいのだが、バイクのイベントをやっていて、4輪車は入れてくれなかった。来た車を止めて、個別に話していたが、見てわかるように表示するべきだと思うけど。
300メートルほど東にある、未舗装の臨時駐車場へ。隣には、農産物直売所がある。
本来の駐車場には、イベント用のテントが並んでいて、バイクが多数。イベント自体は終わったところのようだった。
公園は、その駐車場の西隣にある。入口には、パレオ・ハーブガーデンと表示されていて、般若の丘公園とは書いてないのだが。
パレオパラドキシアの像まで、徒歩1分。1500万年前の哺乳類で、カバに似ていて愛嬌がある。大中小と3体あり、子どもが自分の背丈に合わせてよじ乗ることができるのは、よくできている。
チチブサワラの像とレリーフもあった。やはり1500万年前の大形魚類で、当時はこのあたりまで海だったということ。周囲に水が流れる構造になっているのに、干上がっていたが、夏に水を流さなくて、いつ流すのだろう?
2階くらいの高さの展望台があり、北から東方向に見晴らしがある。集落を囲む森と山という風景で、特に何が見えるというふうではなかったが。
奥のハーブガーデンは、山の斜面に広がっているので、けっこう傾斜がある。内容の案内図や、今の季節の見頃の表示もないのは、見せる気を感じられない。夏の暑い日だったので、探索はしなかった。
駐車場が県道の上を跨いで、短いトンネルになっているのだが、その入口にはパレオパラドキシアの絵があった。なかなか凝っている。
公園の入園と駐車場は無料。
バイクの森おがのは、バイクの博物館のようで有料。古い地図だと、クアパレスおがのと表示される。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆ (駐車場にバイクの人はたくさんいたが、公園には1人だけ)
行った日時 :2009年7月26日(日) 15時頃
小鹿野町のサイトより、般若の丘公園のページ (別ウィンドウに開く)