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● えりものドライブスポット (襟裳)

公園 灯台公園灯台公園

 昔の灯台を中央に置いた公園。

 えりも町の市街の中、国道336号の海側に広場があり、その中央に灯台がある。
 国道上に「灯台公園」という白地に青文字の標識があるのだが、その標識のところからは入れない。公園の駐車場は、奥側(裏側)から入るようになっている。広場の手前または先にある交差点から、いったん海側への脇道に入り、そこからぐるっと回って、公園の駐車場に入る。
 国道を走ってきた車ではなく、地元の人のための公園のようだ。

 灯台は現役ではなく、昔の灯台を保存したもの。
 広場の端には、ステージのようなものと、トイレがあった。公園といっても、それ以外にはなにもなかった。ちょっとした広場に近い。

おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度    :
★★★☆☆ (地元と思われる子供たちがいた)
行った日時 :1999年8月2日(月) 14時頃

岬 えりも岬

 北海道の背骨、日高山脈太平洋へ沈んでいくところ。

 道道34号 襟裳公園線で、カーブの外側に大きな駐車場がある。脇には売店がいくつもならび、拡声器を使った呼び込みは、なかなかにぎやかだった。BGMは当然、森進一の「えりも岬」がリピート状態でガンガン流れている。

えりも岬 駐車場から見て、左手の道が、風の館というテーマ館(有料)への入口。その右隣の中央の道が岬への正面ルートで、右手の道がちょっと回っていくルートだ。いずれにしろ徒歩数分で、たいした距離はない。行きと帰りで使い分ければいいと思う。

 この日は霧が出ていて、霧笛が鳴っていた。それが歩道のすぐ隣にあるものだから、近くで聞くと、ものすごい音。そのときは、うるさいと思ったが、いまとなっては、えりも岬らしい経験ができたと思う。

 風の館の屋上(無料)から階段を下りていくと、さらに岬の先の方へ行ける。ここも数分の距離。ただ、一番奥の展望場所まで歩いていくと、その左手下に車道が見えてしまうのが、ちょっと興ざめ。歩いていくより、車の方が先まで行けるとは……
 展望場所は断崖の上にあり、なかなか景色のいい岬だ。
 岬の先には岩礁が点々とつづいており、パンフレットによれば2キロ先まであるとのこと。このときは、霧でそこまでは見えなかったけれども。
 この岩礁地帯には、アザラシがいることがあるらしいが、わからなかった。岩とよく似た保護色なので、いたとしても、双眼鏡が必要なんじゃないかな。

えりも巻 鰊 売店では、えりも岬名産らしい「えりも巻」を買ってみた。日高昆布で魚介類を巻いたもので、中身が何種類かあったが、私は鰊(ニシン)を選んでみた。あまり若い人向けの味ではないと思うけど、ビールのつまみにおいしかった。1本25センチくらいあるので、1人で食べると、それだけでお腹いっぱい。1本600円。(右写真)

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
★★★★★
行った日時 :1999年8月2日(月) 15時頃

えりも岬の風車風車牧場 えりも岬の風車

 えりも岬の牧場の中の風車。

 えりも岬から百人浜の方へ道道34号 襟裳公園線を北上してくると、左手奥に大きな風車が2基見えてきたので、ちょっと寄り道。脇道へ入って近づいてみることにした。

 緑の牧場の中に立つ、真っ白な風車は、なかなか絵になる光景だ。風力発電の実験用らしい。

 広々とした牧場の中を走る脇道も楽しかったが、途中で未舗装となってしまったので引き返した。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :1999年8月2日(月) 16時頃

景勝地 百人浜百人浜

 えりも岬の東側の砂浜。

 道道34号 襟裳公園線の内陸側に、レストハウスと大きな駐車場がある。

 道を渡って、海へ向かって歩いていくと、数分で展望塔があり、さらに1〜2分で砂浜に出る。

 約15キロというかなり長い砂浜なのだが、見渡すかぎり左右に誰の姿も見えず、広い砂浜を独り占めだった。

 昔、南部藩の船が遭難し、百人余りの人が亡くなったことから、その名が付いたという言い伝えがあるらしい。

おすすめ度 :★★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :1999年8月2日(月) 16時頃

展望地 百人浜の展望塔百人浜の展望塔

 百人浜にある展望塔。

 アクセスは百人浜の項を参照。

 高さは4階くらいの塔で、窓は自由に開けられる。こういう屋内型の展望台では、写真をガラス越しに撮らなければならないことが多いのだが、これはうれしい配慮だ。

 まわりは平原なので、眺望は完全に360度。
 風向風速計があり、ボタンを押すと、そのときの風向と風速が表示される。風の強い地域らしい趣向だと思った。
 利用時間は9時〜17時と書いてあったので、夜間は鍵を閉めてしまうようだ。

 この塔は、北海道森林管理局のものらしい。1階には、木の苗が置いてあり、こう書いてある。

「あなたもえりも岬に木を植え、心に残る思い出の旅にしませんか?」 

 このあたりは、植林して緑化しているところで、その一端を旅行者にも担ってもらおうということらしい。なかなかおもしろい企画だと思う。家族連れなどで来ていたら、記念に1本植えていくのもいいんじゃないだろうか。

おすすめ度 :★★★★
人気度    :
☆☆☆☆
行った日時 :1999年8月2日(月) 16時頃

展望地 望洋台黄金道路の碑

 国道336号沿いの展望&休憩場所。黄金道路の入口にある。

 えりも町の庶野から、国道336号を北へ向かうと、まもなく道路の海側に駐車帯がある。入口に「これより黄金道路」の看板があるほか、黄金道路の由来を書いた記念碑がある。
 望洋台という名前は地図に載っていたものだが、その名の通り太平洋を望めるし、黄金道路を望むこともでき、その両方を兼ねた場所という感じがした。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1999年8月2日(月) 17時頃

 

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