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● 塩尻のドライブスポット

展望地 アルプス連峰パノラマ展望台アルプス連峰パノラマ展望台

 北アルプスを望む、高ボッチ高原の展望所。

 高ボッチスカイライン沿いの高ボッチ第2駐車場の端が、北アルプスを望む展望所になっている。未舗装だが何十台分かはある広い駐車場で、無料。

 中央部に10センチくらいの高さの台があり、その周囲に展望案内が刻まれている。とくにその台の上でなくても、駐車場の端のどこからでも、北アルプスの山並みを一望できて、テーブルやベンチが並んでいる。海抜1643メートル。

 自然保護センターという小屋があり、高ボッチ高原の動植物を写真で紹介していた。入場無料だが、中にあった飲料自販機は150円という山上価格。別棟にトイレあり。

 なお、ツーリングマップルR関東甲信越(2007年版)44ページでのマークの位置は、1キロくらい南西にずれている。

 ここから東へ歩いた高ボッチ山からは、諏訪湖・南アルプス・八ヶ岳・富士山が望めて、そちらもおすすめ。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :
2001年10月20日(土) 15時頃、 2008年5月23日(金) 12時頃

観光施設 平出博物館 (ひらいで)平出博物館

 平出遺跡を中心とした、塩尻市立の歴史博物館。

 塩尻市街の東側、国道153号を南下していくと、下大門交差点の案内標識では、直進方向に「平出遺跡」という表示。なので直進していけばいいのかと思ったら、信号は、斜め左の国道の反対方向が同時に青になるものだから、右折待ちの状態へ。それじゃあ、交差点案内標識と信号の直進扱いが違ってるでしょ。
 まあ、すぐに右へ曲がっていき、県道305号床尾大門線を西へ進む。狭い1.5車線道で、JR中央本線の下をくぐるところは、1車線幅だった。
 その100メートルほど先で、斜め左への分岐があり、その角には、左が平出博物館で、直進が遺跡公園という表示。斜め左へ入ると、そこからはセンターラインのある道になった。

 1キロ半ほどで、森の中へ入ったところで、左側に博物館がある。狭い道へすこし入ったところで、博物館の建物前に未舗装の駐車スペースがあったので、そこに車を置いたが、あとでよく案内表示を見ると、西へ50メートル先にちゃんとした無料駐車場があったようだ。
 後から隣に車が来てしまったので、帰りはUターンできず、狭い道をバックのまま出なくてはならなくなってしまった。

 入館料は大人300円。窓口には、人が常駐しているわけではないが、すぐに来てくれた。
 奥へ進むと、左手の部屋の入口に「順路→」と表示されていたので、その部屋はあとで見るのかと思ってさらに奥へ進んだが、結果的にはそうではなく、まずその部屋の中を見てから、奥へ進めという意味だったようだ。その最初の部屋には、平出遺跡についての展示がある。
 その先は、なぜか中庭のようなところを経由していくので、ドアを2回通らなくてはならないのだけど、なぜかすっと閉まらないで引っかかるんだよね。へんなドアだった。
 その奥の部屋は、塩尻の原始がテーマ。土器の移り変わりがまとめて展示されているのがわかりやすい。
 その2階は、塩尻の民俗で、昔の農具を展示。なぜか薄暗いのだが、なぜか天井からへんな効果音が聞こえてきた。

 ふたたび、中庭の閉めにくいドアを2回通過して戻り、左側の塩尻の古代の部屋へ入ると、菖蒲沢瓦塔(しょうぶざわがとう)という五重の塔の模型のようなものが、一番の見どころだろう。長野県宝ということで、立派なものだった。そこから2階へ階段があるのだけど、登っていくと2階の部屋は立入禁止だった。だったら、階段の前に表示しておいてほしいなあ。

 展示は全体的に大人向けで、落ち着いたもの。隣は、平出歴史公園になっている。
 なんか、文句ばかり書いてしまったようだけど、展示内容はけっしてわるくない。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年5月23日(金) 16時頃

