日向のドライブスポット

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● 日向のドライブスポット

米の山展望台

　日向岬の山上展望台。

　日向岬の南岸の道から、案内表示に従って、Ｔ字路を左へ入ること２回。１．５車線道を登っていくと、終点部に数十台分のわりと広い駐車場がある。

　その奥へ歩いて約２分で、円柱形の展望台がある。
　３階建てで、各階にベンチがあるが、最上階は炎天下、１階のベンチも日なただったので、２階のベンチでサンドイッチの朝食にしたが、ベンチに座ってしまうと、コンクリート製の柵で景色が見えなくなってしまった。
　１階のベンチは、芝生の斜面の上端にあるうえに海を見渡せて、真夏でなければ、なかなか雰囲気のよさそうなところではあった。

　東方向は、日向灘を見渡し、日向岬の先端部と枇榔島を望む。
　南方向は、近くの細川港は木がじゃまだが、その先の門川湾は望めた。
　北方向の海岸線も、木がじゃま。
　西方向の日向市街の方向は、木がのびているうえに電線があって、眺めはよくない。そのうえ、近くにアンテナ塔と電柱が立っていて、視界をさまたげている。周囲の木が生長してしまうのはしかたないとしても、アンテナや電柱は、視界のじゃまになることがわかっていて立てたとしか思えないので、罪は重い。
　最上階の中央部にあるのは、展望案内図ではなく、日向市周辺の宣伝地図だった。

　展望案内図がなかったなぁ、と思いつつ、駐車場に戻ってくると、駐車場の南北両端に展望案内図があった。景色は展望台よりも駐車場で見ろということか…

おすすめ度　：★★☆☆☆～★★★★☆　（駐車場に★４つ。展望台は減点して★２つ）
人気度　　　：★☆☆☆☆
行った日時　：2007年8月17日（金） 8時頃

サンポウ

　日向岬の三方を望む展望所。

　日向岬の南岸の道の道路上に「サンポウ」という案内表示が見えたものの、なんなのかわからずに通過してしまったが、あとでツーリングマップル九州沖縄（2007年版）を見ていると「三方展望台」というのがあって、三方＝サンポウ？　あれが展望台だったのかと気づいて引き返した。

　駐車スペースは数台分しかなくて狭いが、妙に人なつっこいネコがいた。ああやって人に甘えると、なにか食べるものをもらえると学んだのだろう。

　奥へ歩いていくと、１～２分で岩場の海岸へ出て、視界が広がる。あずまやのあるところからは、さすがに名前の通り、西～北～東の三方向の景色を望めた。とくに西方向の岩場の海岸線の景色がよかった。（下写真）

サンポウより西の海岸線を望む

おすすめ度　：★★★★☆
人気度　　　：★★☆☆☆
行った日時　：2007年8月17日（金） 9時頃

クルスの海　十文字

　日向岬の十字型の水路。

　日向岬の南岸の道沿いの駐車場は前後２か所ある。どちらかというと、東側の方が近そうだったが数台分。西側の方がやや広く、十台分以上はあったと思う。
　東側駐車場から歩いて１分で、鐘のある展望場所へ着いた。

　きれいに整備された展望所で、十文字という名前のとおり、たしかに岩で水路が十字になっていた。（下写真）
　クルスというのは、ポルトガル語で十字のことらしい。

　さらに説明板があり、「叶」という字にも見えるということで、願いが叶うという言い伝えがあるとのこと。掲示されていた上空からの写真では、たしかにそう見えなくもなかったが、地上からはどう見てもそうは見えなかったので、上空から見ないと、願いは叶わないのでは？

　展望案内図もあったが、３分の１くらい、はがれてしまっていた。
　ここにもネコが何匹かいて、誰かが捨てた発泡スチロールの弁当箱をあさっていた。

クルスの海

おすすめ度　：★★★★☆
人気度　　　：★☆☆☆☆
行った日時　：2007年8月17日（金） 9時頃

馬ヶ背

　日向岬の柱状節理の断崖絶壁。

　日向岬の南岸の道を進んでいくと、まず第１駐車場があり、その先へすこし降りたところに第２駐車場がある。
　第３駐車場は、半キロほど降りていったところで、離れている。

　第１駐車場に、店と飲料自販機あり。左端の遊歩道が馬ヶ背へ、右端の遊歩道が細島灯台へとあったので、まず馬ヶ背へ向かった。この遊歩道はあまりアップダウンはなく、森の中を進んでいく。
　５分ほどで、馬ヶ背展望台というところへ着いた。長細い水路の両側にそそり立つ柱状節理の断崖を見ることができる。ベンチもある景勝展望場所だったが、なんで「馬ヶ瀬」なのかは疑問だった。

　遊歩道はさらに奥へつづいているので進んでみると、２分ほどで、岩場の海岸の上の尾根のようなところへ出た。左右に視界が広く、さきほどの柱状節理の断崖を外側から見ることもできた。
　形からして、ここが本来の馬ヶ背のようだ。遊歩道はそこで行き止まりだが、馬ヶ背へ行きましたと言うには、ここまで足をのばす必要がある。根元部にあずまやがあるほか、先端部にもベンチがあった。

　九州の東尋坊と呼ばれているらしい。