★★★
Precious
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● 市原のドライブスポット

植物公園に隣接した道の駅。
館山道・市原インターから、国道297号・市原バイパスを南下していくと、国道はなぜか新生十字路を左折していくのだが、そこを直進した先にある。十字路の先で、片側2車線から1車線に狭まるので、直進する車は右車線に行列で信号待ちをしていた。左車線の車は、ほとんど国道へ左折していく。そこから先は、市道13号線になるようだ。
駐車場の入口と出口は分かれていて、反対方向からの入口は右折レーンあり。建物に一番近い列は大型車用になっていて、普通車用は2列目以降。バスを意識したものなのだろうが、このときはバスやトラックは1台もなく、わがままな乗用車が止まっていた。奥に第2駐車場もあり、そこは砂利敷きで9時〜17時という表示。
建物は横に長く、入口はいくつもあるが、トイレ以外は中でつながっている。
軽食・休憩コーナーは小さく、食事は、ざるそば、カレーライス、おにぎりくらいしかない。冷し中華みたいのは売り切れだった。食券自販機もなく、注文を取りに来るような人もいなかった。ガラス張りで、無料休憩所という表示もあったので、そこで買わなくても席は使っていいのかも。
物産コーナーも小さくて、とくに印象に残ったものがない。あとで調べると、サッカーのジェフ市原千葉のグッズがあったらしいが、私は地元のFC東京を応援しているので、敵チームのものは、目に止まらなかったのだろう。
情報コーナーには、タッチパネル式の情報端末が2台ある。基礎的な内容だけで、もうすこし詳しいコンテンツがほしいところ。
農産物直売所だけは、中規模ある。野菜・果物・植木・米だけでなく、加工食品やTシャツもあり、物産コーナーを補完していた。
「道の駅あずの里いちはら」という名前の限定品地酒や(1575円)、九十九里オーシャンビールも売っていた(420円×4種類)。製造元は、山武市だが。
ウィンナーを買ったら、販売元は群馬県高崎市だった。直売所じゃないのか? (2袋セット315円)
「あず」というものは見あたらなかったが、あとで調べると、ここの南が安須という地名だったようだ。ここ自体の住所は、浅井小向なのだが。
奥に、アズ植物公園・都市農業センターが隣接している。
駐車場の隣には、用水路のたまり場のような池があり、水があまりきれいではないのだが、ニシキゴイが泳いでいた。
道路の向かいには、パークゴルフ場がある。
みやげ物と食事なら、北へ約1キロの房の駅の方が、ずっとある。
おすすめ度 :★★☆☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年7月12日(日) 14時頃
市原市観光協会のサイトより、道の駅あずの里いちはらのページ (別ウィンドウに開く)

古墳の上に浅間塚がある公園。
道の駅あずの里いちはらの奥にある。そこから歩いて入ったが、案内図によると、公園自体の駐車場も奥にあるようだ。
道の駅からの連絡道の開門・閉門時間は、午前9時〜午後5時という表示。入園は無料。
斜面の階段を登っていくと、広場に出る。バーベキューをしているグループが、たくさんいた。(有料らしい)
浅間塚(せんげんづか)という、整った円形の丘があって、コンクリートの階段が何本かついている。なぜか、上まで行くのと、途中までしか行かないのがあったが。
説明板によると、富士山の神霊をうつし祭った塚で、明治初期に造られたもの。この台地一帯は、釜神遺跡として発掘調査され、弥生時代から古墳時代の竪穴住居と古墳が多数発見された。この塚は、古墳時代前期の古墳を利用し、その上に盛土を重ねて造られたということ。地面の下に、いまなお遺跡が保存されているということだが、その文章だけで写真も絵もなく、その姿は想像するしかない。
頂上の周囲にベンチが並んでいるのだが、老木の枝が落ちてくるということで、ロープで進入禁止になっていた。
周囲の木の方が高く、外への展望があるのは、ごく一部の方向のみ。
南側に、その塚より高い斜面があり、いくつか花が咲いていたが、探索は省略。
北へ階段を降りていくと、水生植物園へ。水路の上に木道が巡らされているが、咲いている花はユリのようなものなど、ちょこちょこっとだけだった。季節はずれだったかも。アジサイがすこし残っていたが、平成20年200株という表示があり、まだ1株が小さかった。
道の駅あずの里いちはらの駐車場入口脇へ戻る。ここまで約10分。
案内図によると、公園はもっと奥の方まであり、温室や果樹園もあるようだ。昼過ぎで、お腹がすいていたので、それ以上探索しなかったが。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2009年7月12日(日) 14時頃
市原市のサイトより、農業センター(アズ植物公園)のページ (別ウィンドウに開く)
市原市のサイトより、釜神遺跡のページ (別ウィンドウに開く)


