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海岸道 鶴見半島の道

 リアス式海岸の鶴見半島を、先端の鶴御崎まで行く。

県道604号梶寄浦佐伯線大分県道604号梶寄浦佐伯線 佐伯市鶴見 中越浦

 佐伯市街から国道388号・日豊リアスラインを南下し、茶屋ヶ鼻橋を渡った先で左折して、この県道に入る。
 最初は、番匠川沿いをトレースしていく、道幅に余裕のある2車線道。
 1キロ半ほどから、1.5車線道となり、けっこうくねくね。このへんはもう川沿いというよりも、リアス式海岸沿いという感じ。

 入江を埋め立てたようなところを横断した後、道なりは右に曲がって吹灘ふれあいトンネルでショートカットしていくが、あえて直進して旧道をまわってみた。
 しかし、突端部の御番所の鼻から後半は、海側は木が茂っていて海の視界はよくなかった。吹浦の入江に近づいて、ようやく海沿いへ出た。漁港からは、白いセンターラインの2車線道へ。
 吹灘ふれあいトンネルからの出口と接続し、半キロほど先には、海側に広い駐車場にあずまやがあった。あずまやが海沿いではなく、道路沿いにあったのは、観光客用ではなく、地元の人用なのだろう。

 辰ノ口鼻はきれいに海岸線をトレースしていく道だが、違法駐車禁止の表示あり。内陸側には駐車スペースがあった。
 松浦の市街に入ると、しばらく内陸を走っていく。ここは、スーパーマーケットとかある市街地。ここから南へ鶴御崎トンネルで半島を横断すると、県道501号色宮港木立線へ接続する。

 東へ向かうと、新有明トンネルはきれいで広かったが、中浦トンネルは内側がでこぼこで狭かった。
 トンネル以外は、海岸線をていねいにトレースしていく1.5車線道。くねくねとした道がつづき、けっこう走りでがあった。海との間にガードレールも縁石もないところもあった。(右上写真)

大分県道604号梶寄浦佐伯線 佐伯市鶴見 丹賀浦 猿戸では、鶴見スカイラインへの入口がある。その1キロほど先に広浦でT字路
(→)を右へ入るところは、案内標識あり。広浦トンネルは道幅十分だった。
 その先のトンネルを抜けて、300メートルほどの入江に、滝見台があり、「やすらぎの道」という表示があった。(右下写真付近)

 丹賀砲台園地というのがあるが、火曜・水曜は定休日ということで、閉まっていた。(大人200円)
 その先のトンネルは、道幅十分。

 梶寄浦の漁港の手前には、内陸側に県道の開通記念碑があり、昭和57年10月とのこと。それまで沿道の各浦は陸の孤島だったらしい。ただ、こういうものは駐車スペースのあるところに建ててほしいものだ。
 漁港の先は、県道ではなくなるが、道はつづいている。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★☆☆☆
行った日時 :2007年8月15日(水) 8〜10時頃

市道下梶寄線

 県道604号梶寄浦佐伯線の先の道。

 鶴見大島に再接近する地蔵崎には、元の間海峡段々展望所がある。
 そのあたりから、海沿いを離れ、山の中腹へ入っていく。1キロほどで、道が2手に分かれる。案内表示があり、鶴御崎へは右上へ。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★☆☆☆
行った日時 :2007年8月15日(水) 9〜10時頃

鶴御崎燈台開設道路鶴御崎燈台開設道路より見おろす鶴見大島

 灯台のところに、そういう名前の記念石碑があったので、この道がそうなのだと思う。
 陸上自衛隊が昭和55年に開通させたとあり、県道の開通よりも2年早いんだけど。

 1.5車線道で山をどんどん登っていく。ここまでずっとつづいてきたシーサイドラインが、最後に一転してスカイラインになるというのは、ドライブコースとして、いいクライマックスになっている。
 道の途中に展望所などはないが、大島の全景を見下ろせる。(右写真)

 ゲートのようなものがあったが、平成18年4月より入場無料の表示だった。そこからは鶴御崎ミュージアムパークに入る。
 いったん下っていくと、広い駐車場がある。そこから歩いてパノラマ展望ブリッジへ。
 さらに奥へ進むと、いったん登って、また下っていき、終点部にも数十台分の駐車場がある。そこから歩いて、鶴御崎灯台九州最東端という場所へ。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :☆☆☆☆
景色のよさ  :★★★★
走りやすさ  :★★☆☆☆
行った日時 :2007年8月15日(水) 9〜10時頃

 

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