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● 茅野のドライブスポット (ちの)

観光施設 八ヶ岳総合博物館八ヶ岳総合博物館

 茅野の地質・自然・歴史を展示。

 茅野市街から国道152号を北東へ。県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線・ビーナスラインとの分岐から700メートルほどで、右へ入るT字路(→)は、信号・右折レーンともないが、道路上に案内標識があるのでわかりやすいだろう。
 坂道を登っていくと、400メートルほどで右側に入口があるが、ここの表示は字が小さくて地味だった。
 小型車40台分くらいの無料駐車場がある。

 駐車場に面した建物の入口は、なぜか関係者専用になっていて、見学者の入口は左側になっていた。なんで横向きに作ったんだろうなぁ?
 自販機で入場券を購入。大人310円。左奥に受付があるが、誰もいなく、このあとどうするんだろうなぁと思っていたら、奥の部屋から人が出てきて、誰かを捜しに行った。電話でもかかってきたところだったようだ。結局、その人が受付に戻ってきて、入場券を見せると、パンフレットをくれた。

 2階がメインの展示室で、最初は地質系。いろいろな種類の石がたくさんあった。日本列島ができるまでのビデオがあり、未来の日本列島は、完全に陸地に囲まれてしまうらしい。
 次が自然系で、八ヶ岳の動物と植物をはく製で展示。昆虫は標本で展示。低地から高地まで、3段階の高さの自然を紹介しているのだが、床が高くなっていくのは、なかなか建物まで凝っている。
 その奥が歴史民俗系。縄文土器が透明なケースに入れてあり、あらゆる方向から見ることができるようになっていた。石器や土器に囲まれて、中央には御柱祭の紹介ビデオ。昔の家の中を復元したものもあった。
 最後は、江戸時代に農業用の水路を作った坂本養川(ようせん)さんのコーナー。大スクリーンに選択式のビデオがあった。

 展望室へという階段があったが、天気が悪かったので、行かなかった。

 1階には文芸館という部屋があり、俳句の掛け軸が中心だが、石器や土器もあった。
 機織機が何台も並んでいた。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆ (出たところで、バスの団体が来ていた)
行った日時 :2008年10月1日(水) 12時頃

観光施設 尖石縄文考古館尖石縄文考古館

 見事な土偶や土器を展示。

 茅野市街から国道152号を北東へ。県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線・ビーナスラインとの分岐から1.8キロほどで、福沢工業団地入口の信号付き十字路を右へ入る。道路上に案内標識が出ているので、わかりやすいだろう。すぐにグリーンラインと交差するが、交差点案内標識の直進方向は「尖石遺跡」という表示だった。2車線道だが、細かなカーブの多い道で、豊平の集落を通過していく。
 3キロ半ほどで、八ヶ岳エコーラインとの十字路の名前は、「尖石考古館西」。
 さらに1キロほど進むと、道路両側に無料の駐車場がある。左側の建物前に十台弱のほか、その先の脇道をはさんで約40台分、道路向かいの右側に約20台分+大型車。

 自販機で入場券を購入。大人500円と、この手の博物館としては高め。
 すぐ先に受付があり、大スクリーンでビデオを見られるので、見たいのがあったら、言ってくださいという話だった。

ビーナちゃんバス停留所 通路中央には、茅野市周辺の遺跡の場所をピンで示したジオラマがあり、説明ビデオ付き。縄文時代には人がたくさんいたが、弥生時代には減ったそうだ。
 右手の最初の展示室には、文様のついた土器を展示。まずは基本から?
 次の展示室が、2人の女神の部屋。国宝の「縄文のビーナス」と、重要文化財の「仮面の女神」という、2つの土偶がある。これがやはり最大の見どころで、なかなか見ごたえがあった。
 3番目の部屋は、土器や石器がいっぱい。見事な文様の土器がたくさんあった。
 奥の部屋は、体験コーナーのようで、縄文時代の服や、土器パズルなどが置いてあった。

 特別展として、土器を写した白黒写真のコーナーがあった。
 売店コーナーでは、縄文のビーナスを中心とした、模型や写真などを売っていた。喫茶コーナーあり。

 建物前のビーナちゃんバス停留所では、2人の土偶がバスごっこをしている。(右写真)

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2008年10月1日(水) 13時頃

観光施設 尖石遺跡尖石遺跡 第33号住居跡

 尖石縄文考古館の向かいにある遺跡。

 駐車場は尖石縄文考古館と共通。道路南側の駐車場から、西へ向かったところ。ここの入場は無料。

 道路に面して、遺跡の説明板があった。縄文時代の集落遺跡で、国指定特別史跡。

 森に囲まれた草地が広がっている。見ることができるのは、第33号住居跡だけのようだ。それも、石が二重の輪になって、場所を示しているだけ。地図付きの説明板はあったが。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年10月1日(水) 13時頃

観光施設 与助尾根遺跡与助尾根遺跡 竪穴住居

 尖石縄文考古館の裏にある遺跡。

 駐車場は尖石縄文考古館と共通。ここの入場は無料。
 考古館の建物の裏へ回っていき、徒歩1分ほど。

 長細い広場に、竪穴式住居が6軒、広場に復元されている。茅葺き屋根の上の方に、木の屋根がかぶっているのが特長か。屋根の下の隙間に、金網が張ってあったのは、鳥が入ってしまうからか? 鳥は昔からいたろうに。