新生 房の駅 (あらおい ふさのえき)
千葉県のみやげ物と、うどんなどの和食。
市原市の新生(あらおい)という場所にある。
国道297号・市原バイパスが90度曲がり、県道13号市原茂原線と接続する新生十字路の、北西側の角にある。北から行くと、国道に中央分離帯があるので、直接入れないが、十字路を県道へ右折した側から入れそうだ。
駐車場は40台くらいで、なかなか人気があり、9割くらい埋まっていた。
年中無休で、営業時間は9:00〜20:00という表示。
みやげ物店は、横に長細く、入口は3つあるが、中はつながっている。海産物や農産物の加工品を中心に、落花生など、千葉県らしいみやげ物がそろっていた。野菜・米・植木もあり、品揃えはかなりいい。店内の飾り付けも、にぎやか。店員さんも、すいているレジの方へ声をかけたりと、元気だった。
菜の花竹の子(525円)、いわしマリネ(350円)、ペッパーチキン(630円)、こんにゃくそうめん(252円)を買ったが、どれもおいしかった。
食事処は「勝」という名前の和食で、うどんと釜飯が中心。テーブル席と座敷席がある。メニューは大きなカラー写真入りで、わかりやすい。山菜や卵の載ったぶっかけうどんが890円と、ちょっと高めだが、おいしかった。豚冷しゃぶや、うなぎの蒲焼きが載ったうどんもあったが、千円以上。
建物前に無料の足湯があるが、さすがに夏では、子どもが入って、アツイ〜と言っているだけだった。だったら、入らなきゃいいのに。
パン屋の軽トラックも、店の前に止まっていた。アルザスという名前で、車体に「となりのトトロ」の絵が描いてあったが、買わなかったので、トトロとどう関係あるのかは不明。
「房の駅」という名前からすると、房州=安房の国の店のようにもとれるが、ある場所は総州だ。「千葉が好き」という表示もあり、房総の店というような意味なのだろう。
あとで調べると、ほかにも数軒の店があるようだ。千葉のドライブでは、これからは「道の駅」だけでなく、「房の駅」も立ち寄り場所の候補にしようと思う。へたな道の駅より、よほど観光客が買いたくなりそうなものにあふれている。
屋根の上に乗っている人形が、マスコット・キャラクターかと思ったら、駅長ということらしい。
十字路の南側の向かいは、コンビニ。
斜め向かいに、新風堂という和風の店があり、和菓子屋かと思って寄らなかったが、あとで調べると、酒とコーヒーの店だったようだ。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年7月12日(日) 15時頃
諏訪商店のサイトより、房の駅のページ (別ウィンドウに開く)

千葉県のみやげ物店。
県道14号千葉茂原線・茂原街道沿い。京成千原線・ちはら台駅から南へのびる市道草刈西広線・瓦窯通りとの十字路、千原団地入口交差点の、すぐ西側にある。
駐車場は県道に面していて、出入口はいくつかある。70〜80台分。
千葉県の海産物や農産物などがいろいろ並び、品揃えはかなりよい。ずらり2000品という表示。試食できるものも、けっこうある。表には、地元の野菜や植木も並んでいる。
菜の花鉄砲漬け(389円)は、房の駅限定とのこと。いわし梅煮(350円)は、あまり酸っぱくなかった。ウニマルイカ(630円)、青さのり(630円)もおいしかった。
1000円以上買うと抽選をやっていて、ハズレだったが、アサリの串2本をくれた。アタリが出るとソフトクリームという話だったが、それじゃあ酒のつまみにも、腹の足しにもならないので、ハズレでよかった。
右端には、房の水が流れ出ている。地下水で、持ち帰り自由とのこと。
左手には、「房の庭」があり、無料の足湯とあずまやがある。新生房の駅の足湯は建物前の入口横だったので、そこよりもくつろげそうだ。
全体的に、新生房の駅と同じような感じだが、食事処はない。
帰りは、右手の交差点から長い行列ができていて、右方向は、右折レーンになら入れるが、直進・左折レーンへ入るのは難しそうだった。東側の瓦窯通りへ出られると、便利だと思うが。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★★☆
行った日時 :2009年7月19日(日) 12時頃
諏訪商店のサイトより、房の駅のページ (別ウィンドウに開く)

