★★★
Precious
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有峰林道
有峰湖周辺をめぐる有料林道。
料金はどの区間を走っても一律で、普通車1800円。自動二輪車は300円と安い。
一般車が通行できる区間は、全線舗装されている。冬季閉鎖、夜間閉鎖。
有峰林道小見線へのアクセス道。
県道6号富山立山公園線・立山街道からの入口には、「有峰湖」という案内表示があった。
芳見橋で常願寺川を渡り、有峰口駅の脇を通っていくと、県道43号富山上滝立山線にT字路(↑)でぶつかる。正面には、右へ小口川線、左へ小見線という有峰林道の案内表示があった。
左へ100メートルで、十字路を右折。あとは道なり。
亀谷温泉の集落の中には、飲料自販機があり、ここはまだ通常価格だった。
大山歴史民俗資料館へのT字路(←)をすぎると、有峰林道小見線へ。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 11時頃
小見から有峰湖へ向かう道。
入口の料金所では、駐車場の場所や遊歩道の所要時間などが書かれた、詳しい案内図をくれた。
渓谷の中腹を行く道で、道幅は新しそうな2車線区間と、古そうな1車線区間が混在。カモシカ等による落石注意という表示があった。
有峰ダムから流れ出した和田川に沿ったルートだが、川は崖の下の方を流れていて、川沿いの道という感じは弱い。車を止めて見おろせば、見えるとことはあるけれども。
新真谷トンネルはけっこう長く、中でカーブしていく。旧道は通行止になっていた。
新鬼ヶ城トンネルは、2001年のカーナビには入っていなく、改良が進められているようだ。中は登り坂で、やはりカーブしていく。
大型車用押しボタンの区間があり、待ち時間4分という表示。どちらかから大型車が来ているときは、普通車も待っていなければならないようだ。こんな山奥、大型車通行禁止でいいんじゃないかと思ったたけど。(右写真)
(追記:2011年6月1日に、新ニンニクトンネルが開通して、信号はなくなったらしい。)
その先にも、新しそうなトンネルがあったが、中は真っ暗だった。
ひたすら山の中へ登っていく道で、沿道には何も施設はない。ちょっと車を止められるスペースは、ところどころにあった。
西岸線へのT字路(→)には詳しい案内標識があり、直進すると北東岸線(仮称)へ。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 11〜12時頃
案内図に路線名が書いてないので、適当に命名しておくが、有峰湖を周回する湖周線の一部で、北東側の区間。
小見線と西岸線とのT字路から、500メートルほどで有峰湖展望台があり、この林道へ来たなら、ここへ寄るべきだろう。
さらに進むと、有峰記念館やビジターセンターがあり、ここが有峰湖の中心地だ。
このあたりは、白いセンターラインの2車線道で、カーブはあるものの、わりと走りやすい道。道路から湖が見えるところは、ちょっとだけ。あとは木がある。
信号のないT字路(←)で、折立線が東へ分岐する。
直進するとすぐに、斜め右へ分岐した道があり、本線はそこで通行止。
斜め右へ降りていく道は、ぎりぎり1車線道だが、突き当たりに20台分くらいの駐車場がある。そこは森の中だが、野鳥観察コースという砥谷遊歩道がある。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 12〜13時頃
有峰湖から東の折立への道。
北東岸線のT字路から、くねくねとカーブを重ねて登っていく。この分岐点は2001年のカーナビより、だいぶ南へ変わっていた。
後半はすこし下っていき、新折立トンネルへ。このトンネルも古いカーナビとはちがうルートになっていた。
道幅は2車線あるが、きつめのカーブや坂道が多い区間。
トンネルを抜けると、道路左側に縦列駐車がずらっと並んでいた。片側駐車禁止の表示があり、もう片側は駐車していいらしい。
何十台もの車列の脇を通っていくと、道路脇に小屋があって、一般車はそこから先は通行禁止。そういう状況だったので、車から降りずにUターンするしかなかった。薬師岳の登山口になっているらしいが。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 12時頃
有峰湖を周回する湖周線の一部で、西側の区間。
小見線の南端から西へ分岐。1.5車線道をくねくねと進んでいくと、有峰ダムへ。ダムの上は車で通れる、というか、ダムの上を通らないと先へ進めない。狭くて曲がっているため、信号による交互通行になっている。待ち時間は長く、3分以上あった。(右写真)
小口川線との三差路(左下写真)をすぎた先に、湖畔に20台超の駐車場がある。ここは湖がよく見える場所なのだが、料金所でもらった案内図には、なぜかPのマークがなかった。
そこからは、1.5〜1車線道をくねくねと進む。最初のうちは、湖が見えて湖畔道路らしかったが、その後はほとんど森の中をずっと走っていく。
十郎谷には、トイレ付き駐車場があるが、ここからも湖は見えず、用途不明。
南岸線と大多和線との三差路へ出る。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★★☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 13〜14時頃
有峰湖を周回する湖周線の一部で、南側の区間。
大多和線と西岸線との三差路から南へ。
ほとんど1.5車線幅の、森の中の道。最初のうちはまだすんなりとした森林道だったが、その後は細かいカーブがつづく、ワインディング・ロードへ。
湖がちらっと見えるところがなくもなかったが、ほとんど見えない。道が横に広がった駐車可能なスペースは、けっこうあった。
中央付近の右カーブ外側に、林道の竣功記念碑とあずまやがある。駐車区画はその左右に数台分。東西半島遊歩道の入口にもなっている。
この区間の終点手前に、十数台分の駐車場とトイレがあるが、ここも森の中で、湖は見えない。クマに注意の表示あり。
最後に大きく右へU字カーブして、東谷線へ。
有峰湖を周回する東岸線は一般車通行禁止。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 13〜14時頃
有峰湖から、東谷をさかのぼって、南の岐阜県境へ。
南岸線の東端から南へ向かう。
ここは白いセンターラインのある2車線道で、わりと走りやすくなる。県境へ登っていく。
料金所の手前に、二十数台分の駐車場があり、そこでトイレに寄って引き返した。
下り始めてまもなく、左手に有峰湖が遠望できた。しかし、その先はずっと見えなくて、森の中の坂道を下っていくのみ。
坂の途中で、熊の親子に遭遇。車を止めたら、すぐに森の中へ入って行ってしまったので、うまく写真は撮れなかった。子熊はさすがに小ちゃかったけど、親熊の方も1メートルくらいで、あまり大きくはなかったなぁ。まだ若いお母さんだったのか?