Webリンク 塩尻市のサイトより、平出博物館のページ (別ウィンドウに開く)

公園観光施設 平出歴史公園平出古墳群 第2号墳の石室

 平出博物館の屋外展示という感じのところ。

 平出博物館の隣にあり、駐車場は共通。この公園は無料で入れる。

 入ってすぐ右手に、古墳時代の復元家屋がとしては、全国初のものがある。中へ入れて、わりと広く、中にも説明書きがあった。

 そこからどちらへ進むべきか迷ったんだけど、公園の中央通路のようなところを進むと、右奥に、高床式倉庫が見えてきた。そちらへ向かうと、最後にすこし段差があり、正規の通路ではなかったようだ。でも、そこが踏み跡で道のようになっていたのは、「道」というものが本来どのようにできるものかを表していた。
 そこは、平安時代の豪族の高倉という説明。

 その奥には平出古墳群の円墳が2つあり、その1つには、わりと大きめな石室があった。中に入りたければ入れる。(右写真)

 さらに奥へ進むと、菖蒲沢窯址(しょうぶさわようし)という奈良時代の窯を移築復元したものがあった。平出博物館にある、五重の塔を作ったものらしい。

 そこから、公園の中央通路のようなところを戻ると、石敷きの通路は、石が大きすぎるものだから、歩きにくかった。この公園を作った人には、もうすこし勉強してもらいたいなぁ。
 森の中にあるので、写真を撮ろうとすると、対象物の全体がうまく入らなかったりする。
 博物館と歴史公園の入口には、喫茶店のような店があり、土日営業という表示だった。

写真有 平出歴史公園 写真集

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年5月23日(金) 17時頃

公園観光施設 平出遺跡公園平出遺跡公園 縄文の村

 平出遺跡を一部復元した公園。

 公園の駐車場は、県道305号床尾大門線沿いにある。途中までのアクセスは、平出博物館の項を参照。道路に囲まれた三角形のスペースで、特に区画線はなかった。

 南へ150メートルほどのところが、古代の農村というエリア。大きめな竪穴住居が2つあり、1つは古墳時代のもの。中に入れて、カマドがあった。(右下写真)
 もう1つの中にも、カマドと土器があった。(左下写真)
 そこまでの道は1車線道だが、道路脇に車の幅の未舗装スペースがあるので、車ですぐ近くまで行くこともできる。トイレあり。

 その東に、ガイダンス棟という2階建ての建物がある。その斜め向かいに、5台分くらいの砂利敷きのスペースがあるので、車ですぐ近くまで行くこともできる。ここも道は狭いが。
 入場無料で、遺跡の出土品とか展示されているのかと思ったが、パンフレットがいくつかあるだけ。大画面のビデオがあったが、地元の人らしき人たちが話し込んでいたので…。2階には、昔から今の様子までの絵があった。
 建物の脇にあった飲料自販機が茶色だったのは、遺跡のイメージに合わせたのだろう。

 その建物前が、縄文の村という広場。こちらには、縄文時代の竪穴式住居が7つくらいある。ずいぶんたくさん復元したなという印象だった。中に入れて、石で囲んだ炉に土器が置いてあったり、薪が並んでいたが、ビニールのヒモで束ねてあったりしたのは、なんとも…
 遺跡や住居について、特に説明書きなどはなく、公園として未完成の様子だった。

 平出歴史公園とちがって、開けた場所にあるので、写真は撮りやすい。

 なお、平出博物館からこの公園の間の道は、すごく狭い。博物館でもらった紙によると、どちらかの駐車場に車を置いて、歩いて回るのが、公式の推奨ルートのようだ。

平出遺跡公園 古代の農村  平出遺跡公園 古代の農村 古墳時代の竪穴住居

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年5月23日(金) 17時頃

 

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