Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 長野 >

道路 スカイライン 高ボッチ・鉢伏高原スカイライン  Precious Road

 高ボッチ高原へ登って鉢伏高原へ走る、狭いが眺めのよい道。

道路 スカイライン 高ボッチスカイライン高ボッチスカイライン

 高ボッチ高原へ登っていく道。

 国道20号塩尻峠から西へ1.7キロ。道路上に「高ボッチ高原→」という案内標識のある、信号のないT字路(→)を北へ入る。ここへ入ったところには、「ドライブテレホン」という、車に乗ったまま使える公衆電話があった。今の時代、本気で使う人がいるとは思えないが、話のタネに、寄ってみるのもおもしろいかも?

 最初の方は、山の斜面にある農村の中。分岐点では、案内表示に従って進んでいく。100メートルほどでいったん右へ向かった後、400メートルほどで急角度で左折するが、そこにも案内看板があった。なお、この道は旧中山道のようで、直進すると御野立公園へ向かう。

 そこからは、森の中をくねくねと登っていく。カーブや狭いところが多く、対向車に注意が必要。あまりスムーズに走れる道ではない。(右上写真)

 ようやく森を抜けたところで、左に高ボッチ高原第1駐車場がある。奥に牧場があるが、特に動物は見えなかった。8月第1土曜日に観光草競馬という表示あり。そこからすこし歩くと、見晴らしの丘がある。

高ボッチスカイライン そこからは、いよいよ高原道路になる。道幅は狭いままなのだが。(右下写真)
 半キロほどで、道路の左右に未舗装の駐車スペースがある。案内図によると、展望広場という場所で、展望案内の石碑があった。諏訪湖・八ヶ岳・南アルプス・富士山という景色だが、湖がすこし隠れてしまっていた。まあ、ここは歩く必要はないのが長所かも。
 さらに半キロほどで、高ボッチ高原第2駐車場があり、そこがアルプス連峰パノラマ展望台になっている。そこからすこし歩いた高ボッチ山は、草原の山頂で見晴らしがよく、ここはおすすめ。
 この高ボッチ高原一帯は、遊歩道が巡らされていて、レンゲツツジの見どころらしい。見頃は6月中旬〜7月上旬とのこと。

 高原をすこし下っていくと、峠部に高ボッチ山荘がある。数十台分の未舗装駐車場があり、山荘は閉まっていたが、飲料自販機は動いていた。150円という山上価格だったが。
 その駐車場からも東方向の景色が見えるのだが、諏訪湖は少ししか見えない。その近くの山の頂へ登ると、360度の展望なので、おすすめ。駐車場から見えるあずまやが目印だ。徒歩3分ほど。 

 さらに奥へ進めば、鉢伏高原スカイラインへ。左へ降りていくと崖の湯温泉への道

 現地では、「スカイライン」という表示は見かけなかった。まあ、名前で誤解してしまう人がいるかもしれないので、その方がいいかも。高原を走る区間があるが、全体からは短いし、道は狭い。冬期は閉鎖らしい。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★★★ (森の中と高原とギャップあり)
走りやすさ  :
★★☆☆☆
行った日時 :
2001年10月20日(土) 15〜16時頃、 2008年5月23日(金) 12〜13時頃

道路 スカイライン 鉢伏高原スカイライン鉢伏高原スカイライン

 高ボッチ高原から鉢伏山(はちぶせやま)への道。

 高ボッチ山荘の前から、「国定公園 鉢伏高原スカイライン入口 鉢伏山荘まで4.9km」と表示されている方へ。

 1〜1.5車線幅の狭い道だが、尾根伝いの道なので、なかなか眺めのいいところがある。
 前半は森の中だが、鉢伏山へ近づくと、草原の中の道となって、さらに道からの展望がよくなる。これぞスカイラインと言える。
 道路脇には、車を止められるスペースがいくつかあるので、そこで景色を眺めることができる。東と北方向には、鉢伏山前鉢伏山の山肌を眺める。西には北アルプス、南には諏訪湖の方を遠望できる。

 終点には鉢伏山荘があって、駐車料金は500円。たぶん、ドライブ途中に立ち寄るというよりは、登山の起点にするようなところなのだろう。
 ツーリングマップルR関東甲信越(2007年版)によると、山頂までは徒歩1時間で360度の展望とのことだが、インターネットで見ていくと、20分ほどと書いてあるところも多い。

 とくに鉢伏山頂まで登らなくとも、ドライブに来る価値のあるスカイラインだと思う。
 この道は行き止まりなので、帰りは引き返すしかない。

鉢伏鉱泉スカイラインと鉢伏山

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★★★★
走りやすさ  :★★☆☆☆
行った日時 :
2001年10月20日(土) 15時頃、 2008年5月23日(金) 13時頃

崖ノ湯の道崖ノ湯温泉から高ボッチ山の道

 高ボッチ高原から、崖ノ湯温泉を経て、西へ降りていく道。

 高ボッチ山荘の前から、「崖ノ湯温泉 6km」という方へ向かう。

 森の中をずっと下っていく、1〜1.5車線幅の狭い道。
 うっそうとした森というよりは、のどかな林という感じがして、雰囲気がよかった。季節のせいか?
 道は狭いが、落ち葉はきれいに掃除してあった。
 最後の方は、小さな渓流沿いになり、ため池があった。

 崖ノ湯温泉へ着くとT字路(↑)へ出て、左へ降りていく。反対方向からは、地味な案内表示あり。
 温泉街を出ると、センターラインが現れて2車線道へ。そこからはわりとすんなりとした道で降りていく。
 東山山麓広域農道との信号付き十字路は「崖ノ湯口」。さらに直進すると、家並みの間を抜けて、県道63号松本塩尻線に出る。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :★★☆☆☆
景色のよさ  :★★☆☆☆
走りやすさ  :★★☆☆☆
行った日時 :
2001年10月20日(土) 14時頃、 2008年5月23日(金) 14時頃

 

目次 親ページ 次の場所