この区間は、カーブが大小あるものの、センターラインが確保された準快走道だが、その先の南岸線へ入ったら、運転モードのスイッチが必要。それができていなさそうな、1.5車線のブラインドカーブへ突っ込んできた対向車がいて、ヒヤッとしたよ。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 13〜14時頃
有峰湖から、南西の岐阜県境の大多和峠へ。
西岸線と南岸線との三差路から南西へ向かう。
最初のうちは1.5車線道で、坂道を登っていく。ちょっとした駐車スペース以外は、沿道になにもない。
最後の方は狭くなっていき、1車線幅になってしまう。
県境の大多和峠は、金属製の門が閉まっていて、通れない。料金所でもらった案内図には、「私道のため通行禁止」とあり、いったいどこのどいつが通行禁止にしてるんだよ、と思ったが、門の先の柱に、「株式会社 神高 代表取締役 井上英司」と表示されていたのは、いさぎよかった。
峠の手前に、十数台分の駐車場がある。周囲はすこし広くなっていて、東方の山なみを望むことができる。まあ、そうでなければ、来る人はいないか。天の夕顔というタイトルの石碑があったが、本文は何が書いてあるのか、さっぱり読めなかった。達筆すぎて一般人には読めない、自称文学人の唯我独尊文字という感じ。ベンチがいくつかあり、景色を眺めながら休憩はできる。
案内図の距離表示によると、ここも西岸線の一部になるようだが、明らかに湖岸の道ではないので、分けておく。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★☆☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 14時頃
有峰湖から祐延湖(すけのべこ)を経て、小口川沿いを下る。
西岸線から分岐すると、いきなり狭い1車線道で、崖っぷちを登っていく。有峰ダムを見おろす展望所があり、20台分くらい。
その後は、崖沿いをアップダウンしながら進んでいく険しい道へ。(右写真)
森の中へ入っていくと、、十台分くらいの駐車場があったが、用途不明だった。
次の駐車場は、南側の山が見えた。道路に沿って十数台分。その先が峠部で、そこからは下っていく。
祐延湖を見おろす駐車場は、区画は20台分くらいだが、場所はもっと広くある。トイレあり。
祐延ダムからは、名前の通りに、小口川に沿ったルートになるが、ここも川はずっと下の方を流れていて、ほとんど見えない。狭い道がつづく。(左下写真)
途中で草刈り作業中で、作業員を縫うようによけて通ると、その下はまだ草刈り前で、両側は草ぼうぼうだった。ただでさえ狭い道なのに。
小口川ダムの近くまで来ると、ようやく川が見えて、水の流れる音も聞こえてきた。小口川ダムの脇には、信号付き交互通行のトンネルが2つある。(右下写真)
センターラインが現れたと思うと、すぐに料金所へ。入口で料金を払っているので、出口はスルー。出たところに駐車場あり。
富山県側から有峰湖へのアクセス道なら、小見線の方がまだ走りやすい。ダムめぐりをするか、趣味で走るルートだろう。
この小口川線は、他の区間よりも冬期閉鎖の期間が長い。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★☆☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 15〜16時頃
小口川線へのアクセス道。
小口川沿いを下っていく。
川沿いの道は通行止だったが、すぐ隣に迂回路があった。
小俣ダムの先は、広めの1.5車線道になり、くねくねと下っていくと県道43号富山上滝立山線に出る。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
景色のよさ :★★★☆☆
走りやすさ :★★★☆☆
行った日時 :2008年8月13日(水) 16時頃
有峰林道全体として、有峰湖畔を走るところは少なく、レークサイド・ドライブはあまり期待しない方がいい。ひたすらフォレストサイド・ドライブなので、こういうところは紅葉シーズンがきれいなのだろう。
富山県のサイトより、有峰林道のページ (別ウィンドウに開く)