★★★
Precious
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高ボッチ・鉢伏高原スカイライン 
高ボッチ高原へ登って鉢伏高原へ走る、狭いが眺めのよい道。
高ボッチ高原へ登っていく道。
国道20号を塩尻峠から西へ1.7キロ。道路上に「高ボッチ高原→」という案内標識のある、信号のないT字路(→)を北へ入る。ここへ入ったところには、「ドライブテレホン」という、車に乗ったまま使える公衆電話があった。今の時代、本気で使う人がいるとは思えないが、話のタネに、寄ってみるのもおもしろいかも?
最初の方は、山の斜面にある農村の中。分岐点では、案内表示に従って進んでいく。100メートルほどでいったん右へ向かった後、400メートルほどで急角度で左折するが、そこにも案内看板があった。なお、この道は旧中山道のようで、直進すると御野立公園へ向かう。
そこからは、森の中をくねくねと登っていく。カーブや狭いところが多く、対向車に注意が必要。あまりスムーズに走れる道ではない。(右上写真)
ようやく森を抜けたところで、左に高ボッチ高原第1駐車場がある。奥に牧場があるが、特に動物は見えなかった。8月第1土曜日に観光草競馬という表示あり。そこからすこし歩くと、見晴らしの丘がある。
そこからは、いよいよ高原道路になる。道幅は狭いままなのだが。(右下写真)
半キロほどで、道路の左右に未舗装の駐車スペースがある。案内図によると、展望広場という場所で、展望案内の石碑があった。諏訪湖・八ヶ岳・南アルプス・富士山という景色だが、湖がすこし隠れてしまっていた。まあ、ここは歩く必要はないのが長所かも。
さらに半キロほどで、高ボッチ高原第2駐車場があり、そこがアルプス連峰パノラマ展望台になっている。そこからすこし歩いた高ボッチ山は、草原の山頂で見晴らしがよく、ここはおすすめ。
この高ボッチ高原一帯は、遊歩道が巡らされていて、レンゲツツジの見どころらしい。見頃は6月中旬〜7月上旬とのこと。
高原をすこし下っていくと、峠部に高ボッチ山荘がある。数十台分の未舗装駐車場があり、山荘は閉まっていたが、飲料自販機は動いていた。150円という山上価格だったが。
その駐車場からも東方向の景色が見えるのだが、諏訪湖は少ししか見えない。その近くの山の頂へ登ると、360度の展望なので、おすすめ。駐車場から見えるあずまやが目印だ。徒歩3分ほど。
さらに奥へ進めば、鉢伏高原スカイラインへ。左へ降りていくと崖の湯温泉への道。
現地では、「スカイライン」という表示は見かけなかった。まあ、名前で誤解してしまう人がいるかもしれないので、その方がいいかも。高原を走る区間があるが、全体からは短いし、道は狭い。冬期は閉鎖らしい。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆ (森の中と高原とギャップあり)
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2001年10月20日(土)
15〜16時頃、 2008年5月23日(金) 12〜13時頃
高ボッチ高原から鉢伏山(はちぶせやま)への道。
高ボッチ山荘の前から、「国定公園 鉢伏高原スカイライン入口 鉢伏山荘まで4.9km」と表示されている方へ。
1〜1.5車線幅の狭い道だが、尾根伝いの道なので、なかなか眺めのいいところがある。
前半は森の中だが、鉢伏山へ近づくと、草原の中の道となって、さらに道からの展望がよくなる。これぞスカイラインと言える。
道路脇には、車を止められるスペースがいくつかあるので、そこで景色を眺めることができる。東と北方向には、鉢伏山と前鉢伏山の山肌を眺める。西には北アルプス、南には諏訪湖の方を遠望できる。
終点には鉢伏山荘があって、駐車料金は500円。たぶん、ドライブ途中に立ち寄るというよりは、登山の起点にするようなところなのだろう。
ツーリングマップルR関東甲信越(2007年版)によると、山頂までは徒歩1時間で360度の展望とのことだが、インターネットで見ていくと、20分ほどと書いてあるところも多い。
とくに鉢伏山頂まで登らなくとも、ドライブに来る価値のあるスカイラインだと思う。
この道は行き止まりなので、帰りは引き返すしかない。

おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★★
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2001年10月20日(土)
15時頃、 2008年5月23日(金) 13時頃
高ボッチ高原から、崖ノ湯温泉を経て、西へ降りていく道。
高ボッチ山荘の前から、「崖ノ湯温泉 6km」という方へ向かう。
森の中をずっと下っていく、1〜1.5車線幅の狭い道。
うっそうとした森というよりは、のどかな林という感じがして、雰囲気がよかった。季節のせいか?
道は狭いが、落ち葉はきれいに掃除してあった。
最後の方は、小さな渓流沿いになり、ため池があった。
崖ノ湯温泉へ着くとT字路(↑)へ出て、左へ降りていく。反対方向からは、地味な案内表示あり。
温泉街を出ると、センターラインが現れて2車線道へ。そこからはわりとすんなりとした道で降りていく。
東山山麓広域農道との信号付き十字路は「崖ノ湯口」。さらに直進すると、家並みの間を抜けて、県道63号松本塩尻線に出る。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2001年10月20日(土)
14時頃、 2008年5月23日(金) 14時頃