 地図付きの説明板が全体で1つある。6軒の区別はよくわからず、同じような形に見えた。
 中へ入ることもできる。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年10月1日(水) 13時頃

観光施設公園 中ッ原縄文公園 (なかっぱら)中ッ原縄文公園

 「仮面の女神」が発掘された場所。

 県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線・ビーナスラインが、北山国道152号・大門街道と立体交差するところから、西へ約1.2キロ。
 南へ入る脇道の角には、土偶のカラー写真入りの案内看板がある。そこには、「大型バス進入可」と書いてあるくせに、脇道の反対側には、「この先幅員狭し 進入御遠慮下さい」という立て看板があったが、無視して進入可。信号のない、脇道が複雑に分岐した交差点だが、県道と直角方向で南へ入る。

 100メートルほどで、前方に木の柱が並んだ公園が見えてくるが、その手前右側に、「中ッ原縄文公園駐車場」という表示の場所があった。砂利敷きで十数台分。
 そこに車を止めて歩いていくと、公園の脇へ入ったところに、4台分の舗装駐車場がちゃんとあった。だったら、第2駐車場とか補助駐車場とか表示してくれればいいのに。

 「仮面の女神」と呼ばれる土偶が発掘された場所を、再現したものがある。土偶の実物は、尖石縄文考古館にある。
 さらに、太い木の柱が、2×4列に並んでいる。縄文時代後期の柱の穴の跡があったとのこと。上部構造は不明とのことだが、地元の「おんばしら」っぽく復元したようだ。
 歩き回るほどの広さはない小公園で、トイレあり。

 きれいな花壇があり、「ビューティフルビーナス活動」と表示されていた。地元の小学校やボランティアで手入れしているようだ。隣の畑にも、いろんな花が咲いていた。

中ッ原縄文公園 入口案内看板  中ッ原縄文公園 仮面の女神

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年10月1日(水) 14時頃

観光施設 上之段石器時代遺跡 (うえのだん)ど根性コスモス 上之段石器時代遺跡近く

 縄文時代の様々な土器が出土した遺跡。

 国道152号・大門街道が、北山県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線・ビーナスラインと立体交差するところから、北へ約1.3キロ。
 カーナビに表示されるので、近くまで行くのは簡単だったが、それらしきものはなかなか見あたらず。
 結果として、湯川の集落の北端部で、家の間の狭い道を東へ50メートルくらい入った左側に、遺跡を示す柱と説明板があった。そこより北は、畑が広がるところ。北から行くと、センターラインが白から黄色に変わり、最初の脇道。
 道がややくねった砂利敷きの角に、車1台止められないこともない。

 説明板の奥は、墓地と畑と草地で、遺跡らしきものは何も見あたらなかった。奥に、かやぶき屋根の廃屋があったけど、あれは近代の遺物だろう。遺跡はすべて地面の下ということか? 
 縄文時代の早期から晩期まで、様々な土器が出土したという、国指定史跡。
 あとでインターネットで調べると、公有地化を進めているところらしいので、そのうちなにか見るべきものができるのかも?

 北へ150メートルほど、次の東への脇道は、入口付近の路肩が広くなっていて、3台くらい止められる。ここはきれいな舗装道。その道路沿いに、コスモスが咲いていたが、排水溝のふたの溝に生えているのもあった。ど根性コスモスと呼んであげたい。

おすすめ度 :☆☆☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2008年10月1日(水) 14時頃

公園 風除け公園風除け公園

 松並木と井戸のある小公園。

 八ヶ岳エコーライン沿いで、国道299号・メルヘン街道より200メートルほど南、県道191号渋ノ湯堀線より北。
 エコーラインとクロスするように、松の木が並んでいるところ。
 道路西側に、3台分の駐車場がある。

 松並木は、江戸時代に水田を風害から守るためにつくられた防風林とのこと。
 並木に沿って散策道があり、周辺の散策路マップあり。

 手押しポンプの井戸があって、水を汲めるが、のめませんという表示。
 あとは、ベンチが数個あるだけの、小公園。
 裏手にも、小さな駐車場があったが、狭い脇道で、地元の人用だろう。トイレは12〜4月閉鎖。
 2009年にできた、新しい公園。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :2010年7月10日(土) 9時頃

展望地 杖突峠杖突峠 峠の茶屋

 諏訪盆地を見下ろす峠。

 国道152号茅野市へ北上していくと、伊那市(旧高遠町)と茅野市の境から半キロくらい先に、右カーブの左外側に駐車場がある。

 店が2軒あり、左がそば屋、右が峠の茶屋(右写真)。
 茶屋の2階が無料展望台と書かれていたが、もう閉まっていた。さらにトイレあり。

 2軒の建物の間から、諏訪湖と諏訪市街を見下ろせたが、視界があまり広くなくて、そこからはいまいち。
 私有地のようなので、仕方ないか。

おすすめ度 :★★★☆☆ (茶屋が開いていればいいかも)
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2002年9月22日(日) 18時頃

 

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