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道路 シーサイド 国道336号

 浦河町から浦幌町まで、太平洋沿いを走る国道。
 なお、正式には、終点は釧路で、浦幌〜釧路間は、国道38号との重複区間。

浦河〜えりも町・歌別  襟裳国道

 国道235号よりつづいて、太平洋岸を走る。
 様似(さまに)には、ローソク岩親子岩観音山公園エンルム岬といった見どころいくつもがある。
 ローソク岩は、塩釜トンネルの脇にある岩。見物するには、トンネル手前の左側にあった、ドライブインか売店のようなところに車を止めてになりそう。
 親子岩ふれ愛ビーチは、親子岩の先にある海水浴場。ビーチバレー用のコートもあり、きれいに整備されていた。
 その先の、様似漁港には、海鳥がうじゃうじゃっと止まっている大きな岩があった。漁船の人が、余った魚を与えていたので、そのせいかも。

 アポイ岳に近づくと、海と山にはさまれた道になってくる。山中トンネルルランベツ・トンネルの付近は、改良工事中だった。
 この区間には、工事中のところ以外は、特に走りにくいようなところはなかったのだが、このあたりが最後の改良区間なのかも。

 えりも町の市街地の中には、灯台公園というのがあった。

(私はこの先、道道34号 えりも公園線えりも岬へ向かったため、歌別庶野間の内陸部は、走っていないため省略)

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1999年8月3日(火) 13〜14時頃

えりも町・庶野〜広尾  黄金道路

 まるで黄金を敷き並べたような費用がかかったことから、この区間は「黄金道路」と呼ばれるらしい。望洋台には、「これより黄金道路」の看板がある。
 トンネルと覆道が連続している道。海と山の境に、なんとか道を作ったことがうかがえる。ただ、左右のカーブはあるものの、あまり上下はないので、富山県と新潟県の間の親不知・子不知(おやしらず・こしらず)のようなスリルはなかった。
 工事していたところ以外は、2車線幅。

 広尾の市街に入る手前には、道路脇にフンベの滝がある。この滝は、道路を走りながらでも見ることはできる。
 広尾の市街地よりすこし内陸に入ったところには、大丸山森林公園があるのだが、展望台への道は通行止めだった。
 市街地から数キロで、道は完全に内陸へ入る。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1999年8月3日(火) 17時頃

広尾〜浦幌  ナウマン国道

 広尾町豊似では、帯広へ向かう国道236号との分岐点がある。そちらへ向かう車が多く、この国道336号は、交通量がガタッと減った。
 同じ国道を走っていながら、幹線道からローカル道へ分け入ったような感じだった。

国道336号 ナウマン国道 しかし、ここから先こそが、この国道336号の最も気持ちよく走れる区間だ。
 直線部分が多いうえ、車が少ないので自分のペースで走れる。あまりに快適すぎて、ちょっと路面に凸凹があるのが気になるくらいだ。
 はじめは畑の中、しだいに森の中の道となる。

 美成で、道道657号 美成忠類線と分岐するところでは、地図ではT字路(↑)のように見えたが、実際には、道なりに走っていれば国道336号をたどれた。

 中当農免農道へのT字路(←)には、ナウマン象発掘の地への看板がある。わりと近くにあるので、立ち寄ってもそれほど遠回りではないが、わざわざ立ち寄って見るほどのものはなかった。
 この化石発掘から、このあたりの国道336号を、ナウマン国道と呼ぶらしい。

 晩成温泉へ入る十字路や、勇洞湖へ入る十字路など、ところどころにある交差点のほかは、ずっと森の中の道がつづく。

 十勝川の河口付近では、霧が濃く、直線でも前の車を追い越せないくらいだった。
 十勝川の2キロくらい先で、国道336号は、2つに分かれる。道路上の方面標識は、国道336号は左折するように書いてあるけれども、新しい地図で見るかぎり、直進の道も国道336号のはずだ。浦幌町の中心部や国道38号へ向かうなら、ここを左折になるが、私は直進し、十勝太へ向かった。

 工事中で通行止めの区間もあったが、左に迂回路があり、地図で説明してあった。
 浦幌十勝川の先で、昆布刈石へのダート道につながる。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
★★☆☆☆
行った日時 :1999年8月3日(火) 17〜18時頃、 8月4日(水) 9〜10時頃

 

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