★★★
Precious
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多良岳横断林道
多良岳の中腹を走る、広域基幹林道。今回走ったのは、広川原〜山茶花高原の区間。
嬉野市の広川原キャンプ場で、県道303号
岩屋川内嬉野温泉停車場線から、この林道に入った。
交差点に「多良岳横断林道」という立派な石碑があり、力を入れて整備した様子がうかがえた。1〜1.5車線の舗装道。
3キロほど先の春日渓谷で、川沿いの道と交差するが、直進で橋を渡る。
鹿島市に入ると、若干道がよくなる雰囲気があった。ただし、林道なので、道が崩れているところはある。
大野渓谷を通過して1キロくらい、右カーブの先に矢嶽展望広場という場所があった。道路が広くなっていて、けっこう遠くまで望めたが、あまり天気が良くなかったので……
その先は、中木庭ダムの建設中で、路面が落ちた泥で茶色。朝、洗車してきたばかりなのに汚れてしまう……って、林道でそんなことを言ってはいけないか? ダンプカーが多かったが、しばらく後ろを走っていたら、先に行かせてくれた。
その後、国道444号の手前のあたりは、わりと道からの眺めがよかった。
国道444号との交差点には、やはり立派な林道の石碑と、林道全線の案内図あり。
その3キロくらい先には、有明海の一番奥の方を望める、眺めのいい場所があった。(右中段写真付近)
各交差点では、この林道が道なりになっているので、迷うことは少ないと思う。
県道282号 奥山鹿島線の先の奥山の交差点でも、山の上下に走る道を横切る形で、ほぼ道なりで、若干斜め右か。
太良町に入り、県道252号
多良岳公園線との交差点にも、林道の石碑と案内図があり、よく整備されている。
帆柱岳に近づいたあたりで、右カーブの先の道路右側に、展望台のようなものが見えた。駐車スペースはないので、脇道の入口に車を置き、斜面を登って約1分。木製で2階くらいの高さの展望台だが、残念ながら、霧でぜんぜん景色は見えなかった。道路脇には、「中尾」という錆びて傾いた標識が立っていたが、ここの地名か?
そこから2〜3キロで、長崎県諫早市に入ったところに、山茶花高原ピクニックパークがある。
道なりに進むと、長崎県道195号
小長井線へ入り、6キロくらいで多良岳レインボーロードと交差する。
今回走った区間は、全線舗装。道幅は1〜1.5車線だが、対向車は極めて少なく、バックしなければならないようなことはなかった。林道にしては走りやすく、展望のいいところもあり、ツーリング向きの林道と言える。
ツーリングマップル九州沖縄(2003年4月版)のおすすめルートは、国道444号より東の区間だけだが、矢嶽展望広場とかあったので西もいいと思う。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★☆☆☆☆ (ダム建設区間だけはダンプカーが多かったが)
行った日時 :2003年7月30日(水) 10〜12時頃
広域基幹林道 多良岳横断線略図 (62KB、56.6kbpsで約16秒)