古墳の起伏がある公園。
京成千原線・ちはら台駅の南から、東西に走る公園通りを東へ400メートル。駐車場の入口は、道路上に案内表示はなく、車が通れる入口自体が目印。
駐車場は50台分くらいだが、休日の昼時だったせいか、満車だった。通路にも縦列駐車していたので、そこへ並べたが、隣に空いた場所があるんだから、広げればいいのに。利用時間は午前9時〜午後5時という表示。
入園・駐車場とも無料。
公園の案内図を見て、古墳広場へ向かうと、緑の芝生におおわれた起伏がたくさんある。
草刈古墳群という説明板が、広場の奥の、大きなあずまやの脇にある。そこに各古墳の名前が書いてあったが、個々の古墳には何の説明書きもない。草刈11号墳という前方後円墳が中心で、長さ約50メートル、高さ約3メートル。それを、大小の円墳が取り囲んでいる。上に登ったり、寝っ転がったりは自由で、きれいに整備されているが、起伏しかないとも言える。
土器や馬具が調査で見つかったと書いてあったが、絵も写真もなく、どこに保管されているとも書いてなかった。
公園の管理棟に人が出入りしていたので、もしかすると古墳に関する展示があるかなと思って入ったが、たいしたものはなかった。
ほかには小さな遊具があるほか、あとはひたすら広場という公園。奥の方には行かずに一周して、約10分。
南隣には、ユニモというショッピングセンターがあり、なかなか人気がある。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★★★ (古墳広場には、ほかに1組しかいなかったが)
行った日時 :2009年7月19日(日) 12時頃
市原市のサイトより、ちはら台公園のページ (別ウィンドウに開く)

上総国分尼寺跡
(かずさ こくぶんにじ あと)
奈良時代の回廊と中門が復元されている。
市原市役所の北東近くにある。
市役所通りの加茂坂上交差点から、北東へ300メートルで、信号付き十字路を右折。南東へ300メートルで、信号のない十字路を左折。いずれも、案内表示があるので、行きやすい。
その道路右側に、見学者用駐車場がある。砂利敷きで、普通車14台分+大型車。利用時間は午前9時〜午後5時。
奥へ徒歩1分で、展示館がある。建物前にも数台分の駐車スペースがあったが、まあすぐ近くなので、車で入って行くまでもない。
入館・駐車場とも無料。受付は特になし。
展示館の展示室は1つで、コンパクトなもの。国分尼寺のジオラマ模型に、瓦や、文字が書かれた土器があった。説明をどこから読むべきなのかわからなかったが、基本的なところから順を追って始めてくれると、わかりやすいように思う。
椅子が並んでいて、ビデオを頼むと上映してくれると書いてあったが、30分ということなので、やめておいた。
展示館の奥側はガラス張りで、国分尼寺の跡地を見渡せる休憩所のようになっていたが、展示品はない。
展示館の裏に、史跡の跡地が広がっている。全国の国分尼寺で、寺域が一番広いとのこと。周辺の碁盤目状の道路と向きが合っていないが、東西南北に合わせたはず。つまり、現代の道路や家の方が、傾いているのだ。
遊歩道がみょうに直角に曲がりくねっていたが、昔の通路に従ったのか? 途中から深い砂利敷きになるので、ヒールの高い靴は避けた方がいいだろう。
赤い回廊が復元されていて、中央に金色の八角灯籠がある。奥の中門は通れないので、中を一周か、外を一周になる。
回廊内を実際に歩くことができるのはいいが、説明書きは、小さなのが2つだけだった。
外周の遊歩道には、説明板が3つあるが、復元工事の苦労話が中心なのは、なんだかなという感じ。
せっかく大きな建物を復元したのに、その価値や魅力を伝えきれていない印象で、見どころとか、当時の様子とか、もっと具体的な説明があるといいのにと思えた。ビデオを見てくるべきだったのかも?
回廊の途中にある中門は、、特別な行事のときだけ使われ、ふだんは閉じられていたということだが、現在も閉じている必要はないと思う。どうせ復元したものなのだし、自由に出入りできるようにした方が、史跡の魅力度が増すと思うが。橋というのは渡ってみたいものだし、トンネルというのは通り抜けてみたいものなのと同様、門というのはくぐり抜けてみたいものなのに。
完成予想図によると、あとは鐘楼を復元し、ほかの建物跡の柱の位置を示す計画があるようだ。21世紀には天平の史跡がよみがえる、と書かれていたので、あと90年以内には完成するようだ。
国指定史跡。見学時間は、約20分だった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2009年7月19日(日) 11時頃
市原市のサイトより、上総国分尼寺跡のページ (別ウィンドウに開く)

