★★★
Precious
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● 小矢部のドライブスポット (おやべ)

高床建物の柱が見つかった縄文遺跡の展示室。
国道8号小矢部バイパスの桜町西交差点から、県道74号小矢部津幡線を南へ入って、200メートル弱。
道路右側に入ったところが、未舗装の駐車場で、数十台分はあった。
駐車場・入場とも無料。
駐車場の周囲には、環状木柱列と竪穴住居を復元したものがある。住居の入口には板が立てかけてあったので、入ってはいけないようだが、中をのぞくと土器が置いてあった。
丸木舟もあり、舟自体が発掘されたわけではないようだが、発掘されたヒスイの産地が糸魚川にあり、海を渡った交流が縄文時代からあったと思われることから、丸木舟を作って、日本海を漕いで糸魚川まで行ったものらしい。
あと、ヒョウタン棚があって、縄文時代から容器として使われていたという説明だった。
展示館の中には、桜町遺跡の出土品を展示。高床建物の柱だったという、大きな木が印象的だった。あとは、土器、網、布、弓、斧など。
親切なおじさんが、いろいろと説明してくれた。完全に方言だったけど、富山弁は日本で最も古い言葉を受けついでいるらしいので、遺跡の説明をするのに、最もふさわしい言葉なのかもしれない。
発掘中の写真などもあり、遺跡の場所自体は、国道8号小矢部バイパス沿いのようだ。そういえば、その場所自体は見てこなかったなぁ。
名前などは帰りに書いてくださいとあり、それを書いている間に、おじさんがパンフレット類をまとめて、渡してくれた。
高床建物を復元したものは、クロスランドおやべにある。
(追記:2009年10月24日、桜町遺跡に隣接した場所に、道の駅メルヘンおやべができたらしい。)
(追記:2011年9月22日、リニューアルしたらしい。)
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月15日(金) 15時頃
小矢部市のサイトより、桜町遺跡のページ (別ウィンドウに開く)

小矢部市の埋蔵文化財を展示。
県道42号小矢部福光線をJR北陸本線から南へ1キロほど。東方向は4車線道なのに、西方向は1.5車線道という変則的な十字路で、狭い方の西へ入る。角に小さな案内表示あり。その後も案内表示に従って、狭い道を左折・右折と入っていくと、道路右側にある。
また、県道42号小矢部福光線の埴生(はにゅう)交差点から北へ入った道から、右へ入るT字路(→)にも、小さな案内表示があった。
遺跡は場所を選べないけど、展示館なら場所を選べると思うが、なんでこんな奥まったところに作ったんだろう?
駐車場は、建物前に5台分くらい。
駐車場・入場とも無料。「埋文めぐりですか?」と見透かされた声をかけられただけで、名前を書くような受付は特になかった。
そのわりに、桜町遺跡の絵はがきセットを含む、パンフレット類をたくさんくれた。一部、桜町遺跡でもらったのとダブっていたけど。
縄文時代の土器が、その中の時期ごとに展示されていた。1万年以上にわたる縄文時代は、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6期に区分されるが、小矢部市では、そのすべての時期の遺物が出土しているとのこと。企画展ということだったので、ぜんぜん変わるのかもしれないが。
桜町遺跡にあったような木の柱や、いのしし型の土器もあった。
周辺の遺跡マップが置いてあり、若宮古墳へ行くには、それを持っていくといいだろう。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★☆☆☆☆
行った日時 :2008年8月15日(金) 16時頃
小矢部市のサイトより、ふるさと歴史館のページ (別ウィンドウに開く)

埴輪の並んだ前方後円墳。
小矢部ふるさと歴史館から西へ出て、突き当たりのT字路(↑)を右折して北上。その突き当たりの鳥居の手前のT字路(←)で左へ入る。そこからさらにT字路(←)を左へ入るところには、案内表示あり。
その先は、車の幅ぎりぎりの狭い道だが、坂道を登ったところに、古墳が現れる。その先に十数台分の無料駐車場がある。
わかりにくい場所なので、小矢部ふるさと歴史館で案内図をもらって行くといいだろう。
古墳のほか、あずまや、ベンチ、トイレのある小公園になっている。駐車場から古墳までの遊歩道は1分もないが、円筒埴輪が並んでいた。(右上写真)
全長約50メートルの前方後円墳で、富山県指定史跡。
説明板は、若宮古墳自体のほか、「小矢部の古墳」「前方後円墳の時代」というのもあり、それぞれカラー写真付きで詳しかった。地面にある「小矢部市史跡案内図」は立体的。
埴輪は、墳頂部に置かれていたと考えられているが、その痕跡は発見されず、周辺から出土したという説明で、古墳の周囲にいくつか配置されていた。
古墳のぼり口の階段は、裏側にある。丘の上にあるので、古墳の上からは、小矢部市街をけっこう遠くまで望めた。
すぐ隣は墓地になっていて、墓参りの人が来ていた。
あずまやの天井には、近くの埴生護国八幡宮や倶利伽羅峠の源平合戦の説明パネルがあったので、興味がある人は覗いた方がいいだろう。
木のテーブルが前方後円墳の形になっていたり、水飲み場が朝顔型埴輪の形になっていたりして、けっこう凝った古墳公園だ。
帰りは、来たのと反対の南側へ出ようと思ったが、その先の路地で、狭い道にはみだして車が置いてあったので、引き返した。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2008年8月15日(金) 16時頃

クロスランドタワーのある広い公園。
国道471号沿いにあり、小矢部川スーパー農道から北へ1キロ強。
無料駐車場が南北両側にあり、計800台分とのこと。
中央に、直径200メートルという、大きな円形の芝生広場がある。
南側には、クロスランドタワーがあり、公園のランドマークになっている。(有料)
レオナルド・ダ・ビンチの博物館もあり、興味がなくもなかったが、時間がおしていたので通過。(有料)
自衛隊のV-107Aヘリコプターが屋外展示されていたが、周囲がロープで囲まれているのはわかるけど、そのさらに外側も囲まれていて「工事関係者以外立入禁止」というのは、いやな雰囲気だった。
北西側に、桜町遺跡から出土した建築部材をもとに復元した高床建物がある。隣の竪穴住居は、北代縄文広場にあったような、屋根に土をかぶせたものだった。どちらも中には入れない。
タワーから見おろすと、ハート型の島がある池、飛行機の形の遊具などもあった。
売店、飲料自販機あり。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月15日(金) 16〜17時頃
小矢部市のサイトより、クロスランドおやべのページ (別ウィンドウに開く)

小矢部の展望タワー。
クロスランドおやべの中にある。
入場料は大人400円。
外の見えるエレベーターで登っていく。ボタンは4階が展望室の扱いだが、ふつう階数を表示する場所は、地上からの高さをメートルで表示するようになっていた。
展望室は高さ100メートル。平地の中にあり、ほかに高い建物はないので、360度の景色を見渡せる。平野に散居村が広がり、それを囲むようなやまなみ。各方向に展望案内図あり。
クロスランドという名前は、小矢部で高速道路が十字にクロスするかららしいのだが、その様子はよく見えなかった。どうせなら、ジャンクションを見おろせるところに作ればよかったのにという気も。
全国の展望タワーの写真が展示されていたほか、それらのパンフレットが入ったクリアファイルも置いてあった。
おりん・音曼茶羅という12個の鐘があり、恋人同士で2人の干支の鐘を鳴らせとかなんとか。
100円双眼鏡、200円テレビ望遠鏡あり。飲料自販機は通常価格。

おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月15日(金) 16時頃