★★★
Precious
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● 立山町のドライブスポット
称名滝
(しょうみょうだき)
日本一の落差の滝。
県道170号弘法称名立山停車場線・称名道路を、ずっと奥へ走っていく。
駐車場は無料で、いくつも分かれているが、全体像が道路上に表示されているので、わかりやすい。一番奥の駐車場は大型車用。普通車用はその手前に第1から第4まであるが、誘導係の人とかはいなかったので、とりあえず第1まで行ってみて、満車だったら引き返すという手順になりそう。このときは、第1にまだ空きがあった。トイレあり。
大型車用駐車場の脇には、称名平休憩所・称名滝展示館がある。1階が休憩所で、2階では称名滝を模型やビデオで説明していた。入場無料で、ここで予習して行くのもいいかも。
展示館の2階裏から、その先のレストハウスの脇まで、ちょっとした遊歩道がある。途中にはテーブルとベンチがいくつかあり、称名滝の上の方を遠望できる。
寄り道しない場合は、車道を奥へ歩いていけばよい。レストハウス称名には、食堂と小さな売店があり、飲料自販機は通常120円のが150円という山奥価格。
滝までの道は、ずっと舗装されていて、車も通れる幅がある。実際、パトロール車というステッカーを貼った乗用車が走っていた。登り坂なので、渓谷の景色を眺めながらじっくりと歩いていくのがよさそう。途中には、滝までの距離表示や、休憩用のベンチもあった。
称名滝まで1.3km、約30分という現地の表示だったが、私の足で20分ほどで着いた。
滝の前には、称名橋というコンクリート製のアーチ橋がかかっていて、ここが絶好の滝見橋になっている。滝の水しぶきがかかっていて、真夏でも清涼だった。
橋を渡った先が、何段かの滝見台になっている。大きなあずまやがあり、日陰で休憩できるのは、夏には助かる。
称名滝は、4段になっていて、全部で落差350メートル。さすがの高さがあり、見ごたえは十分にあった。逆光だったけど。
さすがに、滝壺の方へ降りていく道はなかった。
滝のすこし手前には、トイレと、喫煙コーナーと化したあずまやもあった。
その手前の支流には、小さな滝もあって、子どもが水浴びしていた。
日本の滝百選。国指定名勝・天然記念物。
おすすめ度 :★★★★★
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 9〜10時頃
大きな断崖を望む。
県道170号弘法称名立山停車場線・称名道路の途中にある。
道路の北側に、展望台と駐車場があり、14台分で無料。
2階の高さの展望台から、称名川の対岸の崖を見上げる。
古立山火山の噴出物でつくられた溶岩台地を、氷河と称名川の浸食作用によって、おおよそ10万年の歳月をかけて形成された地形とのこと。
高さ500メートル、長さ2000メートルに及ぶ断崖は、日本一の規模らしい。ほとんど垂直の崖なんだけど、けっこう緑におおわれているのが、植物のたくましさを感じる。
悪城の壁というのは、「すごく恐ろしく、砦のように人を寄せつけない崖」という意味らしいが、なんかあまりいい名前じゃないよね。
写真は逆光になってしまう時間だった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 10時頃
旧小学校の建物に、立山町の出土品を展示。
谷口の十字路から県道67号宇奈月大沢野線を南下すると、旧谷口小学校の正門らしきものがあったので、そこへ入ると、数台分の駐車スペースがあった。しかし、玄関には何も書いてない。
おかしいなぁと思い、建物の右へ歩いてまわってみると、南側に埋蔵文化財センターの入口があった。
ちゃんと県道沿いに表示があり、そこにも数台分の駐車スペースがある。南側から行けば、最初にそれが目に入るので、迷うことはないだろう。
古いカーナビだと、小学校のマークが表示されるので、かえって行きやすいかも。
入場・駐車場とも無料。
ドアを入ると、名前や住所を書くノートが置いてあったので、それに記入していると、奥から職員の人が出てきた。ちょうど後ろから入ってきた、これも職員らしき人は、今日は休館日だったんです、と言っていたが、奥から来た人は展示室の照明をつけに行ってくれた。夏休みがあるとは、休館日のデータになかったけどなぁ?
展示室は大きめの部屋1つで、縄文から平安へ時代を追って出土品をぐるっと展示。けっこう大きな土器が並んでいたと思う。
展示室自体は、きれいにできていたが、昔の小学校の跡らしき流し場なども見えた。
子ども向けの体験コーナーらしきものもあった。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月14日(木) 15時頃
立山町のサイトより、埋蔵文化財センターのページ (別ウィンドウに開く)