養老川の重力式コンクリートダム。
県道81号市原天津小湊線・清澄養老ラインの高滝駅付近の信号付き十字路から、県道168号鶴舞馬来田停車場線を西へ。
200メートルほどで、湖畔に出る手前、道路右側にダム展望テラスがあり、まずここで高滝湖を見渡せる。(左下写真)

さらに650メートルほど進むと、右に高滝ダムへの脇道があり、その奥側の角に、高滝ダム記念館がある。最初、ダムへの脇道へ入ったところに記念館の入口があるのかと思ったけど、記念館の駐車場への入口は直進して県道沿いだった。駐車場は十数台分くらい。
1階が展示室と休憩室で、2階が食事処。昔の道具や写真、周囲の地形のジオラマなどがあった。まあ、それほどの見物はない。
休憩室にはテーブルと椅子があったが、弁当は禁止とのこと。トイレは外側。
高滝ダムの上は、1〜1.5車線幅で、対向車とすれ違えるかは微妙なところ。歩道あり。(右上写真)
対岸へ渡った先は小公園になっていて、そちら側にも十数台分くらいの駐車場がある。
その奥の方は、圏央道の工事中だった。
高滝湖畔を走るレイクラインへは、いったん県道81号市原天津小湊線・清澄養老ラインに戻ってから。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2007年12月16日(日) 15時頃
千葉県のホームページより、高滝ダムのページ (別ウィンドウに開く)

市原市で一番高い大福山の展望台。
養老渓谷駅から西へ、女ヶ倉林道を登っていったところにある。
道路右側(北)に上への歩道が延びており、その入口の柱に「大福山展望台入口」と書かれている。
駐車場はないが、1車線幅の道なので、道路脇の未舗装部分に車を置くのが常識的な止め方。舗装部分は通過する車のためにあけておこう。
坂道と階段を歩いて登っていくと、1〜2分で、金属製の3階くらいの高さの展望台に着く。
このあたりで一番高い山なので、視界は約330度あり、眺めはかなり広い。周囲の山の森が地平線までつづいており、森の緑と空の青が景色を二分する。なかなか気持ちいい。
おすすめ度 :★★★★★
(視界と視野がけっこう広い)
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2001年7月20日(金・祝) 14時頃
大福山展望台の場所

うぐいすライン沿いの自販機休憩所。
県道13号市原茂原線との十字路から北へ1キロ強ほどの道路東側にある。道は平坦で、ぜんぜん峠という場所ではないのだが、うぐいすラインを北へ1キロ半ほど行ったところが、小さな峠越えのようになっているので、そこから名前を持ってきたのかもしれない。
道路沿いにわりと広さのある駐車場所があるが、未舗装で石がざらざらしていた。
自動販売機が並んでいて、シート風の屋根があるだけの無人店。飲料自販機の間に、アダルトな自販機もあるのがなんだけど。
自販機の列の左端に小屋があって、「おもしろグッズ この中にあるよ!」という魅惑的なポスターが貼ってあったので、何があるのかと期待したら、中はタバコの自販機だった。
小屋の中には飲み物のポスターがいくつか貼ってあったが、なかなか趣味のいいポスター・セレクションに思えた。
おすすめ度 :★★★★☆ (大人向け?)
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2007年12月16日(日) 15時頃