★★★ Precious Road ドライブ旅行記 > 都道府県別 > 北海道 > ● えりものドライブスポット (襟裳)灯台公園昔の灯台を中央に置いた公園。 えりも町の市街の中、国道336号の海側に広場があり、その中央に灯台がある。 灯台は現役ではなく、昔の灯台を保存したもの。
えりも岬北海道の背骨、日高山脈が太平洋へ沈んでいくところ。 道道34号 襟裳公園線で、カーブの外側に大きな駐車場がある。脇には売店がいくつもならび、拡声器を使った呼び込みは、なかなかにぎやかだった。BGMは当然、森進一の「えりも岬」がリピート状態でガンガン流れている。 駐車場から見て、左手の道が、風の館というテーマ館(有料)への入口。その右隣の中央の道が岬への正面ルートで、右手の道がちょっと回っていくルートだ。いずれにしろ徒歩数分で、たいした距離はない。行きと帰りで使い分ければいいと思う。 この日は霧が出ていて、霧笛が鳴っていた。それが歩道のすぐ隣にあるものだから、近くで聞くと、ものすごい音。そのときは、うるさいと思ったが、いまとなっては、えりも岬らしい経験ができたと思う。 風の館の屋上(無料)から階段を下りていくと、さらに岬の先の方へ行ける。ここも数分の距離。ただ、一番奥の展望場所まで歩いていくと、その左手下に車道が見えてしまうのが、ちょっと興ざめ。歩いていくより、車の方が先まで行けるとは…… 売店では、えりも岬名産らしい「えりも巻」を買ってみた。日高昆布で魚介類を巻いたもので、中身が何種類かあったが、私は鰊(ニシン)を選んでみた。あまり若い人向けの味ではないと思うけど、ビールのつまみにおいしかった。1本25センチくらいあるので、1人で食べると、それだけでお腹いっぱい。1本600円。(右写真)
えりも岬の風車えりも岬の牧場の中の風車。 えりも岬から百人浜の方へ道道34号 襟裳公園線を北上してくると、左手奥に大きな風車が2基見えてきたので、ちょっと寄り道。脇道へ入って近づいてみることにした。 緑の牧場の中に立つ、真っ白な風車は、なかなか絵になる光景だ。風力発電の実験用らしい。 広々とした牧場の中を走る脇道も楽しかったが、途中で未舗装となってしまったので引き返した。
百人浜えりも岬の東側の砂浜。 道道34号 襟裳公園線の内陸側に、レストハウスと大きな駐車場がある。 道を渡って、海へ向かって歩いていくと、数分で展望塔があり、さらに1〜2分で砂浜に出る。 約15キロというかなり長い砂浜なのだが、見渡すかぎり左右に誰の姿も見えず、広い砂浜を独り占めだった。 昔、南部藩の船が遭難し、百人余りの人が亡くなったことから、その名が付いたという言い伝えがあるらしい。
百人浜の展望塔百人浜にある展望塔。 アクセスは百人浜の項を参照。 高さは4階くらいの塔で、窓は自由に開けられる。こういう屋内型の展望台では、写真をガラス越しに撮らなければならないことが多いのだが、これはうれしい配慮だ。 まわりは平原なので、眺望は完全に360度。 この塔は、北海道森林管理局のものらしい。1階には、木の苗が置いてあり、こう書いてある。
このあたりは、植林して緑化しているところで、その一端を旅行者にも担ってもらおうということらしい。なかなかおもしろい企画だと思う。家族連れなどで来ていたら、記念に1本植えていくのもいいんじゃないだろうか。
望洋台国道336号沿いの展望&休憩場所。黄金道路の入口にある。 えりも町の庶野から、国道336号を北へ向かうと、まもなく道路の海側に駐車帯がある。入口に「これより黄金道路」の看板があるほか、黄金道路の由来を書いた記念碑がある。
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