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道路 峠 国道342号 一関〜栗駒

 国道342号は、秋田県横手市から宮城県津山町まで、内陸を走る国道。
 ここでは、中央部の一関から栗駒峠まで走った。

■ 一関〜真湯(しんゆ)国道342号 矢櫃付近

 一関市街から西へ。最初は中央分離帯のある4車線道。沿道には無料駐車場付きの大型店が並び、買い物街だ。
 3キロほどで、左車線が右車線へ合流する形で2車線道になる。
 ここに限らず、こういう車線の引き方をするから、遅い車がずっと手前から右車線を走るわけで、「車線が減るときは右の車線が減って左へ合流する」という原則にならないものかな?

 厳美渓の付近は、約2キロのバイパスができており、そちらが道なり。厳美渓へ立ち寄るには、左へ分岐する必要がある。バイパスは広めの2車線道で、走りやすい。

 その後は田園地帯の中を快走する2車線道がつづき、周囲への視界も広い。ワンダードライブ東北(2000-01年版)やベストドライブ東北(2004-05年版)の紹介ルートにも取り上げられていて、ツーリングマップル(2004年4月版)のおすすめルートになっているのも納得できる、気持ちよく走れる道だった。(右写真)

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2004年8月12日(木) 8〜10時頃

■ 真湯〜栗駒国道342号 真湯〜栗駒

 真湯温泉をすぎると、一転してヘアピンカーブのある1.5車線道になり、ここで運転モードをスイッチする必要がある。
 森の中を登っていくと、右手に大きく視界が広がるところもあり、山岳道路だ。工事中だったので、走りやすくなるのだろうか?

 真湯温泉から9キロほどのところで、右カーブの左外側に、ブナの恵の水とかいうのがあった。目印は「出入口」という、一見意味不明な立て看板。
 それ以外は、沿道には何もなく、展望所のようなところも用意されていないので、適当に車を止めて、景色を眺める必要がある。

 栗駒峠に近づくと、沿道の木々も背が低くなり、高原らしい視界が広がってくる。
 栗駒峠には、温泉や山荘があり、登山道遊歩道もあるので、散策をおすすめ。

 国道342号は、そこから秋田県に入っていき、未練もあったのだが、今回は栗駒高原道路へ向かった。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :2004年8月12日(木) 10時頃
 なお、国道342号北上川沿いの区間のレポートはこちら

(追記:2008年6月14日の岩手・宮城内陸地震により、大規模な土砂崩れがあり、一関市厳美町天王より西は通行止となった。2010年5月30日、約2年ぶりに復旧し、通行可能になったらしい。)

 

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